2021/02/03 コラム
ビズリーチの評判!転職希望者、エージェント、求人企業の評判をまとめてみた!
あなたは転職活動を開始する際に、まず何をしますか?多くの方が、「転職」というキーワードで検索をされるのではないでしょうか。
検索をした結果、多くの転職サイトの紹介を閲覧できます。その中でも人気ランキングを見ると必ず上位に入っているのが「ビズリーチ(BIZREACH)」です。
今回は、ハイクラス求人を多数取り扱っているビズリーチについて、仕組みから評判について大公開していきます。
転職を検討するのであれば、ビズリーチの検討もしっかりと行っていきましょう。
目次
ビズリーチとは?どんな企業か、その仕組みとは?
ハイクラス求人を多く扱っているビズリーチとは、どんな企業なのでしょうか。その仕組みまで一挙にご紹介していきましょう。
ビズリーチとは?
即戦力 × ハイクラスの求人と言えば、ビズリーチですが運営会社はどんな企業かを最初にご紹介しましょう。
会社概要
主要都市に営業所を持ち転職エージェントとしては大手に分類される会社組織です。これらの営業所にて、多くの企業にアプローチし求人を提供しているのです。
会社名 | 株式会社ビズリーチ |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 |
資本金 | 1億3,000万円 |
事業内容 | インターネットを活用したサービス事業 |
株主情報 | ビジョナル株式会社 100% |
事業所 |
◆株式会社ビズリーチ 本社 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F ◆株式会社ビズリーチ 首都圏拠点 渋谷新南口ビル 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-28-13 渋谷新南口ビル6F ◆株式会社ビズリーチ 関西オフィス 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-1-3 桜橋御幸ビル9F ◆株式会社ビズリーチ 名古屋オフィス 〒450-6322 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋22F ◆株式会社ビズリーチ 福岡オフィス 〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南1-10-4 第二博多偕成ビル10F |
ビズリーチの仕組み
ここからご紹介するのは、ビズリーチの仕組みです。
この図を見て何かお気づきになりますか?「¥」マークが、企業側だけではなく、転職希望者(求職者)側にもついています。
ビズリーチは大手の中では唯一の有料転職サイトなのです。
基本的な仕組みは、この有料であるか以外は他のエージェントと大きな差はありません。
求人掲載企業がやること
求人掲載企業はビズリーチのサイトに求人を掲載します。この求人掲載は有料です。
求人掲載希望者と転職希望者の双方の合意の上で入社が確定した場合に、入社日を確定し入社となります。入社当日を起算として、求人掲載企業は紹介フィーをBIZREACHに支払います。
転職エージェントがやること
転職エージェントは企業の要望に合わせて求人の掲載を行います。転職エージェントは、求人を掲載するだけではなく求職者データベースを閲覧しスカウトメールを送ります。転職希望者はこのメールに応答することで転職サポートを受けることになります。
転職希望者がやること
転職希望者はサイトへの登録を行います。利用は有料です。転職エージェントと転職希望者の双方が合意をした場合にのみ、求人掲載企業に応募します。
ビズリーチの特徴とは?
ここからは、ビズリーチの特徴をご紹介していきます。ここでご紹介するのはビズリーチが選ばれる理由でもあります。
ビズリーチの公式HPを見ると4つの特徴が大きく紹介されています。
ビズリーチの特徴
特徴①:大手の中では唯一の有料転職サイト
特徴②:他にないハイクラスの求人を扱う
特徴③:2つのクラスにより適正化
特徴④:スカウト形式の転職サイト
特徴①|大手の中では唯一の有料転職サイト
前項でご紹介していますが、ビズリーチは大手の中では唯一の有料転職サイトです。
仕組みでもご紹介させて頂いていますが、大手の中では唯一の有料転職サイトとはどういう事でしょうか?
基本的に国内で展開されている転職サイトは、求職者は無料で利用できます。転職エージェントの収益は、あくまで求職を希望する企業が人材を受け入れた時に支払う「紹介フィー」により成り立ちます。
(参考)紹介フィー:企業に求職者が初出勤した日をもって支払いが発生。一般的に紹介フィーは理論年収の「30~最大50%」程度。理論年収とは、年間で支払われる給与、手当等を含めた平均的な給与。
これが基本的なビジネスモデルとなるため、ビズリーチは他の転職エージェントとは大きな違いがあります。
では、何故、転職者が有料なのでしょうか?
