コラム

リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)の評判は悪い?他転職サイトとの比較や口コミの徹底検証

キャリアカーバーの評判・口コミ

29歳 男性

前職:アマゾンウェブサービスジャパン

志望転職先:三菱地所

親身になって対応してもらえました。自身のキャリアについて中長期的な視点で深く一緒に考えていただけたことで、 転職軸をブラさない転職活動を行う事ができました。転職先でも今後のキャリアを意識してやっていこうと思います。

30歳 男性

前職:シャープ

志望転職先:三菱電機

こちらでは面談担当とキャリア担当が異なるらしく、一つ一つの求人情報については詳しい説明を受けることができなかった。

35歳 男性

前職:ソフトバンク

志望転職先:オープンハウス

担当エージェントが、職種や担当業務についてよく理解できていなかったのか、微妙にずれた求人ばかり紹介された。メールに対する返信もなかなかもらえなかった。

39歳 男性

前職:チームラボ

志望転職先:ヤマハ

初めての転職だったので、細かな質問等をしたにもかかわらず丁寧に対応してくれた。職務経歴書の書き方や面接の練習などしていただき、自信をもって選考に進む事が出来ました。

38歳 男性

前職:アクセンチュア

志望転職先:博報堂

今まで、志望理由や転職理由の深堀が出来ていなかったのですが、質の高い手厚い転職サポートのおかげで、軸が明確になり、本当に自分がやりたかった仕事が見つけられました。よいコンサルタントに出会えました。

37歳 男性

前職:アビームコンサルティング

志望転職先:デロイトトーマツコンサルティング

メールを送ってから30分で面接をしていただき、質問や問答内容も適切でスムーズでした。面談後は推薦状を書いてくれて多数のおすすめ求人を送ってくれ、とても頼りになりました。

35歳 男性

前職:富士重工

志望転職先:日産自動車

担当者のサポートがとても良かった。キャリアについて真剣に相談に乗っていただき、面接対策なども丁寧に行ってもらえた。 また職務経歴書の書き方なども、提出する企業ごとに細やかな指導があった。

36歳 男性

前職:武田薬品工業

志望転職先:AGC

これまでの経験を活かしつつ今後のキャリア形成に役立つポジションを提案して頂きました。コンサルタントの方々の質の高さを実感しました。

転職サイト「リクルートダイレクトスカウト」とは

リクルートダイレクトスカウトは、人材系大手のリクルートが運営する転職サイトです。
「ハイクラス求人に特化したエグゼクティブ向け転職サービス」をうたっており、特にミドル層以上に多く利用されています。

年収800万円以上の案件がメインとなっており、転職で年収アップを目指す場合には必ず登録しておきたい転職サイトの一つ。

登録後は、レジュメを見たヘッドハンター・企業からスカウトが届くことになります。自分で求人を検索して応募することも可能なため、情報収集のために様々な案件を見ておくことも可能です。

リクルートダイレクトスカウトの特徴

リクルートダイレクトスカウトのビジネスモデル

リクルートダイレクトスカウトでは、会員登録した求職者にヘッドハンターからのスカウトメールが送られ、企業とのマッチングを行っています。

リクルートダイレクトスカウトの大きな特徴は3つ。

  • ・ヘッドハンターを選ぶことができる
  • ・レジュメは匿名で大事な情報は求人企業に見られない
  • ・非公開求人が豊富

ヘッドハンターを選ぶことができる

リクルートダイレクトスカウトに登録が完了すると、ヘッドハンターからスカウトメールが届きます。さまざまな人材会社に在籍するヘッドハンターから連絡が来るため、自分に合うヘッドハンターに当たれるかどうかは重要なポイントです。
リクルートダイレクトスカウトでは、登録しているヘッドハンターのプロフィールをもとに、求職者がヘッドハンターを選ぶことが可能。

