コラム

ビズリーチでヘッドハンターを活用するための3つのポイントを解説

ビズリーチは、ヘッドハンターと呼ばれる人材紹介会社などの転職エージェントも登録しているのが特徴です。

しかし、実際のところ「ヘッドハンター制度ってどういうものなの?」「どうやって選べばいいの?」と思いますよね。

そこで今回は、ビズリーチ のヘッドハンターの仕組みや、実際ヘッドハンターを選ぶ際の注意点を詳しく解説します。

ぜひ参考にしてください。

ビズリーチのヘッドハンターとは?

ビズリーチにおけるヘッドハンターとは、いわゆる人材紹介会社などの転職エージェントのことを指します。

リクルートエージェントやdodaなど大手転職エージェントの社員やヘッドハンティング会社の社員、個人でヘッドハンティング事業を行っている人まで様々です。

ビズリーチの独自の基準をクリアした優秀な人だけがビズリーチに料金を払って登録することができ、現在は4500人以上ものヘッドハンターが登録しています。

ヘッドハンターの役割は?どんなことをしてくれるの?

ヘッドハンターが転職者をサポートしてくれます。

具体的には、自分に合った求人を紹介してくれたり、企業と転職者の間を取り持って、年収の交渉などのサポートしてくれるんです。

ヘッドハンターの主な業務内容は下記となっています。

  • 転職者から、希望する職種や現状の仕事に関するヒヤリング
  • 求人の提案
  • 履歴書や職務経歴書のチェック
  • 面接等、選考サポート
  • 年収などの条件交渉

職務経歴書などを読んだ上で、ヘッドハンターは自分にぴったり合った求人がある場合に、スカウトをしてくれます。

また、自らが興味のある分野に強いヘッドハンターを検索して、相談することも可能です。

転職エージェントとは違い、面接対策までしてくれるヘッドハンターは少ないので、手厚いサポート希望の方は、転職エージェントがおすすめです。

ビズリーチのヘッドハンターのランク制度とは?

ハイクラスに特化した求人を取り扱っているビズリーチは、求人のクオリティを高く保つため、ヘッドハンターもランク付けしています。

各ヘッドハンターの評価を可視化するために、以下の項目をもとにランク付けを行っています。

  • 直近6か月の採用決定人数
  • 採用された会員の決定年収
  • 送信したプラチナスカウトの返信率

上記の3つを軸として、ヘッドハンターを5点満点で評価を行い、Sから新規加入までの6段階にランク分けされています。

ランク スコア
Sランク 4.0~5.0
Aランク 3.5~4.0
Bランク 3.0~3.5
Cランク 2.5~3.0
Dランク 2.5未満
新規加入(3ヶ月以下) スコアなし

この、ヘッドハンターのランクが、どのヘッドハンターを選ぶ際に、大きな指標となってきますのでとても便利です。

実際、ビズリーチのヘッドハンターの検索ページには、顔写真や名前と一緒に、学歴などまで記載されています。

ビズリーチでヘッドハンターを選ぶときに重要なポイント3つ

ここまでで、ビズリーチのヘッドハンターの仕組みやランク制度はご理解いただけたと思います。

ただ、4700人以上も登録してるヘッドハンターからどうやって選べばいいの?と思いますよね。

ここでは、実際にビズリーチを利用してみた経験から、ヘッドハンターを選ぶ際の重要な3つのポイントについて解説していきます。

ポイント1. ヘッドハンタースコアをチェックする

ビズリーチには、4,700名(2021年1月現在)の、独自の審査を通過した優秀なヘッドハンターが登録しています。

そんなビズリーチのヘッドハンターですが、実績などに応じた「ヘッドハンタースコア」を確認できるんです。

ビズリーチでは、登録しているヘッドハンターの評価を可視化した「ヘッドハンタースコア」を公表しています。

このスコアは、ヘッドハンターからスカウトを受け取った際に、返信の参考としてご確認ください。

実際にどのようなヘッドハンターなのか、自分に合ったヘッドハンターなのかは話してみないとわかりませんが、迷った際にはランクで判断すると良いでしょう。

ヘッドハンタースコア以外の参考になる指標

また、ヘッドハンター大賞というものがあり、ランクと併せて参考にしてみるのもおすすめです。

このヘッドハンター大賞とは、ビズリーチにおいて過去半年間で最も活躍したヘッドハンターに贈られる賞のこと。

四半期ごとにビズリーチの中で、求職者に対して良い結果を残したヘッドハンターがノミネートされます。

その中でも、年間で最も優秀であったヘッドハンターに対しては、「ヘッドハンターオブザイヤー」の表彰が行われます。

また、その他にも下記のような表彰があります。

  • MVP:各業界で総合的に高い結果を残した方
  • 会員満足度部門:高い会員満足度を残した方
  • 地方創生部門:地方求人案件で結果を残した方

ちなみに、このヘッドハンター大賞受賞者は、44名います。

Sランク 5名
Aランク 17名
Bランク 19名
Cランク 3名

見て分かる通り、ヘッドハンターはSランクになること自体が難しいのですが、その中でもヘッドハンター大賞受賞者ともなれば希少であり、優秀なことが伺えます。

2. 希望する業界に強いヘッドハンターを探す

ビズリーチでは、自分からヘッドハンターを検索することも可能です。

経験年数などで条件を絞り込んだり、「ヘッドハンタースコア」を指標にして、より希望に近い人を探してください。

担当業種や、キーワードでの検索も可能です。

またプロフィールには、強みが書いてあるだけではなく、彼らが保持している求人を確認することもできます。

ちなみに、はじめは可能な限り、検索する条件を絞って探すことをオススメします。

すべての項目に記入&チェックを入れてみましょう。

もし、それでヘッドハンターが見つからなければ、どんどん条件を緩く(ヘッドハンター大賞受賞のチェックを外したり、ヘッドハンタースコアを下げるなど)していくと良いでしょう。

