三菱地所への転職難易度は？将来性や激務との噂も徹底解説

三菱地所転職者の主なキャリアステップ

• 前職

  不動産
  シンクタンク
  コンサルティング

• 三菱地所株式会社に転職
• 次の転職先

  メーカー
  小売
  不動産
  コンサルティング

三菱地所の主な転職元・転職先

三菱地所は、東京屈指のオフィス街である丸の内エリアを中心とし、国内に止まらず海外の都市開発も行うグローバルな総合デベロッパーです。
主に、さまざまなグループ会社と協力しながら住宅事業や設計事業などを展開しています。
また、2022年に人気のアニメ「おしりたんてい」や人気の知識集団「QuizKnock」とコラボし、謎解きイベントやコラボカフェ、グッズショップを展開する「丸の内ファミリーウィーク」を開催するなど、幅広く手掛けている企業です。
そんな三菱地所は、給与水準が高いことはもちろん、大きな社会貢献度の高い仕事内容やワークライフバランスの良さなど、従業員からの評判は非常に高く、転職者からも人気の高い企業となっています。

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この記事でわかること

• 三菱地所の企業概要
• 三菱地所の転職ポイント
• 三菱地所の社風や企業文化

三菱地所に転職するポイント

三菱地所の特徴

三菱地所へ転職するポイント

三菱地所の企業概要

会社名	三菱地所株式会社 MITSUBISHI ESTATE CO., LTD.
本社所在地	東京都千代田区大手町1-1-1　大手町パークビル
社長	吉田 淳一
設立	1937年5月7日
株式	上場（東証1部）
株主構成	日本マスタ－トラスト信託銀行（16.41％） 自社（4.95％） 日本カストディ銀行（4.88％）

三菱地所の売上

三菱地所の売上推移

年数	2019年度	2020年度	2021年度
売上高	1,302,196百万円	1,207,594百万円	1,349,489百万円
経常利益	219,572百万円	210,965百万円	253,710百万円

三菱地所の最新ニュース

三菱地所の最新情報を掲載しております。

三菱地所の事業内容

コマーシャル不動産事業

三菱地所では、2020年よりビル事業、生活産業不動産事業、ホテル・空港事業を統括し、「コマーシャル不動産事業」として統合しました。
そんなコマーシャル不動産事業は、収益全体を占めるメインとなる事業です。
そのなかでもビル事業は、コマーシャル不動産事業のなかでもトップの収益を産んでおり、三菱地所がビル事業に強いことが分かります。
今後も大手町や丸の内、有楽町地区の都市開発に力を入れることが明言されています。

住宅事業

首都圏におけるマンションの開発や分譲を中心に、全国で展開している事業です。
主に、「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」をはじめとするの分譲住宅や賃貸住宅、注文住宅を取り扱っています。
また、住宅事業では住宅の販売だけでなく、売買の仲介やリノベーション、管理まで全てを行うため、住まいに関するあらゆるシーンに寄り添う形で、事業を展開しているともいえるでしょう。

海外事業

さまざまな不動産事業をグローバルに展開している事業です。
三菱地所では、1970年代より、アメリカ・イギリスでの不動産賃貸・開発事業を行っています。
近年では、ヨーロッパ大陸やアジア圏への事業展開も進めており、ニューヨークをはじめ、ロンドンやパリ、シンガポール、ベトナムなど、世界各国でのビルや住宅の管理販売を行っています。

三菱地所の転職の募集要項

総合職

総合職では、都市開発全般の事業グループに振り分けられ、自身のスキルにあったセグメントでの業務を行います。
オフィスビルから注文住宅、物流施設の開発、不動産売買、経営企画、経理、人事まで、幅広い職種に就くことになりますが、どれも三菱地所という国内大手デベロッパーの中で重要な役割を担うポジションとなるため、どの分野においても高いスキルが求められます。
ただし、段階別研修やロジカルシンキング、組織開発などの専門スキルを磨くことのできる能力開発プログラム、語学力向上支援、資格取得支援など、スキルアップ支援体制も整えられているため、入社後のスキルアップも充分期待できるでしょう。

サステナビリティ推進

環境やエネルギー関連データの取りまとめ業務や、ESGインデックス、イニシアティブ対応業務を担うポジションです。
そのほかにも、環境法令対応業務やグループ内調整、折衝業務なども行います。
多岐にわたって業務に携われるため、刺激を受けながら業務を遂行できる職種です。

広告宣伝

丸の内エリアのイベントを統括し、主に集客を目的としたイベントを実施するポジションです。
具体的には、イベント集客に向けた広告展開計画を立案や実行するイベント広告業務や、イベント、店舗などに関する情報発信と広告展開の方針検討を行うSNS広報戦略に関する業務を担当します。
また、丸の内ビジョンなどの運営やMarunouchi.comのリニューアル検討といったWEBサイトの運営業務も行うなど、幅広い業務に携われる職種です。

三菱地所の転職難易度

三菱地所への転職難易度は非常に高いです。
中途採用の倍率は公表されていないものの、東洋経済新報社から発行されている「入社するのが難しい有名企業トップ200社」では、2位にランクインしており、新卒・転職問わず、転職の難易度が高いことがわかります。
また、三菱地所の新卒採用枠は30〜40に対し、離職率は非常に低いため、公開の中途募集が行われる頻度は低く、募集枠が非常に少ない狭き門となります。
ただし、三菱地所ではエージェントを介した非公開求人を出している可能性が高い企業でもあります。
三菱地所への転職をお考えの場合は、転職エージェントを活用することを強くおすすめします。