担当業界・職種や経験年数、年齢など、多くの項目のなかで、自分によりマッチするヘッドハンターを探すことができます。

複数のヘッドハンターにコンタクトを取ることももちろん可能なため、何人かのヘッドハンターに希望の条件を伝えておき、マッチする案件があった際に連絡をもらえる状況にしておくのがおすすめです。

レジュメは匿名で大事な情報は求人企業に見られない

転職活動を開始した際に、現職の企業に活動をしていることを知られたくないものです。ハイクラスの求人に応募する人は、現職で既にある程度のポジションについている場合も少なくありません。ときには経営層に属している場合もあり、転職先が決まるまで誰にも知られたくないと思います。

リクルートダイレクトスカウトはその点安心です。選考プロセスが実際に進んでいくまでは、個人を特定する情報は閲覧できない仕組みです。しかし、現職での担当業務等を詳しく書きすぎてしまうと閲覧している採用担当者に特定される可能性もありますので、注意が必要です。

個人情報はリクルートグループ全体でもヘッドハンター自身も特に注意して対応してくれるので、安心して登録できます。

非公開求人が豊富

ハイクラス求人は、往々にして大々的に公開されづらい傾向にあります。経営層に近いポジションであればあるほど非公開求人として登録されることも多くなるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトには、約300社、3000名以上(2021年7月時点)と非常に多くのヘッドハンターが登録しており、その分扱える案件数も膨大なものになります。
ヘッドハンターが抱える多くの非公開求人から、自分にマッチしている案件を紹介してもらえることもリクルートダイレクトスカウトの魅力のひとつです。

タイミングによっても異なりますが、公開求人も含めると、7万件以上もの求人が掲載されています。

リクルートダイレクトスカウトの良い評判

リクルートダイレクトスカウトで転職に成功した方からの良い評判を紹介します。

  • ・ハイクラス求人が圧倒的に多い
  • ・質の高いヘッドハンターに出会える

特に多かった上記2つの口コミについて、それぞれ紹介します。

ハイクラス求人が圧倒的に多い

コンサル・30代前半・男性・年収900万円以上

自分自身のスキルアップ、やりがいを考えて転職活動を開始。

他サイトを含め4社ほどの登録を行い、ハイクラス求人を検索していたが自分の希望に合った求人を検索できず、また紹介もいただけませんでした。

そこで、高年収求人のみを扱っているリクルートダイレクトスカウトに登録。一般的な転職サイトとは違い、ヘッドハンターと呼ばれる方を自分で選び、自分の希望条件に合った求人のみを紹介を頂く事ができました。

結果的に、その中の1社にご縁を頂くことになりました。他の転職サイトでは紹介頂けなかった分、ハイクラス求人数の多さには驚きました。

金融・30代前半・男性・年収800万円以上

現職での給与は年代としては多い方だと思っていましたが、今後のスキルアップを目指して転職を考えリクルートダイレクトスカウトに登録。

今の給料を維持しながらキャリアアップできる企業数は少ないと思っていましたが、登録後にスカウトメールが複数届き驚きました。

いづれも自分の年収を維持しながら、新しい可能性を考えれる求人でヘッドハンターに相談をしながら企業エントリー、面接と進み無事に転職に成功することができました。

ハイクラスの求人数の多さや、ヘッドハンターの専門スキルは他サイトと比較しても断然上だと思います。

ハイクラス求人を専門とするスタイルのため、扱っている求人の大半はハイクラス求人です。他の転職サイトとは異なり、ハイクラス求人を専門に扱う転職サイトだからこその評価です。

質の高いヘッドハンターに出会える

人材・30代後半・女性・年収700万円以上

30代を過ぎて、真剣に自分のキャリアについて考えて始めました。

転職を決めていた訳ではなかったのですが、ヘッドハンターに相談している際に、自分の可能性を考えられる企業を紹介頂きました。

相談したヘッドハンターの方は、自分と同業を経験した方に絞り相談をすることで、今後のキャリア成長に必要な事や目指していく方向性についてもアドバイス頂くことができました。

