2020/04/25 メーカー
P&Gへの転職情報!転職難易度や年収について徹底解説!
▼下記は、P&Gに転職する人の主なキャリアステップを示した図です。
・転職元:どこからP&Gに転職してくるのか
・転職先:P&Gからどこへ転職するのか
一般的な傾向を把握し、「将来なりたい自分を目指せるキャリアプラン」を描きましょう。
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P&G
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主な転職先
・業種を問わず幅広い企業へ転職
大学・大学院卒が在籍。幅広い大学の在籍者が多いです。マーケ部門は、高学歴が多く、海外大学出身者も多く在籍しています。
P&G退職後の転職先には目立った傾向はありません。退職後は業種を問わず幅広い企業へ転職しています。
P&G(プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー)は1837年にアメリカで設立し、日本では1973年に営業を開始した日用消費財メーカーです。
衣料用洗剤の「アリエール」や「ボールド」、エアケア製品の「ファブリーズ」や化粧品の「SK-Ⅱ」など、テレビコマーシャルでよく耳にする製品を取り扱っています。
マーケティングに力を入れる企業として知られており、ブランドマネージャー同士の競争は社内でも激しといわれてます。ビジネス誌フォーチュンにて、「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング第1位に選ばれるなど、人材輩出企業としても評価が高い企業です。P&Gのブランド戦略は、MBAのケーススタディの題材としてもよく取り上げられています。
世界180か国で製品を提供しており、2017年7月時点では世界約70か国に事業拠点を構え、約95,000人の従業員数を持つ企業です。2017年の純売上高は651億ドル、営業利益は140億ドルであると公表されています。日本でも「P&Gジャパン」をはじめとして、神戸市に本社を置く4つのグループ会社が展開しています。
初めての転職でP&Gを目指すならまず「ビズリーチ」を見るべし!
P&Gの年収や転職難易度も大切だけど、とにかくどんな求人が出てるのか早く知りたい!
そんな人はまず、ビズリーチなどの転職サイト内に掲載されている求人情報をチェックしてみましょう。
現在ビズリーチにはP&Gの求人がセールスディレクターとビジネスアナリストの2件掲載されています。
ビズリーチの特徴として、ハイクラス求人を多く取り扱っており、非公開求人数も業界トップという特徴があり、転職先がまだ定まっていない方は、ビズリーチで比較しておくことをおすすめします。
転職エージェントを活用する場合でも、情報収集として事前にチェックしておくことが、転職活動をスムーズに進めるためのポイントです。
また、ビズリーチではレジュメを登録しておくことで、非公開情報の閲覧が可能になり、自分のスキルや希望に合った企業からスカウトを受けることもできます。
転職サイトの場合、登録直後に最も多くスカウトメールが届く傾向があります。より自分に合ったスカウトを受けたいならば、登録後すぐにレジュメ登録することをおすすめします。
この記事でわかること
- P&Gの企業概要や事業内容
- P&Gへ転職するときのポイント
- P&Gの給与や働き方など
目次
P&Gに転職する際のポイント
P&Gの特徴
- ・プロクター・アンド・ギャンブルの子会社
- ・衣料用洗剤、消臭剤、化粧品などCMでよく耳にする製品を取り扱っている
- ・マーケティングに力を入れる企業として知られている
P&Gへ転職するポイント
- ・「総合職」と「専門職」があるが、転職では専門職ポジションでの採用が多い
- ・知識やスキル、経験を備えた即戦力として活躍できる人材が求められる
- ・面接時も英語で行うので英語のコミュニケーション力が必要。
P&Gの企業概要
会社名 | P&Gジャパン株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区小野柄通7-1-18 |
