2022/10/21 金融
アイ・パートナーズフィナンシャルへの転職。事業内容や転職難易度などを解説
アイ・パートナーズフィナンシャルは、金融機関に属することなく独立した立場から資産運用などに関するアドバイスを行う金融アドバイザーであるIFを活用したビジネスを展開している企業です。
どの金融機関にも偏らない、中立した立場からのアドバイスができることがIFAの強みで、日本でも近年徐々にその知名度は上昇しつつあります。
2021年には東証マザーズへ株式を上場するなど、近年業績を挙げている企業です。
そんなアイ・パートナーズフィナンシャルでは、IFAを積極的に募集しています。
同社に所属するIFAは個人事業主扱いのため昇進や降格などの概念がなく、ファイナンシャルアドバイザーとしての実力が業績に直結するのが特徴です。
この記事では、アイ・フィナンシャルパートナーズへの転職を検討している方に向けて、事業内容や転職するメリット、転職難易度などについて解説します。
アイ・パートナーズフィナンシャルを目指す人におすすめの転職エージェント
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この記事でわかること
- アイ・パートナーズフィナンシャルの企業概要
- アイ・パートナーズフィナンシャルの転職ポイント
- アイ・パートナーズフィナンシャルの社風や企業文化
目次
- 1 アイ・パートナーズフィナンシャルを目指す人におすすめの転職エージェント
- 2 アイ・パートナーズフィナンシャルに転職するポイント
- 3 アイ・パートナーズフィナンシャルの企業概要
- 4 アイ・パートナーズフィナンシャルの事業内容
- 5 アイ・パートナーズフィナンシャルの募集要項
- 6 アイ・パートナーズフィナンシャルの転職難易度
- 7 アイ・パートナーズフィナンシャルの転職までの流れ
- 8 アイ・パートナーズフィナンシャルの選考対策・口コミ
- 9 アイ・パートナーズフィナンシャルで働いている方の評判・口コミ
- 10 アイ・パートナーズフィナンシャルの年収・給与
- 11 アイ・パートナーズフィナンシャルでの転職者の出世難易度
- 12 アイ・パートナーズフィナンシャルはどんな人が働いている?
- 13 アイ・パートナーズフィナンシャルの社風
- 14 アイ・パートナーズフィナンシャルのワークライフバランス
- 15 アイ・パートナーズフィナンシャルの社長
- 16 アイ・パートナーズフィナンシャル現職、OB/OGの有名人
- 17 アイ・パートナーズフィナンシャルの転職に関わるQ&A
- 18 アイ・パートナーズフィナンシャルへ転職する方法
アイ・パートナーズフィナンシャルに転職するポイント
アイ・パートナーズフィナンシャルの特徴
- ・数十名のIFAが所属する金融アドバイザリーファーム
- ・所属するIFAは個人事業主として活動を行うのが特徴
- ・景気に左右されやすいが、実力次第で年収は1000万円を超えることも可能
アイ・パートナーズフィナンシャルへ転職するポイント
- ・IFAビジネスを行うIFAとしての契約を随時募集中
- ・そのほかにも、経理や人事といったポジションでも採用が行われている
- ・証券リテールビジネスやコンプライアンス知識などが求められる
アイ・パートナーズフィナンシャルの企業概要
会社名 | 株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル |
---|---|
本社所在地 | 神奈川県横浜市西区南幸2-20-5 東伸24ビル3階 |
社長 | 田中 譲治 |
設立 | 平成18年2月8日 |
株式 | 上場(東証マザーズ) |
株主構成 | 石原章太郎(10.72%) 中道謙(9.61%) 株式会社SBI証券(8.84%) |
アイ・パートナーズフィナンシャルの売上
アイ・パートナーズフィナンシャルの売上推移
事業年度 | 2018年 | 2019年 | 2020年 |
---|---|---|---|
売上高 | 2,379百万円 | 2,467百万円 | 4,034百万円 |
経常利益 | 56百万円 | 7百万円 | 239百万円 |
アイ・パートナーズフィナンシャルの最新ニュース
アイ・パートナーズフィナンシャルの事業内容