応募を決めてからは、スピードある対応をして頂いたこと、職務経歴書の記載に関するアドバイスを頂き無事に内定を頂くことができました。

ヘッドハンターの方には本当にお世話になり感謝しています。

金融・40代前半・男性・年収800万円以上

社会人として最後の転職にすると決めて転職活動を開始。

待遇面、年齢や過去の経験等を理由に落ちることもありましたが、職務経歴の書き方や面接時の対応等、ヘッドハンターの方に丁寧にアドバイス頂き結果的に、前職よりも約1.5倍の年収を提示頂き内定を頂くことができました。

業界に精通したヘッドハンターについて頂けたことも転職成功の要因だと思います。

ヘッドハンターの知識やアドバイスは他サイトと比較できないほど高いと思います。

ヘッドハンターは非常に優秀な人材が多いと評価している声が多数あります。スキルの高いヘッドハンターは、業界に精通しています。業界が求めている人物像や将来像も熟知しており、どんな人物が企業で成長できるかを的確にアドバイスしてくれます。

専門性があるヘッドハンターに相談することで、自分が求めるキャリアの整理や企業が求める人物像等を理解しターゲットを絞った転職活動ができます。

マーケティング・40代前半・女性・年収800万円以上

他サイトで転職活動を実施していたが、書類選考が通らない時に何がいけないか等の相談をしていた。最初は、向き合ってくれていたヘッドハンターからの連絡も選考を重ねるうちに少なくなり最後には、レスも遅く意欲的だと感じなくなった。

リクルートダイレクトスカウトでは、ヘッドハンターを検索することが出来きるので自分が転職したい業界に精通した方を探すことができました。

業界に精通している事で、今までの転職活動で不十分だった点も相談でき転職を成功することができました。

ヘッドハンターを自分で探せることで、自分に合いそうな方とコンタクトを取れる仕組みには助けられました。

不動産業営業・30代後半・男性・700万以上

転職活動をした理由は、今後のキャリア形成と年収アップでした。

転職を成功させるには、パートナーとなるヘッドハンターの力を借りる必要性があることは分かっていたのですが、他サイトでは自分でヘッドハンターを探すことが出来ません。その点、リクルートダイレクトスカウトは『厳選ヘッドハンター』の紹介やヘッドハンター検索機能が充実しているので、同じ不動産業界を経験した方とコンタクトを取ることができました。

最終的には、今後の不動産業界で活躍する上で必要となるスキルも明確に整理でき転職も成功することができました。今後は、頂いたアドバイスを元に自分自身でもスキル向上をしつつ活躍していきたいと思います。

転職活動を単独で行い成功することは難しいと言われています。転職活動の成功には転職サイトの利用や支援をしてくれるパートナー探しが必要です。リクルートダイレクトスカウトは自分自身でヘッドハンターを探しコンタクトを取る仕組みが構築されています。

求職者情報を登録することでスカウトをしてくれるヘッドハンターもいますが、担当してくれるヘッドハンターは1人でなくてもいいのです。自分が目指す業界に精通したヘッドハンターや転職成功率が高いヘッドハンターを見つけることは転職成功の近道ともいえます。

リクルートダイレクトスカウトの良い評判は本当?口コミを徹底検証

リクルートダイレクトスカウトの良い評判が非常に多いことは、口コミを見てもなんとなくご理解いただけたと思います。

ここからは、「本当に良いのか」「なぜ良いのか」という裏付けを調査した結果をまとめます。

  • ・ハイクラス求人が圧倒的に多い
  • ・質の高いヘッドハンターに出会える

前述の2つの項目に分け、それぞれ見ていきましょう。

検証①ハイクラス求人が圧倒的に多い

800~900万円 40,845件
1,000~1,400万円 30,992件
1,500~1,900万円 10,664件
2,000万円~ 4,079件

※金額が明示されていない「年収応相談」は省いています。
※件数は時期、タイミングによって異なります。

上記の表は、リクルートダイレクトスカウトに掲載されている求人数を年収ごとにまとめたものです。
リクルートダイレクトスカウトでは、年収800万円に満たない求人はほぼ掲載されておらず、案件の大部分が年収800~1,400万円程度のもので構成されています。

