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DICの転職難易度は高い?面接内容や口コミなどを解説

DIC転職者の主なキャリアステップ

DICの主な転職元・転職先

学歴主な学歴は、高校卒業や専門学校卒業、大学・大学院卒業など、幅広く在籍しており、学歴の幅は広くなっています。

前職DIC在籍者はプロパー社員がほとんどですが、大日本凸版などの印刷会社からの転職事例が挙げられます。

次の転職先DICからの転職事例は多くありませんが、一部転職先として電子部品メーカーが挙げられます。

DICは、60を超える国と地域に拠点を有し、印刷インキや有機顔料などの「色彩」化学分野で世界トップシェアを誇るグローバルケミカルカンパニーです。
また、合成樹脂やエンジニアリングプラスチック、工業用粘着テープなどの機能性材料でも存在感を発揮しています。
さらには、2022年に世界規模で先端材料の情報交換や技術交流などを行う国際的な団体が開催する展示会「SAMPE Japan先端材料技術展2022」に炭素繊維複合材関連製品を出展するなど、革新的な製品を手掛けている企業です。
そんなDICでは、営業を中心としたポジションで、失敗を恐れずチャレンジできる人材を求めています。

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・大手の採用代行を行なっているので、マーケットに出てこない優良求人を多数保有

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この記事でわかること

  • DICの企業概要
  • DICの転職ポイント
  • DICの社風や企業文化

DICに転職するポイント

DICの特徴

POINT

  • ・世界トップシェアを誇るグローバルカンパニー
  • ・合成樹脂やエンジニアリングプラスチックなどでも存在感を発揮
  • ・60を超える国と地域に拠点を展開

DICへ転職するポイント

POINT

  • ・中途採用枠は比較的少ない
  • ・営業を中心に求人募集
  • ・失敗を恐れず、果敢にチャレンジできることが重要

DICの企業概要

会社名 DIC株式会社
本社所在地 東京都中央区日本橋三丁目7番20号 ディーアイシービル
社長 猪野 薫
設立 1937年3月15日
株式 上場(東証プライム)
株主構成 日本マスタートラスト信託銀行(15.32%)
株式会社昌栄(13.34%)
日本カストディ銀行(6.04%)

DICの売上

DICの売上推移

事業年度 2019年 2020年 2021年
売上高 768,568百万円 701,223百万円 855,379百万円
経常利益 41,302百万円 36,452百万円 43,758百万円

DICの最新ニュース

DICの事業内容

DICは、印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドなどで手掛けている化学メーカーです。
主力製品として、接着剤や包装材料などの材料やソリューション、化粧品用顔料や天然系着色剤などを提供しています。
また、社会的課題となっている環境問題の解決や、最先端のエレクトロニクス製品などを支えるコーティング材料やコンポジットなどといった機能を持つ製品の提供も行っています。
現在では60を超える国と地域に拠点を有し、グローバルに展開している企業です。
今後も、絶えざるイノベーションにより、豊かな価値を創造するとともに、顧客と社会の持続可能な発展に貢献することを目指しています。

DICの募集要項

法人営業

塩ビ用可塑剤の販売やゴム用可塑剤の販売、高機能改質剤の販売、添加剤新規用途開発などを担当するポジションです。
また、上記の業務に加え、顧客対応やニーズ把握、業界調査、分析などを行います。
比較的幅広い業務に携われるため、さまざまな経験を積める職種です。

必須な経験・スキル

  • ・化学品に関する職務経験

プラントエンジニア

新規設備投資案件における電気や計装に関わる設計、施工管理の業務を行うポジションです。
また、電気や計装設備の保全業務にも携わります。
どの業務も責任感が必要となりますが、それ以上にやりがいを感じられる職種です。

必須な経験・スキル

  • ・電気や計装に関する専門知識
  • ・化学プラントの電気や計装関係の設備設計、施工管理、保全業務の経験
  • ・危険物や高圧ガス、衛生管理者などの国家資格の保有

生産技術

国内外各工場における自動化仕様設計及びDCS制御プログラム構築業務を行うポジションです。
具体的には、ビッグデータ解析やAI活用、IoT関連業務、DCS保守業務を行います。
幅広い業務に携われるため、スキルアップが望める職種です。

必須な経験・スキル

  • ・DCSやPLC制御プログラム構築の経験
  • ・電気計装の業務経験
  • ・システムエンジニアとしての経験

DICの転職難易度

DICの転職難易度は比較的高いです。
その理由として、世界シェアを誇っているグローバルカンパニーなため、知名度が高いということが挙げられます。
また、企業側からも一定以上のスキルや経験が求められます。
中途採用によるキャリア募集は比較的多くありますが、どのポジションでも倍率が高くなり、競争率が高くなるでしょう。
DICへの転職を目指すなら、ほかの応募者に負けない能力を持っていることが肝心です。