アイ・パートナーズフィナンシャルの主力事業は、IFAプラットフォームの提供です。
アイ・パートナーズフィナンシャルでは、ほかの金融機関から独立して中立的な観点からファイナンシャルアドバイスを行うIFAと委任契約を結んでいます。
雇用契約の形態ではないため営業成績による出世や昇進、会社都合の転勤などがなく、独立した自由な立場でファイナンシャル・アドバイザーとしての業務をこなすことが可能です。
具体的なプラットフォーム運営内容として、IFAのためのオフィス賃貸や机の貸し出しなどを行っています。
また、投資情報や自己研鑽のためのシステムとしてIFA向けの各種研修コンテンツなどの提供、IFAに対するコーチングなども行っています。
これらのサポート体制により、IFAの業務を後押しすることがアイ・パートナーズフィナンシャルの主な事業です。
IFAから月々徴収するプラットフォーム利用料などで収益を上げており、今後さらに業績を拡大できるか注目されています。
アイ・パートナーズフィナンシャルの募集要項
IFA
アイ・パートナーズフィナンシャルと委任契約を結び、IFAとしてクライアントに必要な金融アドバイスなどを行うポジションです。
出世や昇格、転勤などの概念がないため、独立した自由な形態でファイナンシャルアドバイザーとしての業務を行うことができます。
必須な経験・スキル
- ・IFAビジネスへ熱意を持って挑戦したいという意思
- ・証券リテールビジネスの経験や金融スキル、コンプライアンス知識
- ・証券外務員資格一種など、必要な資格の保有
アイ・パートナーズフィナンシャルの転職難易度
アイ・パートナーズフィナンシャルの転職難易度は中程度です。
アイ・パートナーズフィナンシャルでは、所属するIFAを随時募集しています。
IFAは金融機関などの助けを借りずに独立して営業活動を行うため、実力の求められる職業です。
アイ・パートナーズフィナンシャルでも、証券リテールビジネスの経験や金融スキルなどを既に持っていることが応募資格として設定されています。
未経験からIFAへ挑戦してみたいという方よりは、既に証券業務などの経験があるため、それを生かしてIFAへステップアップしていきたいという方向けの企業です。
ただし、アイ・パートナーズフィナンシャルではIFA以外にも経理や人事などのバックオフィス系の求人を随時出しています。
応募枠自体はそれほど多くありませんが、IFAとして活動するよりもIFAのサポート業務へ興味があるという場合は、バックオフィス系の求人へ応募するのもおすすめです。
アイ・パートナーズフィナンシャルが転職者に求める人物像
アイ・パートナーズフィナンシャルは、転職者に対して「熱意ある意思を持ってIFAビジネスへ挑戦したいこと」というポイントを求めています。
IFAビジネスは日本ではまだまだ知名度が高くありませんが、欧米などでは既に一般的となっている職業です。
独立した営業形態を取っているため、顧客とIFA双方が満足できるファイナンシャルアドバイスを行えます。
一方で、特定の金融機関のサポートなどは受けることができません。
ファイナンシャルアドバイザーとして、自らが主体性を持って活動することが求められます。
アイ・パートナーズフィナンシャルでは、このようなIFAの特徴を十分に理解し、熱意を持ってIFAへ取り組んでいきたいという人物を募集しています。
アイ・パートナーズフィナンシャルの転職までの流れ
アイ・パートナーズフィナンシャルの選考フロー
エントリー・書類選考
一次面接
想定選考官:人事
想定内容:志望動機やこれまでの経験など、一般的な質問をされます。
最終面接
想定選考官:役員
想定内容:これまでの質問を再度深堀し、改めてマッチしている人材かを判断されます。
内定
アイ・パートナーズフィナンシャルの面接形式
アイ・パートナーズフィナンシャルの面接回数は2回です。
面接の回数が少ない分、面接1回あたりの時間は1時間ほどとやや長く、1対1で行われます。
選考期間は1週間〜2週間ほどと、かなりスピーディーな選考が行われます。
アイ・パートナーズフィナンシャルの面接内容
アイ・パートナーズフィナンシャルの面接は、「どうしてアイ・パートナーズフィナンシャルでIFA業務を行おうと思ったのか」「IFAを目指したきっかけはなんですか」といったオーソドックスな内容がメインです。