年収1,000万円以上のものでも3万件以上掲載されているため、まさにハイクラスに特化した転職サイトと言えるでしょう。

また、これまでもお伝えした通り、リクルートダイレクトスカウトでは掲載されていない非公開求人のスカウトメールも届くため、実際にはそれ以上の案件のハイクラス求人が存在することになります。

検証②質の高いヘッドハンターに出会える</3>

評判の根拠1:ヘッドハンター検索

前述した通り、リクルートダイレクトスカウトでは、求職者が自ら検索し、自分に合ったヘッドハンターを探せます。
そのため、スカウトメールで案件の条件だけを見て選ぶのではなく、転職するまでしっかりサポートしてくれるか、業界知識は豊富か、理想の転職を成功させるために必要なヘッドハンターかどうかで選ぶことができます。
基本的な検索条件は「担当業種」「担当職種」「業界経験年数」「勤務地」となっており、その他にも学歴や所属企業名など、フリーワードを入力して絞り込むことも可能です。

検索した後は、ヘッドハンターの一覧から興味のあるヘッドハンターを選び、プロフィールの詳細を見ることができます。メッセージなどは1.2行の簡素なものがほとんどですが、得意とする業種・職種から、英語力や学歴などの細かいものに至るまで、ヘッドハンター選びで重要な項目は網羅されています。

評判の根拠2:ヘッドハンターランキング

リクルートダイレクトスカウトには、求職者がより良いエージェント・ヘッドハンターに出会うための仕組みのひとつとして、「エージェント・ヘッドハンターランキング」というものも設けています。
登録されている約300社のエージェント企業、約3,000名のヘッドハンターの中から、各部門ごとに上位を発表しています。

対象となる部門は大きく3つに分かれており、
・決定人数部門
・職種別決定人数部門
・平均決定年収部門
それぞれの部門の上位3社(3人)を選出します。

自分がなにを重視して転職をしたいかでヘッドハンターやエージェントを選ぶ参考にもなるため、質の高いヘッドハンターに出会うために非常に役に立つ制度と言えます。

リクルートダイレクトスカウトの悪い評判・デメリット

続いて紹介するのはリクルートダイレクトスカウトが合わなかった求職者からの悪い評判です。

ハイクラス以外の求人は少ない

研究職・30代後半・女性・600万以上

年収800万円以上の求人数の多さは他サイトとは比較になりませんでした。

その分、幹部クラスなどの求人が多く自分が求めるポジションとは異なると求人数が少ない印象を受けます。

幹部などの高ポジションを望まない方には、他のサイトと併用しながらの方がよい転職活動をする事が出来ると思います。

サービス業・30代前半・男性・500万以上

現職では、これ以上のスキルアップが難しいと考えてリクルートダイレクトスカウトに登録。

ハイクラス求人と言われるだけあり、自分がエントリーできる求人は少ないと感じた。

もっと専門スキルがないとリクルートダイレクトスカウトでの転職は難しいと思います。

ハイクラス求人サイトなだけに、ハイクラス以外の求人は少ないと感じる人が多くいます。しかし、チャンスは存在します。ヘッドハンターに自分の可能性の相談や転職活動を成功するには何が必要であるか相談することで、方向性を見出すことができます。

質の低いヘッドハンターもいる

メーカー・30代前半・女性・年収800万円以上

検索機能があるんですね…。スカウトメールで条件だけ見て相談するのはおすすめできません。
結局は業界知識もなく、こちらの相談に対する回答もピンとこず、別のところで転職することになりました。スカウトメールの場合、良い人と会えるかどうかは本当に賭けですね。