DICが転職者に求める人物像

DICでは、失敗を恐れず、果敢にチャレンジできる人材を求めています。
また、失敗してもそれを糧として前向きに取り組める人材や、積極的に行動できる人材なども求めています。
DICは、積極的に挑戦し、幅広く展開している企業なため、このような能力が必要不可欠です。
面接では、これらをアピールできるエピソードを複数用意し、面接官を関心させられるようにしましょう。

DICの転職までの流れ

DICの選考フロー

エントリー・書類選考

一次面接・適性検査

想定選考官:人事部長
想定内容:志望動機や入社後のキャリアプランなど、定型的な質問をされます。

最終面接

想定選考官:役員
想定内容:これまでの質問に加え、社交性や順応性があるかを確認されます。

内定

DICの面接形式

面接は1対1で行われるのがほとんどです。
面接回数は基本的には2回ですが、職種によって異なる場合があります。
1回あたりの時間は30分~1時間程度です。

DICの面接内容

DICの面接は、志望動機や入社後のキャリアプランなど、定型的な質問から進みます。
それ以外にも、「チーム一丸となって業務を遂行した経験は?」や「あなたにとってチームワークとは?」といった社交性や順応性があるかどうかを判断する質問を多くされます。
これといった変わった質問をされることはありませんが、こちらの回答に対し、「それはなぜ?」と深堀されることがあるため、一貫性のある回答ができることが大切です。
面接の雰囲気は比較的穏やかであり、圧迫面接などはほとんどありません。
変に緊張せず、リラックスして自分らしく面接に臨むと良いでしょう。

DICの選考対策・口コミ

最新情報

・公式サイトに載っている求人は非常に多い
・求人情報はリクルートなどでも確認できる
・人柄を判断するような質問が多い

研究開発、20代前半、男性
これまでに携わった研究について深堀されました。また、専門知識を保有しているかも問われました。冷静に説明することができれば、好印象を与えられると思います。
研究開発、20代前半、男性
経歴や入社後のぷらんといった基本的な質問が多かったです。面接の雰囲気は比較的和やかであり、世間話を混ぜながらの面接だったので落ち着いて臨むことができました。
法務、30代後半、女性
趣味は何かを聞かれました。もともと履歴書にも記入しており、その内容を軸に趣味について説明しました。人柄なども重要視しているような印象があります。
法務、30代前半、男性
なぜうちで働きたいのかを質問されました。保有視覚と現職で培った経験を活かすことができ、企業を法律面から支える法務で働きたいという意欲を最大限に発揮できる環境がDICにあるからということを軸にアピールしました。
研究開発、30代前半、男性
海外には興味あるかを聞かれました。以前から海外勤務には興味があり、可能であれば海外勤務にもチャレンジしたいと伝えました。

DICで働いている方の評判・口コミ

法人営業、在籍3~5年、男性
色材をはじめ、建築材や電子材料など、販売先の市場が多岐にわたるため、世界の市場動向を掴むことができます。また、福利厚生がほかの化学メーカーよりも充実しているため、安心して働くことができるでしょう。
応用研究、在籍5~7年、男性
業務に関してOJTが基本であり、必要に応じてセミナーや講習会に参加するという形になっています。また、社内の研修制度も充実しており、手を挙げれば参加することができるので、スキルアップしたい方には向いている企業といえます。
製品開発、在籍3~5年、女性
残業を無理にさせられることもなく、自分のペースで仕事を調整できるため、ワークライフバランスは良いと感じます。また、有給休暇も取得しやすく、テレワークも導入されたこともあり、より働き方の幅が広がったといえます。
口コミの要約DICの口コミを見てみると、さまざまな市場動向を掴むことができ、やりがいを感じながら働けるということが伝わってきます。また、自分のペースで仕事を調整しやすいなど、一人一人に合わせた働き方ができるということが伺えます。

DICの年収・給与

年収 759万円
ボーナスの有無 年4回
昇給制度 年1回
残業手当 有り
固定残業手当 有り
通勤手当 有り(全額支給)
住宅手当 有り
福利厚生 企業年金制度、厚生施設完備、社員食堂、各種健康管理制度など

DICでの転職者の出世難易度

DICの出世難易度は比較的高いです。
年功序列の風土があるため、ある程度であれば、勤続年数と実績に応じて出世できる可能性はあります。
しかし、それ以上の出世や短期間での出世となると簡単ではありません。
より多くの実績を残し、上司や先輩といった周囲の社員に認められるかがポイントです。
できるだけ時間をかけずに出世したいという場合は、これらを意識し、効率的にアピールすることで出世への道は拓けるでしょう。

役職ごとの平均年収

弊社独自調査結果

20代後半 なし 600万円
30代前半 なし 600万円
30代中盤 なし 700万円
30代後半 研究主任 900万円
40代前半 研究主任 1,200万円
40代後半 マネジャー 1,100万円

DICはどんな人が働いている?