社長 | スタニスラブ・ベセラ |
設立 | 2006年3月3日 |
株式 | 非上場 |
株主構成 | 記載なし |
P&Gジャパンの売上
事業年度 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
---|---|---|---|
売上高 | 2,680億円 | 2,680億円 | 2,720億円 |
経常利益 | 147億円 | 114億円 | 88億円 |
P&Gの最新ニュース
P&Gからのニュースリリースのバックナンバーを掲載しています。
P&Gの事業内容
日用消費財の販売及び輸出入
P&Gジャパンは、日本国内において衣料用洗剤や化粧品、医薬部外品や紙製品などの日用消費財の販売及び輸出入を主な事業としています。人々の生活に直結するコモディティ商品(消費財)を取り扱うため、ブランド戦略やマーケティングによる商品差別化にも力を入れています。実際、P&Gが取り扱う商品は、知名度が高い商品ばかりで、多くのヒット商品を生み出しているといえます。
国内4つのグループ会社
・P&Gジャパン株式会社:日本における洗濯洗浄関連製品・紙製品・医薬部外品・化粧品・小型家電製品などの販売、輸出入
・P&Gプレステージ合同会社:日本における化粧品・ビューティーケア製品・医薬品などの販売、輸出入
・ピー・アンド・ジー株式会社:日本におけるP&Gグループ製品の製造活動全般(群馬・滋賀・兵庫に工場がある)
・P&Gイノベーション合同会社:研究開発、製造技術支援、事業戦略の企画立案
世界各地に展開
P&Gは、世界中で約70か国に事業拠点を置き、180か国において製品を販売しているグローバルな企業です。日本を拠点とするP&Gジャパンに転職した場合でも世界中で活躍する機会があり、特にP&Gジャパンはアジアの重要拠点として位置づけられているため、アジア各国で活動する機会に恵まれているといえます。
P&Gの転職の募集要項
人事 HRアソシエートマネージャー
P&GのHRには、組織付きHR(事業部付きHR、職種付きHR、工場HRなど)と、全社的専門HR (採用、教育・研修、労務管理、社内広報など)があり、それぞれの領域を2-3年ごとに経験していくことで人事の様々な側面における専門性を磨いていくキャリアモデルとなります。
担当組織の日本のトップ(ディレクター)、リーダーシップチーム、アジアにおける担当組織の人事部門の担当をしてもらいます。
日本の人事各担当者と密接に協働し、担当組織の人事戦略策定・実施、各プロジェクトをリード、実行を行う。
また、求める人物像や採用人数など、変わりゆく組織のビジネスニーズに対して柔軟に対応し、関係部署と共同して戦略を立て実行することが求められます。
採用するだけではなく、内定者研修や新入社員研修も企画段階から実行まで統括してもらいます。
- ・大学卒以上
- ・日本語ネイティブレベルの能力
- ・TOEIC800点程度以上もしくはビジネスにおける英語での円滑なコミュニケーション能力
- ・2-8年程度の人事業務経験(特にHRBP 組織付人事、採用、労務)
生産統括 高崎工場エンジニアリングマネージャー
新しい生産設備を他国のエンジニアと協働・また主導して開発、量産化を行う。アジア向け新製品の生産準備業務など。
新工場立ち上げプロジェクトマネジメント(国内・海外)を担当してもらいます。
設備のオートメーションを進め、コスト削減を推進(人件費だけではなくてあらゆる正常コストが対象)や設備投資の立案から固定資産の管理などが主な業務です。
海外生産設備の立ち上げや協働の機会が非常に多く、グローバルに活躍できます。
- ・大学・大学院にて理系の学位を取得
- ・機械系、電気、電子、工業化学系の知識があればなお可
- ・日本語ネイティブレベルの能力
- ・TOEIC600点程度以上の英語力(英語でのコミュニケーション必要)
- ・「ものづくり」に興味がある人
- ・他分野を問わず製造業種にて 生産、原材料・処方開発、研究開発、設備開発の経験
生産統括 委託製造品質管理担当者
委託製造品質管理担当者は、主に日本国内で製造されるビューティ・ケアの委託製造製品の品質管理にかかわる重要なポジションです。