サービス業・30代前半・男性・500万以上

何を基準にヘッドハンターを探したらいいか分からない。

声を掛けてくれたヘッドハンターに任せていいか登録をしたが、機能を使いこなせていない気がした。

転職の成功にはヘッドハンターとの相性が大切だと分かっていても何を基準に自分に合っているか判断することは難しいという意見もあります。こうした場合には、自分の転職した業界を主軸にしているヘッドハンターにコンタクトを取ることから始めてください。

もしも、自分自身には合わないと思った場合には他のヘッドハンターに連絡して問題ありません。連絡を取るヘッドハンターの人数に制限はありませんので、まずはやり取りを行うことで自分に合うヘッドハンターを探していきましょう

職務経歴の入力箇所が多い

証券会社・30代後半・男性・年収700万円以上

ビズリーチとかにも登録してみたが、やはり職務経歴の入力がとにかく面倒だな…。ビズリーチと違って登録時に埋めなきゃいけない項目は少ないけど、登録後に全部埋めようと思うとビズリーチよりもやっかいな印象。

銀行員・20代後半・男性・800万以上

職務経歴書の入力がとにかく面倒です。
ちゃんと記入するのとしないとでスカウトメールの入りがまったく違うのは分かっていますが、本業がバタバタしてる時にはあまり丁寧に記載できないかも。
自分の市場価値を見る意味でも、がんばって入れてみるかー。

リクルートダイレクトスカウトに限らず、転職サイトや転職エージェントを活用する際には、自分の職務経歴を登録する必要があります。

リクルートダイレクトスカウトではより求職者にマッチした案件を紹介するために、職務経歴の入力項目が多くなり、記入が手間と感じる声も多いようです。

基本的な項目だけを埋めることで登録自体は可能ですが、理想の転職を実現させるためには、職務経歴はできる限り詳細に埋めるようにしましょう。

リクルートダイレクトスカウトの悪い評判は本当?検証して分かった実情

ここからは、リクルートダイレクトスカウトの口コミで見られる悪い評判について、実際のところを検証していきます。

  • ・ハイクラス以外の求人は少ない
  • ・質の低いヘッドハンターもいる
  • ・職務経歴の入力箇所が多い

メリットデメリットの両方を理解した上で登録をしましょう。

検証①ハイクラス以外の求人は少ない

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス特化の転職サイトのため、それ以外の案件についてはもちろん少ない傾向にあります。
上の画像は求人検索画面になりますが、年収で絞り込む際には600万円が下限となっており、実際の求人を見ると、600万円で絞り込んだとしても、「600~800万円」など、上限が高く設定されていることがほとんどです。

高い年収や役職を重視しない場合には、dodaやリクナビNEXTなど、より幅広い案件を扱う転職サイトを利用するのがおすすめです。

検証②質の低いヘッドハンターもいる

リクルートダイレクトスカウトにはヘッドハンター検索ができる機能がありますが、星などで求職者からの評価が出ているわけではないため、あまり満足できないヘッドハンターに当たってしまうこともあるでしょう。
そういったことを避けるためには、転職しようと思っている業界や職種などでできるだけ細かく絞り込んだあと、ヘッドハンターのプロフィールに載っている「経歴」や「実績」などを参考にして選んでみると良いでしょう。

また、スカウトメールで求人の条件だけを見て決めると質の低いヘッドハンターに当たってしまうこともあるため、ヘッドハンター検索での相談と、スカウトメールのチェックは必ずどちらも行うようにしましょう。

検証③職務経歴の入力箇所が多い

結論から言うと、職務経歴含め、リクルートダイレクトスカウトのレジュメが特別面倒ということはありません。

用意されている項目自体はビズリーチやdoda X(旧:iX転職)など、他のハイクラス転職サイトとほぼ同様となっています。

リクルートダイレクトスカウトの場合は登録時の必須入力となっている箇所もそこまで多くなく、名前や生年月日などの基本情報、主な職務経歴や学歴などを入力すれば登録は可能です。