DICの従業員数

3,681名(単独)
20,242名(連結)

DICの平均年齢

43.9歳

DICの平均勤続年数

19.1年

DICの社風

DICは、古典的な日本企業といった社風です。
堅苦しいところはありますが、職場の雰囲気は比較的良く、社員一人一人の働き方を考慮するという働きがあります。
また、資格取得や研修にも注力しており、スキルアップできる環境が整備されています。
積極的に行動し、どんどんスキルアップしながら働きたいという方には、向いている企業といえるでしょう。

DICのワークライフバランス

副業可否 不可
勤務時間 8:45~17:15
休日 土日祝日(完全週休二日制)
その他の休日・休暇 年次有給休暇、慶弔休暇、その他各種特別休暇など
平均残業時間 月10~20時間
フレックス制度 有り(コアタイム 13:00~14:00)
リモートワーク 有り
産休・育休制度 有り
時短勤務 有り

DICの社長

猪野 薫

1957年生まれ、千葉県出身。
早稲田大学政治経済学部卒業後、大日本インキ工業株式会社(現・DIC株式会社)に入社。
2005年に関連事業・購買物流企画管理部長に就任。
2008年に財務部長に就任。
その後も、資材・物流部長や執行役員経営企画部長、取締役常務執行役員などを歴任。
2018年より、代表取締役社長執行役員を務めている。

DIC現職、OB/OGの有名人

斉藤 雅之

1954年生まれ。
1977年に大日本インキ工業株式会社(現・DIC株式会社)に入社。
2007年に財務部長に就任。
翌年には、執行役員財務経理部門担当に就任。
その後も、取締役執行役員財務経理部門担当や取締役常務執行役員財務経理部門担当、代表取締役副社長執行役員社長補佐最高財務責任者を歴任。
2020年より、取締役会長を務めている。

DICの転職に関わるQ&A


DICの企業研究を行ううえでのポイントは、「DICが貢献してきたこと」と「DICがこれまでに注力してきたこと」を理解することです。
それらをしっかりと把握し、志望動機を作成することで、より説得力のある良いものができるでしょう。


最初は契約社員としての採用でも、基本的には正社員になることが可能です。
一定以上の勤続年数があり、DICに貢献していることで、正社員になれるチャンスはあるといえます。

DICへ転職する方法

まずは公式採用HPで概要をチェック

DICの公式HPにある採用情報ページからエントリーできます。
募集要項以外にも、「会社について」や「仕事について」、「社員について」など、さまざまな情報が掲載されているので、一度目を通したほうが良いでしょう。
ただし、募集内容がざっくりとしか記載されておらず、イマイチ分からないということも少なくありません。
より詳しい内容が知りたい場合や公式HPに載っていないような求人に応募したい場合は、転職サイトの活用がおすすめです。

年収アップの転職を目指すなら「ビズリーチ」!

ビズリーチの主な特徴は以下の通り!

・年収1,000万以上の求人が3分の1以上
・厳選された企業からのヘッドハンディング
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ビズリーチには、年収1,000~2,000万円の案件も多く、今より年収を上げたい方には、今後のキャリアを考える上で、特におすすめの転職サイトです。
また、ビズリーチでは、職務経歴を登録しておくことで非公開情報の閲覧が可能になり、自分のスキルや希望に合った企業からヘッドハンティングを受けることも可能。
より自分に合ったヘッドハンティングを受けたいなら、すぐに職務経歴を登録することをおすすめします。

募集要項の詳細を確認したいなら「転職サイト」

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転職サイトを活用するメリットは、

  • ・簡単に転職活動を行える手軽さ
  • ・求人数の豊富さ
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転職サイトは、空いている時間などを使って簡単に転職活動を行える手軽さがあるため、忙しい方でも比較的転職しやすくなっています。
また、求人数が豊富であり、競合他社の募集要項も確認することができるため、幅広く求人情報をチェックすることができます。

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