それは、ハイクラスで有益な求人情報を提供というコンセプトで情報提供をしているためです。
特徴②|他にはないハイクラス求人を扱う
ビズリーチの特徴2つめは「ハイクラス」の求人を扱っていることです。これも求職者に選択される理由の1つです。公式HPで紹介されている年代別の平均年収は以下の通りです。
30代 | ・6割が35歳以上
・35歳以上の転職後の平均年収は850万円 |
40代 | ・4割が40歳以上
・40歳以上の転職後の平均年収は910万円 |
ハイクラス求人が多いと言われるゆえんは、この年収でもあらわされています。
【即戦力】【スペシャリスト】をキーワードとして紹介しており、経験を活かした転職を展開しています。
この年収の元となるのが、特徴③④でご紹介する仕組みで成り立っています。
実際には、20代の求職者も多く利用しており年代の制限を設けている訳ではありません。しかし、公式HPで紹介されている通り求職者の年代により紹介される求人数に差があります。
年代によるポジション数
(ビズリーチ>転職活動Q&A>年齢によってスカウト数が異なる理由)より引用
年齢が高くなるとポジション数(求人数)が少なくなります。逆に年齢が低いとポジション数は多くなります。
これは、転職業界に通じる傾向ですが、年齢が高くなるとそもそものポジションが少なくなる図式と比例しています。会社の組織図を想像してみてください。管理職というポジションが高くなればなるほど座席数が少なくなります。つまり、転職をする場合に必要となる座席数が絶対的に少なくなるため、求職者を受け入れる数が少なくなります。
また、同時にポジションが上になればなるほど、マネジメント力や即戦力、専門性を追求されます。こうしたポジションをビズリーチでは集める為、ハイクラスと言われる求人が多い転職サイトと呼ばれるのです。
参考に以下の表を見てください。
年収1000万円以上の求人案件数 | 全求人に占める割合 | |
ビズリーチ | 約4万件 | 約33% |
リクルートエージェント | 約1万件 | 約3.6% |
こうして比較するとお分かり頂ける通り、圧倒的にハイクラスな求人が多いことも分かります。
ハイクラスでの求人を希望するのであれば、ハイクラス求人数が多い転職エージェントを選ぶことは転職成功の秘訣になります。
特徴③|2つのクラスにより適正化
意外と知られていない特徴がこちらです。ビズリーチは、会員登録で選択する「現年収レンジ」で「タレント会員」「ハイクラス会員」のどちらかに分かれます。
以前は、クラスの分岐点が《年収:750万》と公式HPに明記されていましたが、現在は《独自ルール、独自基準》とされおり不明瞭ですが、分岐点は従来と変化していないと言われています。
自分自身が、どのクラスに所属しているかは、以下の手順で確認することが出来ます。
【マイページ】に【ログイン】して右上の【▼】をクリック
このランクによりエージェントが紹介してくれる求人の種類が変わるため、求職者にとってはハイクラス会員に所属したいと思われますが、残念なことに求職者での変更は出来ない仕組みとなっています。
また、ビズリーチに会員登録をした際には、一定期間(通常1~3日程度)の審査期間を経て、以下のメールが届きます。
※重要※審査結果のご連絡
審査の結果、●●様のご登録情報の承認が完了いたしました。
ビズリーチでは、ご年収を含むすべてのご登録情報をもとに、独自の基準により会員クラスを決定しております。
そのため、ご登録内容により会員クラスが変更となる場合がございますことをご理解いただきますようお願いいたします。
このメールが届くことで自分の会員クラスを判断できます。では、このクラスにより何が異なるかもご紹介していきましょう。
タレント会員 | ハイクラス会員 | ||||
プレミアム | 無料 | プレミアム | 無料 | ||
スカウト | 通常のスカウト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
プラチナスカウト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
閲覧返信 | 通常のスカウト | 〇 | ✖ | 〇 | ✖ |
プラチナスカウト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
求人応募 | 年収1,000万円以上の求人 | ✖ | ✖ | 〇 | ✖ |