証券業務の経験や以前のIFA経験などについても触れられることがあります。
面接というよりも面談というような印象で、基本的な内容について一つ一つ確認していくことが多いです。
また、面接前にアイ・パートナーズフィナンシャルの説明資料や説明ビデオが送付されます。
面接時には、これらの内容をよく理解しているかどうかも問われることがあります。
倍率はそれほど高くありませんが、これらの説明資料にはよく目を通し、気を抜かずに面接対策を行っておく必要があるでしょう。
アイ・パートナーズフィナンシャルの選考対策・口コミ
・公式サイトに載っている求人は少ない
・求人情報はopenworkなどでも確認可能
・比較的和やかな雰囲気で行われる
IFAとしての実務経験はあるかと聞かれました。これまでの経験を端的にお話したところ、携わった証券業務の規模はどれくらいか、などと細かく深堀りされました。
アイ・パートナーズフィナンシャルへの志望動機のほかに、金融業務に関する基礎的な知識の確認が行われました。面接官の方の雰囲気は和やかで、話しやすかったです。
アイ・パートナーズフィナンシャルでどうして働きたいと思ったのかをさまざまな角度から聞かれました。IFAへの応募ではありませんでしたが、IFAという業務形態についてどれほど知っているかを聞かれました。
志望動機のほかに、「先日送付したビデオは視聴しましたか」と聞かれ、視聴した旨を伝えたところ、「内容を簡潔に教えて下さい」と確認されました。資料も合わせて、よく目を通しておくのがおすすめです。
アイ・パートナーズフィナンシャルをどこで知ったのかと聞かれました。また、委任契約の業態を取っているため、IFAとしての実務経験は重点的に質問されました。
アイ・パートナーズフィナンシャルで働いている方の評判・口コミ
独立事業主扱いであったため、自身の営業成績によって年収が決まるというフル・コミッション制でした。月々の変動が非常に大きいため安定性には欠けますが、実力次第では年収1,000万円を狙うこともでき、やりがいのある職業です。アイ・パートナーズフィナンシャルではセミナーなども頻繁に開催されているため、これらを活用できれば成長できる環境だと思います。
アイ・パートナーズフィナンシャルへ所属しているIFAの数と比較すると、アイ・パートナーズフィナンシャルの社内で働いている社員の数は非常に少ないです。少ない社員で多くのサポート業務をこなす必要があるため、やや人手不足感があります。残業自体はそれほど多くなくワークライフバランスは並程度ですが、限られた時間で多くの業務量をこなすことが必要です。風通しは良く、社員同士の距離感は近いです。
収入が自身の営業成績によって確定するため、気を抜かずに仕事をする必要があります。証券と保険のリテール営業がメインなので、月々の景気の動向などによって収入は左右されます。もともと大口のお客様を確保していれば比較的安定した収入を得ることが可能ですが、そうでない場合は新規開拓を行うことが必要です。お客様から直接感謝の声を伝えられたときはやりがいを感じます。
アイ・パートナーズフィナンシャルの年収・給与
年収 | 904万円 |
---|---|
ボーナスの有無 | 記載なし |
昇給制度 | 記載なし |
残業手当 | 記載なし |
固定残業手当 | 記載なし |
通勤手当 | 記載なし |
住宅手当 | 記載なし |
福利厚生 | 個人事業主扱いのためなし |
アイ・パートナーズフィナンシャルでの転職者の出世難易度
アイ・パートナーズフィナンシャルでの転職者の出世難易度は中程度です。
アイ・パートナーズフィナンシャルで活動するIFAは個人事業主のため、出世や昇進といった概念が明確ではありません。
自身の挙げた営業成績が自身の年収や待遇に直結するため、徹底した実力主義となっているのが特徴です。
アイ・パートナーズフィナンシャルで出世できるかどうかは、IFAとしての実力にかかっています。
また、IFA以外として働くアイ・パートナーズフィナンシャルの社内は人数が非常に少ないため、出世は柔軟に扱われています。
年功序列がベースとなっており、勤続年数順に出世していくことがほとんどですが、専属的にサポートしているIFAが目立った実績を挙げれば重要なポジションを任せられることもあります。
アイ・パートナーズフィナンシャルはどんな人が働いている?