ただ、ヘッドハンターはその情報を見て案件紹介のスカウトメールを送るため、情報が不足していると、

・マッチした案件が来ない
・スカウトメールが少ない
・自分の強みをアピールしきれない

などの可能性があります。

より自分にマッチしたスカウトをもらうのであれば、語学力や保有資格、希望条件など、できる限り詳細に記入するようにしましょう。

リクルートダイレクトスカウトの総評

評判やその検証からもわかる通り、リクルートダイレクトスカウトはハイクラス求人やヘッドハンターの探しやすさに強みを持っています。
履歴書や職務経歴書のテンプレートや書き方のノウハウも公式サイト内にまとめられているため、転職サイトのなかではサポートが充実しているといえるでしょう。
ただ、転職が成功するかどうかは、良いヘッドハンターに巡り合えるかどうかにもかかっています。
ヘッドハンター検索などの機能を使いこなし、スカウトメールと合わせて案件のチェックをしておくことで、理想の転職につながっていくでしょう。

リクルートダイレクトスカウトに向いている人と向いていない人の特徴

ここからは、前述した内容も踏まえ、「どんな人がリクルートダイレクトスカウトの利用に向いていて」「どんな人がリクルートダイレクトスカウトの利用に向いていないのか」をまとめていきます。

リクルートダイレクトスカウトに向いている人

リクルートダイレクトスカウトに向いている人の特徴は以下の通り。

  • ・管理職以上の転職を考えている人
  • ・年収アップを目指している人
  • ・複数のエージェントの中からヘッドハンターを選びたい人
  • ・ハイクラス領域での自分の市場価値を知りたい人

リクルートダイレクトスカウトは、CTO、COOなどの取締役クラスやマネージャーなど、ハイクラス転職を考えている人にはもちろんのこと、今より大幅に年収を上げたいと思っている人にもおすすめできる転職サイトです。

また、レジュメを詳細に登録しておけば多くのエージェントからメールが届くため、その案件を見ればハイクラス領域で自分の市場価値がどの程度のものなのかも確認することができます。

ただ「年収を上げたい」と思っているだけでは、それが現実的なのかどうかも判断できません。多くの企業で面接を受けて試すよりも、転職サイトに登録し、どういった条件のオファーが来るかである程度の市場価値を把握しておくことが重要です。

リクルートダイレクトスカウトに向いていない人

リクルートダイレクトスカウトに向いていない人は以下の通り。

  • ・年収600万円以下の転職を考えている人
  • ・新卒や2年目など、社会人経験が浅い人
  • ・目指す企業が明確に決まっている人

リクルートダイレクトスカウトでは基本的に年収600万円以上の案件しか扱っていないため、ハイクラス以外の転職を考えている人にはあまりおすすめできません。
また、ハイクラス転職を目指していても、社会人になってからの経験が浅い新卒や二年目などでは、登録したとしても案件の紹介が少ない可能性があります。

スカウトや実際の面接においても、中途採用の場合は特にこれまでの経験・職歴が重要視されます。業界や職種でのある程度の経験年数があり、自分のスキルに自信を持てるようになってからでないとリクルートダイレクトスカウトは活用しきれないでしょう。

特定の業界での知見やスキルが深まっていれば、異業種の場合でもスカウトが来る可能性は充分あります。

【主要エリア】リクルートダイレクトスカウトの求人数

リクルートダイレクトスカウトは大手リクルートの運営ということもあり、全国を対象に転職サポートを行っています。ただ、全国で活動していても、実際の求人数となると、どうしても東京に集中してしまう転職サイトは多くあります。
ここでは、エリアごとの求人掲載数を見ていきましょう。

東京のリクルートダイレクトスカウトの求人数

東京都</b 49,775件

※求人数は時期やタイミングによって異なります。

求人数については、やはり東京都が圧倒的に多く、約5万件の求人が掲載されています。
都内で転職を考えているのであればかなりの数の求人を見ることができるため、情報収集の一貫としても役に立ってくれるでしょう。
ちなみに、リクルートダイレクトスカウトでは市区町村ごとの検索は基本項目ではできないため、より詳細に探したい場合は、フリーワード欄に市区町村を入力し、募集要件などに記載されている企業を探すしかありません。