年収1,000万円未満の求人 | 〇 | ✖ | 〇 | ✖ | |
公募・特集 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
利用料金 | プレミアムステージ | 3,278円 | – | 5,478円 | – |
それぞれのクラスにより利用できるサービス等が異なります。年収1,000万以上の求人に応募したいと思い年収を大きく登録することは長い目で見た際に得策ではありません。
実際に求人に応募することが出来たとしても、「選考プロセスでのギャップ」や「転職後のギャップ」を生むことにしかなりません。実際には、自分のキャリアアップを図ることは背伸びをすることではなく、経験してきたことをアピールすることや実績を積み重ねること以外の近道はないということ。既にキャリアを積んでいる方であれば、当然にご存知の通りの理由でしかありません。
特徴④|スカウト形式の転職サイト
最後にご紹介する特徴は、スカウト形式の転職エージェントということです。ビズリーチに登録することで、ヘッドハンターから「スカウトメール」が届きます。そのスカウトメールに応答することで求人にエントリー、転職サポートを受ける事が可能になります。
ビズリーチは求職者とヘッドハンター・求人企業とをつなぐサービスです。
これは、ビズリーチのキャッチフレーズです。ビズリーチでは、専門性の高いヘッドハンターが求職者にスカウトメールを通じて直接アプローチすることにより企業が求める人材を探していきます。
現在のヘッドハンター数は約4,200名程度存在するとされています。ヘッドハンターについてはランク付けをされており、その力量をビズリーチサイト内で確認することも可能です。
力のあるヘッドハンターを自分の担当にして欲しいということ思うことは、当たり前のことです。相性の良いヘッドハンターに出逢うことは、転職を成功に導くためには必要な要素です。そこで、公式HPにはヘッドハンターの見つけ方が紹介されています。
相性の良いヘッドハンターの見つけ方
①ヘッドハンタースコアをチェック
②希望する業界に強いヘッドハンターを探す
③一言、希望を添えて返信する
①ヘッドハンタースコアをチェック
独自の審査を通過した優秀なヘッドハンターが登録しています。実績などに応じて、「ヘッドハンタースコア」が公開されています。このヘッドハンタースコアは、成約数や求人数など、複数の指標からなる評価を5点満点評価しS~Dまでランク分けしている数値です。
②希望する業界に強いヘッドハンターを探す
スカウトメールを待つだけではなく、自分からヘッドハンターの検索をすることも可能です。
「ヘッドハンター検索」ページからヘッドハンターを検索。
検索には業種、業界、キーワードでの検索も可能。それだけではなく得意分野や実績等も公開されているので、詳細まで確認をして自分に合ったヘッドハンターを探していきます。
③一言、希望を添えて返信をする
提示されている求人に興味がなければ、希望を添えて返信します。また、自分がエントリーを望むスカウトの場合には、確認したいこと、希望も含めて返信していきましょう。
さらなるオファーを受けるために
スカウトメールやヘッドハンターからのメールを読む事で、自分自身の経歴をどう評価されているかを知ることが可能です。
自分自身の長所を理解できれば、職務経歴書への記載内容などを再検討し、よりブラッシュアップをすることが出来ます。
こうした内容を踏まえ、スカウトメールを最大限に利用することも転職を成功する事に繋がっていきます。
このように他のエージェントにはない特徴を持つビズリーチです。ハイクラス求人ということで、躊躇する方もいますが実際には様々なサポートが存在しています。この特徴を理解して、ビズリーチを最大限に活用していきましょう。
ビズリーチを利用した求職者からの評判を大公開(メリット)
転職エージェントを利用する際には、実際に利用した人の声も大きな判断基準になります。そこで、ここからは実際に利用した方の声をご紹介していきましょう。
求人数の多さ
求人数の多さを評価した意見です。
経理職・30代後半・女性・年収600万円台
社会人となってから経理職として経験を積んできた。周囲の女性よりも高収入であるとは感じていたが、よりスキルアップをするために転職を決意。
今の年収よりもアップすると同時に、今までの経験を評価して頂きよりスキルアップの求人に出逢うことができた。
