ファンペップへの転職は難しい？事業内容や想定年収、転職難易度などを解説

ファンペップは、機能性ペプチドと呼ばれる化学物質を活用した医薬品の研究開発を行っているベンチャー企業です。
糖尿病患者向けのインスリン製剤や、がん患者向けの医薬品などが実用化されている機能性ペプチドを活用した医薬品を製造しています。
また、花粉症や乾癬、強直性脊椎炎の患者に向けた医薬品の開発や製造も行っています。
そんなファンペップでは、機能性ペプチドのデザインを行う研究開発職や、営業サポートなどの職種で中途採用を募集中です。
2020年12月には東証マザーズへ株式を上場したということもあり、転職先としても急速に注目が集まってきています。
そこでこの記事では、ファンペップへの転職を検討している方に向けて、ファンペップの事業内容や想定年収、転職難易度などを解説します。

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この記事でわかること

• ファンペップの企業概要
• ファンペップの転職ポイント
• ファンペップの社風や企業文化

ファンペップに転職するポイント

ファンペップの特徴

ファンペップへ転職するポイント

ファンペップの企業概要

ファンペップの売上

ファンペップの売上推移

ファンペップの最新ニュース

www.funpep.co.jp

ニュース | 株式会社ファンペップ

https://www.funpep.co.jp/news-release

ファンペップの事業内容

ファンペップの主力事業は、機能性ペプチドと呼ばれる化学物質を活用した医薬品、健康食品の製造販売です。
ペプチドとは、アミノ酸が2〜50個程度鎖状に結合した物質で、繋がり方によっては生体内でさまざまな効果を発揮することが知られています。
生体内で望ましい結果を発揮するものを「機能性ペプチド」と呼び、医薬品や化粧品、健康食品など、さまざまな分野で実用化されています。
ファンペップでは、この機能性ペプチドを花粉症や乾癬、皮膚潰瘍などの薬へ応用する研究を進めています。
このうち、皮膚潰瘍や乾癬の治療薬はすでに臨床試験が進んでおり、大手製薬会社と提携しながら製品化を進めていく予定です。
まだ実用化された新薬が登場していないため、売上高や経常利益は下降傾向ですが、機能性ペプチドを活用した新薬が実用化されると共に業績も拡大することが見込まれています。

ファンペップの募集要項

CMC

ファンペップの医薬品開発におけるCMC業務全般を担当します。
提携先との製剤に関する協議や薬事申請におけるCMCパートの作成など、職務内容は幅広いです。
研究にも携わることのできる裁量の大きなポジションとなっています。

経営企画マネージャー

ファンペップの管理部において、年度予算の策定や中期経営計画の作成、資金繰り計画の策定などを行います。
スキルに応じて柔軟な仕事内容を担当できる職種です。

ファンペップの転職難易度

ファンペップの転職難易度は中程度です。
ファンペップでは、CMCなど医薬品に関する専門知識が必要とされる専門性の高い職種を中心に中途採用を行っています。
3〜5年以上の実務経験が求められることも多く、これらの職種へ転職を成功させるためにはバイオ系の深い専門知識が必要です。
企業の知名度が高くなってきていることもあり、面接の倍率も上昇しています。
また、経営企画マネージャーや総務など、専門知識が必要とされない職種で中途採用が行われることもあります。
異業界からの転職を狙う場合や職種にこだわりがない場合は、これらの職種へ転職を狙うことがおすすめです。
徹底した面接対策を行えば、ファンペップへの転職を成功させることは十分可能です。

ファンペップが転職者に求める人物像

ファンペップが転職者に対し求める人物像は2点あります。
1つ目は、「常に自身のスキルや知識のアップデートを継続できること」です。
機能性ペプチドを含む医薬品業界は、常に最新の技術が開発されています。
国内外の情報に対して常にアンテナを張り、最新の動向をキャッチしようという学習意欲に富んでいることが重要です。
2つ目は、「コミュニケーション能力があり、周りの社員と協力できること」です。
ファンペップはまだまだ規模の小さい企業で、社員数も多くありません。
だからこそ、周囲の社員や社外の取引先と協力しながら仕事を進める能力は重要です。
コミュニケーション能力に富み、周囲と協働できる人材が重宝されます。