大阪のリクルートダイレクトスカウトの求人数

大阪府</b 7,839件

※求人数は時期やタイミングによって異なります。

やはり、東京以外となると求人掲載数ががくっと落ちます。
勤務地が大阪での掲載数は約8,000件となっており、東京に比べると6分の1程度となります。
ただ、これはビズリーチなどのハイクラス転職サイト、リクナビNEXTなどの総合転職サイトと比較しても少ないわけではなく、平均的な数値と言えます。
スカウトメールや個別相談で紹介してもらえる非公開求人も加味すると、充分に活用できる求人数でしょう。

愛知のリクルートダイレクトスカウトの求人数

愛知県</b 4,832件

※求人数は時期やタイミングによって異なります。

主要3エリアで最も求人掲載数が少ないのは愛知という結果になりました。
リクナビNEXTやdodaなどの総合転職サイトと比べると数は少ないですが、ビズリーチやdoda X(旧:iX転職)など、ハイクラスに特化した転職サイトの中では最も多い数字となっています。

それでも東京や大阪に比べて母数は少ないため、登録後にはスカウトメールのチェックやヘッドハンターへの相談を行い、掲載外のものも紹介してもらうようにしましょう。

レジュメ登録に勤務エリアの希望入力欄があるため、スカウトメールでは原則それにマッチしたエリアの求人のみが送られてきます。

リクルートダイレクトスカウトの登録方法

リクルートダイレクトスカウトへの登録手順を紹介します。

  • ・STEP1:基本情報の入力
  • ・STEP2:レジュメの登録
  • ・STEP3:登録完了

上記3つのステップに分けて解説します。

STEP1:基本情報の入力

公式サイトにアクセスし、基本情報として以下の項目を入力します。

リクルートダイレクトスカウトの会員登録

基本情報

・パスワード
・連絡用メールアドレス
・氏名
・生年月日
・性別
・都道府県
・直近の年収
・直近の業種・職種

STEP2:レジュメの登録

リクルートダイレクトスカウトのレジュメ登録

レジュメに入力する項目

・学歴
・語学
・連絡先
・直近の職務経歴

資格や語学情報は丁寧かつ具体的に入力しましょう。入力内容によりスカウト数が大きく変動します。

STEP3:登録完了

登録完了すると以下のメッセージが表示されます。

リクルートダイレクトスカウトの登録完了

レジュメの登録後にも修正や追加は可能です。このメッセージを確認できれば、リクルートダイレクトスカウトの機能を利用できるようになります。

リクルートダイレクトスカウトに関するよくある質問

ここからは、リクルートダイレクトスカウトに関する疑問で挙げられることの多い以下の内容をそれぞれ解説します。

  • ・リクルートダイレクトスカウトにログインができない場合は?
  • ・リクルートの関連サービスにはなにがある?
  • ・リクルートダイレクトスカウトの退会方法は?
  • ・リクルートダイレクトスカウトでの転職活動がバレることはある?
  • ・スカウトが来ないのはなぜ?対処法は?

リクルートダイレクトスカウトにログインができない場合は?

ログインできない時の原因は大きく、以下の3つに分けられます。

  • ・メールアドレスがわからない(異なる)
  • ・パスワードがわからない(異なる)
  • ・推奨環境ではないブラウザを使用している

複数のメールアドレスを利用している人などは、ログイン用のメールアドレス(ID)がわからなくなってしまうこともあるでしょう。そういった場合には、新規会員登録後に、以下のメールが届いているメールアドレスが、登録しているメールアドレスです。
———————-
送信元: CAREER CARVER(キャリアカーバー)[center@careercarver.jp]
件名:【重要】メールアドレスのご登録ありがとうございます【CAREER CARVER(キャリアカーバー)】
———————-
メールを削除してしまった場合などは、直接リクルートダイレクトスカウトに問い合わせるか、別のアドレスで再登録するようにしましょう。

パスワードがわからなくなってしまった場合には再発行が可能なため、以下のURLにアクセスして再発行を行ってください。
パスワード再発行ページ|リクルートダイレクトスカウト

また、リクルートダイレクトスカウトでは基本的に、Microsoft Internet Explorer11及びChrome最新ブラウザを推奨しています。メールアドレスやパスワードの対処で解決できなかった場合は、念のためブラウザを確認するようにしましょう。

リクルートの関連サービスにはなにがある?

