2020/12/16 コラム
気をつけて!絶対に知っておきたい転職活動の面接マナーを徹底解説
転職活動で面接に行くとき、何に気を付ければいいのか、マナーについて気になりますよね。
面接において、マナーや第一印象は採用にとても影響するため、何も気にせずに面接を受けてしまうと、「自分は良い感触だと思ったのに、不合格になってしまった…」と失敗してしまうことがあるんです!
そこでこの記事では、面接で必要なマナーについて、前日に用意するべきことと、当日面接官に良い印象を与えるマナーをご紹介致します。
ぜひ参考にしてください。
1.前日に用意するべき面接マナー2つ
面接は当日のマナーだけではなく、前日までに用意しておくべきマナーが2つもあるので、まず前もって用意しておくべきマナーについてご紹介したいと思います。
・服装
・持ち物
順番にご説明していきますね。
(1)面接前日に確認するべき服装マナー
社会人において第一印象を左右する大きな要因の一つが、服装のマナー。
服装は「清潔感」はもちろんのこと、ビジネスマナーが意識されている服装ができているのかが重要です。
たとえば、スーツで面接に向かう方は「シャツはヨレヨレではないか」や「ネクタイはきっちり締められているか」、「靴は磨かれていてキレイなのか」など、基本的ではありますがこういった細かいことが第一印象に大きく関わってきます。
もちろん服や靴だけでなく、カバンやアクセサリーといった小物も見られるので、着こなしには十分に注意しておきましょう。
(2)面接前日に確認するべき持ち物マナー
また合わせて、面接の前日には「持ち物」もしっかり用意しておきましょう。
たとえば、応募書類は当然のことですが、「身分証明書」「印鑑(できれば銀行印など)」「緊急連絡先」などは前日に準備しておくと、当日なにかあったときに対応することができます。
2.面接当日に気をつけるべきマナーを解説
次に、「面接の当日に気をつけるべきマナー」についてくわしく解説していきたいと思います。
2-1.受付するまでのマナー4ステップを解説
面接の当日は、実際に面接するまでに「受付」をしなければなりません。
なので、まずは受付をするまでのマナーを4ステップにわけてご紹介します。
ステップ1.面接時間の15分前に到着する
面接の当日は、最低でも面接時間の「15分前」に到着しましょう。この理由はシンプルで、遅刻をしてしまう人を積極的に取ろうとする会社は少ないからです。
もし、ピッタリの時間に家を出てしまうと、すこし電車が遅れてしまったり、道に迷ってしまうと確実に遅刻をしてしまうので、15分前行動をしておく方が良いといえます。
ちなみに「電車の遅れは悪くない!」と感じる方もいるかもしれませんが、「公共機関は時間のズレが生じることもある」ということは誰でもわかるはず。
その事態も予測できない人を企業は採用しようとなかなか思いませんよね。
そのため、時間の15分前に到着できるようにしておいた方がいいんです。
早めについたとしても、トイレに行って身だしなみを整えたりしていれば、いい時間になるので安心してください。
ステップ2.スマホは電源を切っておく
早めについた方は、スマホの電源を切っておきましょう。
万が一スマホが鳴ってしまうと、面接担当者の印象はもちろんですが、自分自身が「忘れていた!」と焦ってしまい、面接に集中できなくなってしまう可能性もあるんです。
そのため、確実にスマホが鳴らないよう、電源を切っておいてください。
ステップ3.受付は面接の5分前にしよう
受付をするときは、早すぎても会社の準備が整っていない場合があるため、指定された時間の5分前に受付をしましょう。
ステップ4.受付では「下座」で待つ
受付が終わり、「少々お待ちください。」と案内されたときは、入り口に一番近いイスの「下座」で待っておきましょう。
2-2.入室してからのマナー5ステップを解説
次に、入室してからのマナーについて解説したいと思います。「なんとなく知ってる!」という方も、確認のためにもう一度おさらいしてみてください。
ステップ1.面接室のドアは「ゆっくりと3回ノック」する
面接室のドアをノックするときは、ゆっくりと3回ノックしましょう。
ノックを早くしてしまうと「ん?焦っている?」という印象を与えてしまう可能性もあるので、ゆっくりとしてください。
また、面接室に「ドアが無い」「ドアが開いている」というときは、ノックをすると逆にマナー違反になります。
なので、こういったときはノックをせずに、「失礼します!」と挨拶してから一礼し、入室しましょう。
ステップ2.「どうぞ」と言われてからはっきりと挨拶する
ノックしたあとは、「どうぞ」という面接官の声が聞こえたあとに、「失礼します!」とハキハキ答えてから入室してください。
ここで注意しておきたいポイントは、ドアを開けながら「失礼します!」と挨拶することはNGだということ。
ドアを開けながらの挨拶は、マナー違反になるので注意してください。
ステップ3.ドアは「両手」で閉める
入室したあとは、両手でドアを閉めましょう。
こちらも前を向いて話し「ながら」、ドアを閉めるのはよくないので、注意してください。
ステップ4.挨拶した後に一礼
ドアを閉めたら、ハキハキとした声で挨拶してください。声は第一印象に大きく影響します。
ちなみに入室したときは、「〇〇と申します。本日はよろしくお願い致します。」というように氏名を名乗るだけで充分です。
このとき、お辞儀の角度は35度が目安。首だけ曲げると印象がかなり悪くなってしまうので、背筋を伸ばして腰から曲げてお辞儀をしましょう。
お辞儀をしてから心の中で「1、2」と数え、「3」で元の姿勢に戻すと、キレイな挨拶になります。
ステップ5.「どうぞお座り下さい」の後に着席する
一礼したあとは、すぐに座ることはやめましょう。面接官から「どうぞお座り下さい」と言われてはじめて、イスに着席するようにしてください。
着席するときは、足元に荷物を置いて、カバンはイスの横に立てかけるようにしましょう。
2-3.面接中に良い印象を残すためのマナー5ステップを解説
最後に、面接がスタートして終わるまでのマナーをくわしくご紹介します。
面接官の方に良い印象をもってもらうためにも、ぜひ参考にしてください。
ステップ1.面接を組んでもらったお礼を伝える
面接がスタートしたら、まずはじめに、「面接をわざわざ組んでいただけたお礼」を伝えましょう。たとえば、「本日はお忙しい中、貴重な時間をいただき、本当にありがとうございます。」と伝えてみてください。
面接官は忙しい中、応募してくる人たちに会っているので、感謝の気持ちを伝えると印象が高まります。
ステップ2.面接者の目を見て、ハキハキ話す
面接官に自己PRをするときや、質問に答えるときは、かならず「面接官の目を見て話す」ようにしてください。目を合わさずに話してしまうと、「この人、自信がないんだな」と評価されてしまいます。
とくに営業職を志望する方は、目線や「ハキハキしているのか」という口調をよく見られるので、より注意をする必要があります。
ステップ3.面接を組んでもらった御礼を最後にも伝える
面接をスタートしたときと同じように、最後にも「面接をわざわざ組んでいただけたお礼」を伝えましょう。感謝を伝えることで「悪い印象」を持つ人はいません。
ステップ4.別れの際に再度一礼する
面接室から出るときは、「失礼しました」と一礼をしてから出るようにしましょう。もしエレベーターまで見送っていただいた場合は、お礼を伝えたあとにエレベーターに乗り、ドアが閉まる前にもう一度礼をしてください。
ステップ5.面接終了後は必ずし当日中に御礼メールを送る
最後に、面接した当日中に「面接官」の方にメールでお礼を伝えるようにしましょう。
3.面接マナーや対策をガッツリしたい人は…
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