単純に「経理」ということではなく、経理職という経験を活かした管理職までの提案を頂き、多くの求人から自分の可能性を感じれる転職先に出逢うことができた。
証券会社・30代前半・男性・年収500万円台
思った以上に多くの求人に触れることができた。
実際の利用前に無料であるスタンダートプランを利用。
前職と同じ銀行(金融系)を検討していたが、無料であっても多くの求人を検討することができるので他の業界にチャレンジする事を視野に入れることが出来た。
実際の利用は、タレント会員として利用。
結果として、経験を活かしていくアプリ―チ方法をアドバイス頂くこともでき、証券会社への転職を決めることができた。
最初にご紹介したのは、求人数が多いビズリーチだからこそ、異業種へのチャレンジに成功した事例です。質の高いヘッドハンターの指導で、自分自身の経験が他業種でも活用できることが分かりチャレンジした結果です。ビズリーチに在籍しているヘッドハンターだからこそ、求職者の強みを見極める力量を持っているからこそできるサポートです。
質の高いヘッドハンターが存在する
ヘッドハンターの専門性や知識について評価した意見です。
コーディネーター・30代後半・男性・年収700万円台
レスポンスの高さ、業界知識も申し分ない。
ヘッドハンターからは求人を多数提案して頂いたことで、自分で闇雲に探すことは無かった。
何より、気になる求人の質問への回答も早く、業界の専門知識も高く他では感じられないサポートをしてもらえた。ハイクラスということで、躊躇することもある求人についても、自分の経験を活かせるアドバイスをもらうことができたので、チャレンジすることが出来た。
マネジメント職・40代・女性・年収600万台
異業種へのチェレンジを後押ししてくれた。
子供が手離れしたことで、よりスキルアップを考えて転職を検討。
長年アパレルメーカーに勤務をしており、当初は同業種のみで転職を検討していたが、希望する条件に合う企業を決めれない期間があった中、異業種へのチャレンジを提案してもらうことができた。
年齢からも異業種へのチャレンジには不安が多かったが、業界や業種に関するレクチャーを受け、自分の可能性についても考える機会をもらうことが出来た。
結果的に、コーディネーターの後押しにより異業種へのチャレンジを決めることができました。
コーディネーターの方には感謝しかありません。
スカウトメールをもらうことで、自分自身で求人を探す手間ではなく、求人をじっくりと検討する余裕を持つことができる環境があるビズリーチだからこその意見です。また、ハイクラスということで、新しい業界にチャレンジをする事に二の足を踏みやすい転職であっても求職者の経験値を元に未経験業界でどう活かしていけるかのアドバイスを受ける事も出来た結果、満足できる転職を実現しています。
年齢や現収に関係なく企業マッチをしてくれる
年齢や現収が気になり転職に踏み切れない方も多くいる中、豊富な求人数やハイクラス求人を提案できる仕組みが整っています。
経理マネジメント職・50代前半・男性・年収1200万円台
経験を活かす求人、年齢を気にしないチャレンジが出来る。
年齢を気にして転職をするかを悩んでたい際に、ビズリーチに登録。
最初は、どんな求人があるか参考にしたいと思う程度であったが、経験を活かせる求人をスカウトメールで多数紹介して貰えた。
年齢についても気にしなくて良く、経験を活かせる求人が多く、現収よりもさらにアップする求人もあり、転職を決意。
ハイクラス会員となることで、より多くの求人を紹介して貰えたことやヘッドハンターの力量には感謝してもしきれません。
取締役・50代前半・女性・年収1600万円台
新しい自分に出逢うきっかけを提供してくれた。
これ以上のスキルアップや経験は出来ないと考えている中、自分の価値を知りたくて登録をしました。実際には、自分が経験した事のない業界に興味を持つことができましたが、いまさらと思う部分もあり転職という事には踏み切れなかった中、エージェントにじっくりとこれからのキャリアについて相談し、転職に踏み切ることができました。
年齢や性別に関係なく、いつまでもチャレンジできる事を改めて認識することが出来き自分自身について向いあうキッカケを作ってくれた。
現収維持や年齢がネックとなり転職に踏み切れなかった求職者ですが、数多くの求人、年収アップの可能性を提案してくれる仕組みがあること。ハイクラス会員となることで、相談も出来る仕組みを利用することで転職を実現している事例です。既にハイクラスにランクされている方にとっては、転職による年収ダウンを懸念する声も多い中、より年収アップの求人を提案できるビズリーチは、ハイクラス求人を扱っていると明言するだけの実績があります。