株式会社リクルート社が展開するサービスをご紹介します。リクルートは多くのサービスを展開していますが、ここでは転職に関する主なサービスを抜粋します。

サービス名 サービス概要
リクルートダイレクトスカウト ハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト
リクナビNEXT 社会人のための転職情報サイト
リクルートエージェント 転職成功実績No.1のエージェントサービス
タウンワーク社員 家の近くで働きたい方に人気の社員募集が多数のサイト
とらばーゆ 女性のための転職サイト

この他にも、アルバイトや派遣等も豊富な求人を扱っており、それぞれに専用のサービスを展開しています。「転職」というだけでも違う角度で様々な要望に応えるサイトを運営していることが伺えます。

リクルートダイレクトスカウトの退会方法は?

リクルートダイレクトスカウトを退会する際には、ログインしている状態の画面からいくつかの操作を行う必要があります。

  • 1.右上のメニューから設定を開く
  • 2.下部「退会する」を選択
  • 3.「退会手続きへ進む」を選択
  • 4.退会理由の選択から「次へ」
  • 5.注意事項の同意にチェックし、「次へ」
  • 6.退会完了

上記6つのステップで完了です。

リクルートダイレクトスカウトでの転職活動がバレることはある?

リクルートダイレクトスカウトで転職活動を行っていることが、現職の企業にバレる可能性はほぼありません。理由として、レジュメを見ることができるのは「ヘッドハンターだけ」ということが挙げられます。
実際に職歴などの詳細を企業担当者が目にするのはヘッドハンターが紹介するタイミングになるため、現職の企業にその情報がいくことはありません。。

スカウトが来ないのはなぜ?対処法は?

リクルートダイレクトスカウトでスカウトメールが来ない場合には、前提として「スカウトサービスの利用設定」が「利用する」になっている必要があります。全くメールが来ない、という場合には、この設定部分が原因であることがほとんどのため、まずは確認するようにしましょう。

また、利用設定をしてもメールが少ない場合には、職務経歴など、レジュメの内容が不足している可能性も考えられます。さらに充実を図り、スカウトの精度と量を上げていきましょう。

リクルートダイレクトスカウトの運営会社「リクルート」

リクルートの会社概要

企業名 株式会社リクルート(Recruit Co., Ltd.)
創業 創業 1960年(昭和35年)3月31日
設立 1963年(昭和38年)8月26日
(2018年4月1日 株式会社リクルートアドミニストレーションから商号変更)
本社所在地 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2(登記上本社)〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-17
代表電話 03-6835-3000
資本金 3億5千万円
メディア&ソリューション事業の売上収益 7,214億円(2018年4月1日~2019年3月31日)

創業は1960年、既に60年を超えており歴史のある企業です。多くの企業が利用し続けている実績を持っています。実際に転職活動等で利用している方も多く、知名度は国内でもトップクラスです。

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アイソリューションの評判は?利用者の口コミをもとに評判を徹底検証!

転職活動を行う上で、転職サイトや転職エージェントの利用を検討している方も多いでしょう。中でも転職エージェントは担当のコンサルタントがあなたにぴったりの職場を提案してくれるため、ぜひ利用したいサービスといえるでしょう。 しかし、自分...

転職するときに住民税はかかるの?手続き方法など、知っておくべき全知識

会社員は所得税や住民税、社会保険料などが給料から天引きされています。 自分で直接、納付することがないので忘れがちですが、転職のときは住民税を自分で納付しなければなりません。 この、「自分で住民税を納めなければいけない」と...

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