ファンペップの転職までの流れ

ファンペップの選考フロー

エントリー・書類選考

一次面接

想定選考官：人事
想定内容：志望動機や自己PRなどに加え、ファンペップへ入社後にどのようなことをやりたいかなど、未来志向の質問も目立ちます。

最終面接

想定選考官：代表
想定内容：1次面接に引き続き、志望動機や入社後のビジョンについて深堀りされます。
企業のビジョンについて理解度の確認もされます。

内定

ファンペップの面接形式

ファンペップの面接回数は2回です。
応募する職種や時期によって回数に差があり、人によっては1回で面接が終了することもあります。
筆記試験などはなく、1対1形式の面接のみで採否が決定されます。
面接1回あたりの所要時間は45分ほどと標準的かやや長い水準です。

ファンペップの面接内容

ファンペップの面接では、志望動機や自己PRなど基本的な内容はもちろん、「医薬品業界に携わる想いを聞かせてください」「医薬品業界において大切なことは何だと思うか」といった、人物面を重視する質問が多く聞かれます。
医薬品は人の命に直結することも多く、高いコンプライアンス意識が求められる業種です。
そのようなポイントをおさえながら、自身の医薬品に対する想いをアピールできるように回答の準備を進めておきましょう。
また、「機能性ペプチドについて知っていることを聞かせてください」などファンペップの事業内容に対する理解を確認する質問も目立ちます。
研究職はもちろんですが、それ以外の職種であってもファンペップの事業内容について理解することは欠かせません。
熱意をアピールするためにも、機能性ペプチドについて基礎的な知識をおさらいしておくことがおすすめです。

ファンペップの選考対策・口コミ

ファンペップで働いている方の評判・口コミ

ファンペップの年収・給与

ファンペップでの転職者の出世難易度

ファンペップでの転職者の出世難易度は中程度です。
ファンペップでは、まず社員それぞれが年初に目標を立て、四半期ごとにその目標に対する達成度合いを自己評価します。
その後、全体発表と社長面談を年に3回繰り返し、年度の評価を行うという形式です。
評価基準は相対ではなく絶対評価なので、実績を挙げれば挙げた分だけ評価を上げることができます。
全体的に実力主義の風土があるため、転職者だからといって出世が不利になるということはありません。
自らさまざまな仕事を見つけ積極的にチャレンジすることのできる自律性の高い人材が重宝されます。

ファンペップはどんな人が働いている?

ファンペップの従業員数

10名

ファンペップの平均年齢

47.4歳

ファンペップの平均勤続年数

4.4年

ファンペップの社風

ファンペップの社風の特徴として、社員同士の距離が近いベンチャー企業らしい風土が挙げられます。
社長室のドアは常に開放されている、経営会議には誰でも自由に参加できるようになっているなど、風通しを良くしようとする試みが積極的に行われていることが特徴です。
人間関係もフラットで、上司や部下とも話がしやすい風土があります。
また、業務以外での社員間の交流も比較的多く、社内には登山部やゴルフ部などもあり、入部している社員はそこでも積極的に交流しています。

ファンペップのワークライフバランス

ファンペップの社長

三好 稔美

1964年生まれ。
1988年に三井大牟田病院で勤務。
1991年に森下製薬株式会社へ入社し、1998年に日本ウエルカム株式会社へ入社。
その後、サノフィ・サンテラボ株式会社やMBLベンチャーキャピタル株式会社などを経て、2013年に株式会社ファンペップの監査役に就任。
2015年に取締役に就任し、2020年より代表取締役を務めている。

ファンペップ現職、OB/OGの有名人

冨岡 英樹

1971年生まれ。
1997年に小野薬品工業株式会社へ入社。
2005年にアンジェスMG株式会社へ入社し、2015年より株式会社ファンペップへ入社。
同年、取締役研究開発部長を務め、2019年より取締役研究開発部長兼CSOを務めている。

ファンペップの転職に関わるQ&A

ファンペップへ転職する方法

まずは公式採用HPで概要をチェック

ファンペップの公式HPにある採用情報ページからエントリーできます。
募集要項以外にも、企業情報やビジネスモデル、パイプラインなど、さまざまな情報が掲載されているため、一度目を通したほうが良いでしょう。
ただし、募集要項の内容がそれほど具体的には掲載されていないため、不透明なところは少なくありません。
より詳しい内容が知りたい場合や公式HPに載っていないような求人に応募したい場合は、転職サイトの活用がおすすめです。

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