多くの方がビズリーチの特徴にマッチし、スカウトメールといった仕組み、ハイレベルのエージェントに出逢うことで転職に成功しています。転職を成功させる秘訣は、ハイレベルのエージェント、豊富な求人数、そしてスカウトメールという仕組みが揃っているビズリーチだからこそです。
ビズリーチには合わなかった求職者の評判を大公開(デメリット)
今度ご紹介するのは、ビズリーチの仕組み等に合わなかった方の意見です。
こちらのデメリットもを紹介する理由は、どんなサービスにもメリットだけではなくデメリットも存在する為です。これは、ビズリーチにも言えることです。
メールが多すぎる
30代後半・男性
連絡が多い。
転職活動をはじめる前に、市場を知りたくて登録。
しかし、エージェントからの連絡が多く、煩わしかった。
30代前半・男性
スカウトメールが多すぎる。
登録した後に大量のスカウトメールが届く。
それぞれに反応しなければ、何度もエージェントからメールが届くので断りのメールを入れ続けないといけない。
スカウトメールは、エージェントから見たスキルが求職企業にマッチすると判断した場合に送られます。ハイクラスが求めるスキルはある程度は同じモノがありますので、1つの企業にマッチすると判断された場合には他企業にもマッチする可能性を秘めています。
その為、複数のヘッドハンターからスカウトが届く結果となります。ヘッドハンターは、自分が扱っている求人に紹介したいと考えている為、検討状況の確認メールを送る事になります。場合により求職者には煩わしく思うこともあるのです。その際には、手間であったとしてもスカウトメールに返信を行い断りを入れていけば、徐々にメール件数は減ってきます。また、転職したい業種などの絞り込みを見直す方法もあります。
有料である
ビズリーチの特徴でもある求職者も有料という仕組み。これが、ネックとなる場合もあります。
40代後半・女性
料金が発生する。
転職をするかどうか悩んでいる時に有料のサイト利用は厳しい。
しかし、有料会員とならなければ閲覧できる求人数に限りがあるので、転職を考えるか決めかねている人には向かない。
40代前半・男性
支払い続けないといけない。
転職が決まるまでの間、月会費を払い続けなければいけない。
他の転職サイトでは、無料で相談できるので長期線になった場合には継続しづらい。
ビズリーチのサービス特徴がデメリットになる例です。転職を決めかねている人にとっては、いきなり有料という判断には躊躇してしまうのは事実です。また、有料会員にならなければ閲覧できる求人に限りがあれば、転職をすると決めるまでに至らない場合もあります。
転職活動は、今日、明日で終了するものではありません。ビズリーチを利用する際には、転職期間を予め自分で設定することやエージェントからのアドバイスを元に職務経歴書をレベルアップし結果が出やすい工夫をしていくことが必要です。
決まらない
30代後半・男性
エージェントに断られる。
応募の相談をしても企業に提案されることなく、エージェントに断られる。
40代後半・男性
審査落ちが続く。
応募しても審査落ちが続いてしまう。
同じ求人にエントリーしている人のスキルの方が高い可能性があるが、審査落ちやエージェントからの断りが続くと転職する気持ちが失せてしまう。
ビズリーチの登録者数は100万人を大幅に超えています。同じ求人にエントリーする人も多数となり、より企業にマッチする人を推薦します。その為、転職が決まらない状態が続く可能性があります。転職期間が長引いてしまうとモチベーションが下がってしまう可能性は多大にあります。
エージェントに断られるという場合には、エージェントの検索機能を再度利用してみる方法があります。自分自身にあったエージェントが見つかると、今までには気が付かない自分の経験を引き出して貰える可能性があります。
デメリットの意見は、紹介したもの以外にも多数のサイトに紹介されています。ビズリーチの仕組みに転職者全ての人が合うということはありません。場合によっては、ビズリーチ向きでない可能性もありますので、特徴やメリットを再度確認し継続していく方法について、再検討していきましょう。
ビズリーチの転職エージェント・ヘッドハンターからの評判
ビズリーチにエージェント登録する時の審査は厳しい