委託製造先にかかわる消費者苦情などの品質問題に対し、適切な原因調査と是正・予防措置が取られていることを確認することや、新製品の生産立ち上げにおいて、生産委託先のバリデーション計画書・報告書などを精査し、生産開始に必要となる全ての品質管理要求事項が満たされていることを確認することなどが主な業務です。
出荷停止等の重大な品質問題に関して製造委託先のみならず社内関連部署とも連携し、早急の問題解決および再発防止をリードする立場となります。
国内出張・海外出張がありますので、英語力が必須となります。また、製造業において技術職の経験が5年以上、品質保証・品質管理経験者は優遇される傾向にあります。
- ・大学・大学院にて理系の学位を取得
- ・日本語ビジネスレベル
- ・英語ビジネスレベル(TOEIC600点以上)
マーケティング アシスタント・ブランド・マネージャー
消費者の生活に密着し、消費者の生活を向上するブランドを作り、長期的に成長させていく業務です。
ブランドのビジョン・目標を立て、それを達成するための優れたマーケティング活動を行い、チームをリードし、ブランドを経営することや、短期・中期・長期のブランド目標設定と経営戦略の策定などを行うことになります。
マーケティングの経験は不要ですが、経験者は優遇される傾向にあります。
- ・大学卒以上
- ・日本語ネイティブレベルの能力
- ・TOEIC800点以上(ビジネスにおける英語でのコミュニケーション能力必要)
- ・戦略的思考力に基づきチームを正しい方向に導くことのできるリーダーシップ、データ分析能力
P&Gの転職難易度
P&Gの転職難易度は、同業他社だけでなく、日本国内の企業全体で見ても転職難易度はかなり高いといえます。
P&Gはビジネス誌フォーチュンにて、「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング第1位に選ばれており、人材輩出企業としても評価が高い企業です。
それに伴って、世界的にも、知名度が高く年収などの待遇も良いため、日本国内だけでなく世界中から応募があります。
高度な経験や知識を必要とする、即戦力採用の点や、社内公用語は英語であるため、相応の英語力が求められることも挙げられます。(募集要項にもポジションごとに求められる英語力の記載があります)
面接などでは、これまでの仕事の成果や経験をアピールすると、「どういう売り上げか」「あなたの役割は」と具体的なエピソードをかなり深く掘り下げられることもあるので、面接官に突っ込まれても、「あの時どうだったか」とその場で考えてちゃんと回答を絞り出していけるようにしていくのが大事です。
前職までの経験を元に「P&Gに入社して何ができるのか」など、自分の言葉でしっかりと熱量を伝えることが肝心です。
P&Gが転職者に求める人物像
まず、P&Gの企業理解と戦略的な求人確保の2点を確実に行うことが大事です。
企業HPから「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えることも必要です。
P&G は全世界に共通の企業風土を浸透させるべく、「企業方針声明書(PVP)」では「誠実さ、リーダーシップ、オーナーシップ、勝利への情熱、信頼」の5項目を掲げています。
P&G Japanが最も、重視するリーダーシップや、その素養は厳しく見られます。その理由として、特にブランドマネジメント制においてブランドトップとして他職種を主導する立場にあることが背景として挙げられます。
P&Gは、業務で必須の「論理的思考力」が選考で重視されるため、数値などデータを用いて客観的に議論ができる人なのか、情報処理能力と論理的思考力は非常に重要な要素なので、「頭の回転が速い人」が求められているといえます。
また、「自分が受けたフィードバックは大切な贈りものと考える」という考え方もあるので、自分自身の考えや成果などをより良くするために、立場をこえていろいろな人にコーチングやフィードバックを求め、それを受け入れることが大切です。
自分が受けたフィードバックを真摯に受け止め、実行に移す素直さも求められています。
いくらリーダーシップが求められていようとも、我が強すぎる人は好まれないということです。