三菱地所が転職者に求める人物像

三菱地所の総合職キャリア採用ページでは、人事からのメッセージとして「同種の人財ばかりを揃えるつもりもありません。」※と明記されています。
つまり、新卒からプロフェッショナルに育て上げる傾向がある三菱地所で、中途採用を募集する理由は、グループに新しい発想を産む起爆剤を欲しているからです。
そのことから、三菱地所では「型にはまらない尖った人材」を募集していることがわかります。

引用元：三菱地所|総合職採用サイト

三菱地所の転職までの流れ

三菱地所の選考フロー

エントリー・書類選考

web適性検査

一次面接

想定選考官：人事部・部長クラス
これまでの経歴や入社後に取り組みたいことなど、基本的な質問をされます。

最終選考

想定選考官：役員クラスの社員と人事部長
入社の意思確認だけではなく、これまでの質問の深堀が行われます。

三菱地所の面接形式

三菱地所の面接は1回あたり30分～1時間程度です。
応募から内定までの期間は約4か月かかります。

三菱地所の面接内容

三菱地所の面接では変わった質問はあまりなく、入社・退職理由、入社後に取り組みたいことなど一般的質問が多い傾向があります。
また、よく質問されるものとして「なぜ他社ではなく三菱地所なのか」「好きな建物は？」などデベロッパーらしい内容が挙げられます。
三菱地所の強みであるビル事業の都市開発部分や、過去のプロジェクト内容など、公式サイトで事前に確認して、自己アピールに繋げられるよう準備しておきましょう。

三菱地所の選考対策・口コミ

三菱地所で働いている方の評判・口コミ

三菱地所の年収・給与

年収	1,264万円
ボーナスの有無	有り
昇給制度	有り
残業手当	有り
固定残業手当	有り
通勤手当	有り
住宅手当	有り
福利厚生	住宅取得援助、企業年金、社員持株会、共済会、社内預金 財形住宅貯蓄制度三菱地所グループDC（ライフプラン年金）制度

三菱地所での転職者の出世難易度

三菱地所では、よほどの功績がない限り、年功序列的に出世していくため、係長クラスまでであれば出世難易度は低いでしょう。
これは全社員に適用されるため、転職組がプロパーと比べて出世が困難ということはありません。
ただし、課長クラスへの出世を希望する場合、難易度は非常に高いです。優秀な社員が多く在籍する三菱地所の中で、上長推薦を受けるような目立った功績を長年に渡って残し続ける必要があります。

役職ごとの平均年収

弊社独自調査結果

20代後半	なし	800万円
30代前半	なし	1000万円
30代中盤	なし	1200万円
30代後半	なし	1200万円
40代前半	なし	1300万円
40代後半	なし	1000万円
50代前半	部長	1500万円

三菱地所はどんな人が働いている？

三菱地所の従業員数

1,053名（単独）
10,202名（連結）

三菱地所の平均年齢

42歳8か月

三菱地所の平均勤続年数

17年4か月

三菱地所の社風

三菱地所の社風の大きな特徴は、社員同士の距離感の近さが挙げられます。
三菱地所は、採用人数が毎年少なく、離職率も低いため、人員の入れ替わりが少ない企業です。それに加えて独身寮の存在や、チーム中心の業務の進め方も社員同士の近さの理由となっているようです。
ただし、社員同士の距離感が近いとはいえ、体育会系の雰囲気はなく、比較的保守的なコンプライアンス重視の社風となっています。

三菱地所のワークライフバランス

副業可否	可能（応相談）
勤務時間	9:15〜17:45
休日	土日祝日（完全週休二日制）
その他の休日・休暇	年次有給休暇、年末年始休暇、夏季休暇、慶弔休暇、リフレッシュ休暇など
平均残業時間	月20時間程度
フレックス制度	有り（コアタイム 10:00～15:00）
リモートワーク	有り
産休・育休制度	有り
時短勤務	有り

三菱地所の社長

吉田 淳一

1958年生まれ、福岡県出身。
東京大学法学部卒業後、1982年に三菱地所へ入社。
人事部長、ビルアセット業務部長などを経験し、2014年に常務執行役員に就任。
2016年に取締役兼執行役常務に就任し、翌年2017年に11人抜きで社長職へ就任。
会長就任の会見では、「長期的な視野を持って街づくりが生み出す価値を提供したい」と豊富を述べている。

三菱地所現職、OB/OGの有名人

杉山 博孝

1949年生まれ。東京都出身。
一橋大学卒業後、1974年に三菱地所へ入社、地域開発、人事、経理、総務など様々な部署を経て2011年4月より代表取締役社長に就任。
東日本大震災直後による電力不足の時期に社長に就任し、高層ビルへの省電力機器や太陽光発電などの導入を加速させた実績を持つ。
また、3年間の設備投資予算のうち、約15%をアジアを中心とした海外事業に向け、三菱地所のグローバル化を進めた人物としても知られる。
現在は、取締役会長を務めている。

三菱地所の転職に関わるQ&A

三菱地所へ転職する方法

まずは公式採用HPで概要をチェック

三菱地所の公式サイトから採用情報ページに移動することで、キャリア採用から応募することが可能です。
求人情報以外にも、IR情報やサステナビリティ、グローバルでの取り組みなども掲載されているので、転職を考えている方や企業研究をしている方は一度読んでおくと良いでしょう。
ただし、求人情報の内容は深堀された内容とは言えず、イマイチ理解できないという部分も少なくありません。
具体的な内容が知りたい場合や非公開求人に応募したい場合は、転職サイトや転職エージェントの活用がおすすめです。

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より自分に合ったヘッドハンティングを受けたいなら、すぐに職務経歴を登録することをおすすめします。

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