そうすれば、自分とマッチしたヘッドハンターを取りこぼす心配もありません。

3. 一言、希望を添えて連絡をする

提示されている求人に興味がなければ、希望を添えて返信してみましょう。

「私は◯◯の業界の〇〇ポジションでのキャリアを積みたいと考えているのですが、現在そういった求人はありますか?」などのコメントを添えて、スカウトに返信してみましょう。

ビズリーチでヘッドハンターを選ぶときの注意点3つ

ビズリーチのヘッドハンターは、独自の審査基準をクリアした人たちばかりですが、中には質が悪い人がいるのも事実です。

どんな悪質なヘッドハンターが紛れているのか、過去の事例を紹介していきます。

1. 連絡が来ない

基本的にヘッドハンターと連絡をとるキッカケとなるのは、スカウトを受け取り、それに対して返信をするところから始まることが多いです。

しかし、ヘッドハンターからコンタクトを取りに来ているにも関わらず、返信すると連絡が来ないケースがあるのです。

なぜ、このような事態が発生してしまうのかというと、そもそもビズリーチのスカウトには

  • ヘッドハンターの送信制限がない通常のスカウト
  • ヘッドハンターの送信制限があるプラチナスカウト

の2種類がありますが、基本的に、連絡が来なくなってしまうのは送信制限のない通常のスカウトです。

プラチナスカウトは、送信制限がある上、1通のプラチナスカウトを送ることに対してプランに応じたコストもかかっているため、丁寧に対応します。

しかし、通常のスカウトは送信制限がないために、ほとんどの場合が、適当に送っています。

ヘッドハンターからすると、送信する数が多ければ受け取るメールの数も多くなるので、1人あたりにかける時間が少なくなってしまう可能性はあります。

2. 面談に違う人が来る

ビズリーチでは、連絡をとっていたヘッドハンターと、面談をする人が異なる場合があります。

スカウトは無数に送られているので、人気のヘッドハンターだと、面談者も非常に多くなるんです。

そうしたときに、そのヘッドハンターの部下やグループの別のエージェントに横流しをする場合も。

連絡を取り合っていたヘッドハンターと、面談者が異なる場合、面談がスムーズに進まないだけでなく、自分についてもよく理解してもらえていないため、時間の無駄になる可能性があります。

こういったヘッドハンターに遭遇しないためにも、ある程度連絡を取り合って、面談に参加することをオススメします。

3. 営業がしつこいヘッドハンターが居る

当たり前ですが、ヘッドハンターはより多くの人を転職させることができれば、それだけ自分に報酬が入ってきます。

そのため、求職者のことを考えず、利己的なヘッドハンターも少なくはないんです。

たとえば、条件に見合っていない求人を提示してきたり、いわゆるブラック企業の提示をしてくるヘッドハンターがいます。

以下の特徴に当てはまるヘッドハンターには、注意しましょう。

  • 具体的な求人を提示してきていない
  • とりあえず相談から始めたいので、面談をしましょうという内容が多い

悪質なヘッドハンターといえど、一社会人であり、スカウトメールの文面では、丁寧かつ、ビジネスマナーを守っています。

しかし、その内容は、「面談をしたいので日程を合わせましょう」といったものが多いんです。

でも面談してしまうと、話をきくだけのつもりが、話に乗せられ、「希望ではない企業へ転職してしまった」なんてことになる可能性もあるので注意が必要です。

ご紹介したこれらのヘッドハンターの事例は、ごく一部にはなります。

しかし、雑な対応をするヘッドハンターも紛れていることは事実なので頭に入れておきましょう。

ビズリーチ公式サイトへ

よくあるQ&A

Q.ヘッドハンターをブロックすることはできる?

A.可能です。

ブロックしたいヘッドハンターのページを表示すると、ページ下に「このヘッドハンターをブロック」とありますので、そちらを押します。

「このヘッドハンターをブロック」と表記されているところが、「ブロックを解除」と表示されるようになれば、ブロックは完了です。

また、自分がブロックしているヘッドハンター一覧を見る方法は、設定メニューの「ヘッドハンターブロック一覧」にて、確認できます。

ブロックを解除したい場合は、そちらの一覧よりヘッドハンターのページを表示し、「ブロックを解除」を押せばブロックの解除ができます。

まとめ

今回は、ビズリーチのヘッドハンターについて解説しました。

ビズリーチでは、ヘッドハンターが転職を成功させる鍵の一つですが、そのヘッドハンターを選ぶ際は、スコアやランク、大賞を受賞しているかなども確認しましょう。

また、ヘッドハンターの中には悪質な人も紛れているため、会員の皆さんは、注意する必要がありそうです。

とはいえ、基本的にはビズリーチの審査基準をクリアしたヘッドハンター達なので、うまく手を取り合って転職活動をより良いものにしていきましょう。

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