他エージェントでヘッドハンターとして活動をしていても、全ての方がビズリーチで登録できるわけではありません。つまり、ビズリーチにおけるエージェント登録は『厳しい』と評されています。
ビズリーチには、多くのヘッドハンターが存在します。実は、このヘッドハンターは登録制となっています。登録したいと思う方は、独自の審査を経て登録が行われます。独自審査となっており、審査内容については非公開です。
この登録は狭き門と言われています。このため、ビズリーチが選ばれる理由であるヘッドハンターの優秀性が担保されています。
ビズリーチのヘッドハンターの評価制度
ビズリーチでは、ヘッドハンターの評価を可視化し求職者に公開しています。「直近6か月の採用決定人数」「採用された会員の決定年収」「送信したプラチナスカウトの返信率」の項目で評価されます。
この項目を5点満点で評価し、Sから新規加入までのランクに分けます。
ヘッドハンターの評価ランク
・Sランク|4.0~5.0
・Aランク|3.5~4.0
・Bランク|3.0~3.5
・Cランク|2.5~3.0
・Dランク|2.5未満
・新規加入|スコアなし
評価が高くないと、求職者に選ばれないというだけではなくビズリーチからの依頼も激減します。ビズリーチは、ヘッドハンター登録し活動することも有料です。つまり、活動費用を支払っていても評価が高い結果にならなければ収入に繋がりません。
結果的に、求職者へのアドバイスが適切でなければビズリーチでの活動は難しくなります。
こうした背景から、ビズリーチへ登録し活動しているヘッドハンターはスキルが他と比べて格段に高いと言われています。ビズリーチでは、こうした理由を踏まえて「ヘッドハンターとして登録していいのか」「登録した後に活躍できるか」という視点で審査を行います。
活躍できる可能性が高い方については、登録後にビズリーチ上で紹介され活動を開始できるようになります。
このように、ヘッドハンター登録自体も厳しく審査されている為、質の高いヘッドハンターがいるエージェントとなるのです。
サービス利用料が有料なので転職に本気な転職希望者を見つけやすい
ビズリーチの最大の特徴と言えるのが、求職者側のサービス利用料負担です。実際にビズリーチを利用する人は、サービス利用料を負担してもビズリーチでの転職活動を希望しますが、転職エージェントやヘッドハンターから見た評判はどうでしょうか?
ビズリーチの転職希望者は有料で登録しているため、転職に対して真剣な転職希望者を見つけやすいという評判があります。
転職コンサルタント(IT系ヘッドハンター)
転職活動の成功には、求職者の真剣度合が必須です。その点、ビズリーチの登録する人は有料サービスであることを理解していますので、転職活動についても真剣です。転職情報収集をするというのではなく、より具体的な活動を希望しているので職務経歴書の書き方アドバイス等についても真剣に取り組む傾向にあります。結果として、転職活動を成功される方が多いのではないでしょうか。この制度は、求職者の真剣度合を高め自分の可能性等も広く模索していく意識付けには最適だと思います。
転職活動は、求職者が真剣であればあるほど、エージェントからのサポートが活きてきます。『有料』であっても、「情報を収集したい」「転職サポート」を受けたいと真剣に思う方が集まる仕組みだからこそ、積極的に活動を行い結果として早期に内定を勝ち得ているといえます。
無料と比べて、有料という仕組みは、利用者にとっても長期化することを避け、効率的に活動をしていきたいと考えるという意識への働きかけとしても有効な仕組みだといえます。
求人掲載企業からの評判
公式HPには、求人掲載をしている企業の声も数多く紹介されています。
HPでは、業種別に求人掲載をしている企業の声が掲載されていますので、興味がある業界について検索をする方法もあります。ここでは、その中で特集を組まれている企業について紹介しています。
デジタルフォントの開発を軸としている株式会社モリサワでは複数の部門で人材確保が急務でしたが、人材紹介会社ではなかなか候補者に巡り会わず、2016年からビズリーチの運用を開始しました。当初は部門ごとの担当者が運用していましたが、それだとシステムが活用できておらず、社内の採用担当者主導に切り替えたところ、1年4か月で部門長候補などを含む8名の採用が決まりました。
同社ではスカウト文に定型文は使用しておらず、事業についての説明にはカジュアルな面談からスタートし、採用候補者に安心して働ける職場をアピールしています。