アイ・パートナーズフィナンシャルの従業員数
35名
アイ・パートナーズフィナンシャルの平均年齢
42.1歳
アイ・パートナーズフィナンシャルの平均勤続年数
2.6年
アイ・パートナーズフィナンシャルの社風
アイ・パートナーズフィナンシャルの社風の特徴として、風通しの良い実力主義の風土が挙げられます。
アイ・パートナーズフィナンシャルでは、IFA同士の情報交流が積極的に行われています。
IFAを対象としたセミナーなども頻繁に開催されているため、IFAとしての知見を貯めることができる環境です。
上昇志向の社員が多く、仕事に打ち込む社員も多いという社風があります。
それらに加えて、IFAとしての経験を積んだ実力のあるベテラン社員が多く、落ち着いた雰囲気があるのも特徴です。
有価証券報告書の記載内容によると、社員の平均年齢は42.1歳となっており、大企業並みの高めの水準となっています。
落ち着いた雰囲気のもと、着々と実績を積み重ねる社員が多いのが、アイパートナーズフィナンシャルの社風の特徴です。
アイ・パートナーズフィナンシャルのワークライフバランス
副業可否 | 可能 |
---|---|
勤務時間 | 記載なし |
休日 | 記載なし |
その他の休日・休暇 | 記載なし |
平均残業時間 | 記載なし |
フレックス制度 | 記載なし |
リモートワーク | 記載なし |
産休・育休制度 | 記載なし |
時短勤務 | 記載なし |
アイ・パートナーズフィナンシャルの社長
田中 譲治
1957年生まれ。
1979年に大和証券株式会社に入社。
1987年にモルガン・スタンレー証券会社東京支店へ転職。
1992年にUBS証券会社東京支店、1998年にメリルリンチ日本証券株式会社へそれぞれ入社し、2002年にIFAとして独立。
日興コーディアル証券株式会社とIFA委任契約を締結し、2009年にアイブレーン株式会社(現・株式会社アイ・パートナーズフィナンシャル)へ入社。
2016年より、代表取締役社長を務めている。
アイ・パートナーズフィナンシャル現職、OB/OGの有名人
守屋 顕一
1971年生まれ。
1994年に石渡会計事務所へ入所。
2002年に株式会社アクティブへ入社。
2014年に株式会社アイ・パートナーズフィナンシャルの取締役に就任。
翌年、株式会社アクティブの代表取締役に就任。
2018年より取締役システム・インフラ本部長を務めている。
アイ・パートナーズフィナンシャルの転職に関わるQ&A
有価証券報告書の記載内容によると、アイ・パートナーズフィナンシャルの平均年間給与は901万円です。
東証マザーズへ上場した同程度の規模の企業と比較すると非常に高い水準で、高年収を狙える企業であるといえます。
最近も社内の営業の人員強化などを積極的に行っており、上場後も年収の上昇が期待できる企業です。
アイ・パートナーズフィナンシャルでIFAとしての仕事をしていくうえでは、男性と女性で業務内容や待遇に差はありません。
実績が素直に給与へ反映されるフル・コミッション制のため、女性だからといって不利な扱いとなることはないと考えて良いでしょう。
ただし、個人事業主のため女性だから特別扱いで優遇されるということもありません。
IFAの場合は、産休や育休などの制度もないため、ライフプランは事前に練っておく必要があります。
アイ・パートナーズフィナンシャルへ転職する方法
まずは公式採用HPで概要をチェック
アイ・パートナーズフィナンシャルの公式サイトにある採用情報ページから応募できます。
採用情報ページには、「IFAとは」や「サービス紹介」、「IFAインタビュー」などが掲載されているため、一度目を通しておくと良いでしょう。
ただし、求人内容はざっくりとしか掲載されていないため、不透明な部分は少なくありません。
より詳しい内容が知りたいと考える場合は、転職サイトの活用がおすすめです。
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ただし、転職サイトから応募した場合は、転職活動を全て自身で進めることになるため、転職難易度は比較的高くなります。
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