ビズリーチのデータベースに登録されている転職希望者は、経歴やスキルといった面で細かい情報がぎっしりと詰まっているので、自社にとって必要な人材をマッチングしやすいのが決め手ともいえます。
ここでご紹介しているのは、1つの企業であり、その中でもトピックスだけを抜粋して紹介しています。実際には、もっと多くの課題やメリットについて紹介をされています。特集を組まれている企業は、有名な企業も多数ありますが業界を絞ることで、自分が知っている企業紹介にも出会うことが可能です。まずは、求人掲載をしている企業を調べてみるのもビズリーチを利用するか悩んでいる際には有効です。
ビズリーチの登録の流れ
ビズリーチの公式サイトからアクセスし、新規登録をクリックします。
メールアドレスを登録しますが、グーグルなどのSNSアカウントとの連携だとよりスムーズに行えます。パスワードを設定したら基本情報と詳細情報の入力に進みます。
基本情報では氏名・年齢・語学力・最終学歴・直近の在籍企業情報、転職履歴などを入力します。次に詳細情報では直近の年収・マネジメント人数(部下の数)・これまでに経験した業種などの職務経歴のほか、希望年収と希望する職種、アピールする資格やスキルなどを入力して完了となります。
この登録完了が終わればビズリーチをすぐに使えるわけではなく、独自の審査がありますので、この審査を通過しなければなりません。審査結果はメールに送信されます。
転職者から見た他の転職サイト・エージェント|求人数比較
今度は、「ハイクラスエージェント」とも呼ばれるハイクラス向けの転職(求人)を扱っているエージェント別に公開されている求人数を比較してみましょう。
実際に転職活動を行う際には、求人数が多いかどうかはとても重要な鍵となります。
求人数が少ないと紹介される求人数そのものが少なく、また、自分でチャレンジできる可能性が格段に下がるからです。(2021.1現在)
ハイクラス求人の数 | |
ビズリーチ | 9万6,000件 |
リクルート キャリアカーバー | 5万8,278件 |
ランスタッド | 年収1,000万以上の求人数:2,265件 |
年収1,500万以上の求人数:814件 | |
リクルートエージェント | 1,479件 |
JACリクルートメント | 3,055件 |
doda(デューダ) | 非公開 |
パソナキャリア | 年収1,000万円以上の求人:約5,979件 |
こうして比較すると、ハイクラス求人を圧倒的に多く扱っているのは、ビズリーチが圧勝といえます。その為、ハイクラス転職を狙うのであれば、ビズリーチの登録は欠かせないと考える方が多くなります。
転職者から見た他の転職サイト・エージェント|中心とする得意な年齢層
もう1つ転職エージェントの比較表をご紹介しましょう。主力となる求人の主な年齢です。各エージェントは得意とする年齢がありますので、自分の年齢にあったエージェントを探す方法の1つがこの得意とする年齢になります。実際には、ご紹介している年齢以外の求人も扱っているエージェントが殆どですが主力となる年齢層に該当することで、より自分にあった求人を見つけることが可能です。
得意とする年齢層 | |
ビズリーチ | 40代が中心 |
リクルート キャリアカーバー | 50代が中心 |
ランスタッド | 20代から50代 |
ビズリーチ | 40代が中心 |
リクルートエージェント | 20代、30代が圧倒的に多いが、
40代、50代もサポート |
JACリクルートメント | 30代後半から50代 |
doda(デューダ) | 全年齢(ただし、30代が中心) |
パソナキャリア | 30代が中心 |
こうした観点も持って自分の転職を応援してくれるエージェントを探すことは転職を成功に導くために必要なことです。
まとめ
今回は、ビズリーチについてご紹介してきました。
実際にハイクラス求人、有料という事から登録に躊躇する方もいます。しかし、今後の転職活動を成功させるためにはビズリーチの活用が必須となる事も多々あります。そして、よりスキルアップをしたい場合や自分の可能性を確認したり、チャレンジをしたい場合には質の高いエージェントが在籍するビズリーチは、転職を後押ししてくれる味方になります。今回ご紹介している内容が、転職活動の1 つの後押しとなれば幸いです。
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