P&Gの転職までの流れ
P&Gの選考フロー
エントリー
P&Gのホームページ内の募集中のポジションから応募。
オンラインテストおよび書類選考
応募した後に「オンラインテスト」の案内が届きます(通常は応募から1週間以内に案内がきます)。受験に必要な情報は案内に記載があり、ご自身の「パーソナルサイト」から受験をすることになります。オンラインテストは「適性検査」および「インタラクティブ・アセスメント」の2種類で構成されています。テストの案内が届いたら、早目に取り組みましょう。
なお、提出した応募内容に基づいて書類選考もこの段階で行われます。合否の決定は、オンラインテストと書類選考を合わせて判断されます。
面接
面接の会場は神戸の本社ビル、または東京にて行われます(ウェブでの面接が行われる場合もあります)。面接会数及び内容は応募したポジションにより異なりますが、通常の面接会数は2~3回です。
なお、応募ポジションによっては、面接前に「サプリメンタル・データシート」(職歴等を所定フォーマットに記載するもの)の提出を求められるケースがあります。
内定、入社
内定が出たら、通常は内定後1~2か月以内の入社が求められますので、選考プロセスに入る段階で現職の退職時期の想定をしておく必要があります。部署にもよりますが、現職との調整が難しい場合(または難しくなることが想定される場合)などは事前に人事担当と相談をしておくとよいでしょう。
P&Gの面接形式
面接は3次面接まで行うケースがあります。
P&Gの面接内容
面接では、志望動機やこれまでの仕事内容などの一般的な内容に加えて、「人生においてリーダーシップを発揮して結果を出した経験」があるかを問われることもあります。
概要説明、成果を出せた理由などを順を追って解りやすく伝えることができるようにしておくと良いでしょう。
P&Gが重視するリーダーシップや、その素養を厳しく見られます。
鋭い質問が飛び交う面接になるので、あらかじめ準備をしておくことが重要です。
P&Gジャパンでは、英語のコミュニケーション力が必須になるので面接時には、英語力を試すような質問が多いようです。
P&Gで働いている方の評判・口コミ
成長意欲が高いメンバーが集まっており、非常に風通しが良い。外資系企業らしく成果主義な風潮があるので、非常にドライ。結果を出し続けビジネスに取り組める人には向いている会社だと思う。
基本給よりも昇格での上がり幅が多いため、コンスタントに結果を出すことで昇給スピードも早くなります。
住宅手当は別途支給はありませんが、その他の福利厚生は手厚く、医療費補助、病気見舞い金等もあり持ち株会での奨励金が20%支給されます。
女性へのサポートが整っているため働きやすいです。自分の仕事の調整を自分ですれば、長期の休みも取りやすく朝早く出勤したり、子供の世話を終わらせて夜に仕事したり、休校があったりしても当日いきなり在宅業務に切り替えることもできたのでワーママさんもたくさんいました。
キャリアウーマンとしてバリバリ働きたい女性には向いている職場だと思います。
P&Gの口コミからは、非常に良い人間関係、風通しの良さ、優秀な人物が揃っていることが伝わってきます。外資系企業らしい成果主義な点などが口コミでも多く見られます。ミッションや目標に向かってコミットしながら働きたい方にとっては良い職場環境です。
福利厚生も手厚く、持ち株制度や病気への対応とレベルが高いですね。
女性へのサポートが整っているため働きやすいという声も多いのでバリバリ働きたい女性には向いている職場だと思います。
P&Gの年収・給与は?
年収 | 850万円 |
---|---|
ボーナスの有無 | 有り |
昇給制度 | 有り |
残業手当 | 有り |
固定残業手当 | 記載なし |
通勤手当 | 有り |
住宅手当 | 記載なし |
福利厚生 | 出産手当金、従業員持株会、退職金企業年金制度、 永年勤続表彰制度、病気見舞い金など |
P&Gでの転職者の出世難易度
P&Gは「個人の専門能力に価値をおきます」という行動原則があり、外資系企業であるためも実力主義の社風です。完全なる成果主義のため、能力があり出世スピードが早い人は20代後半で年収1,000万円以上になることもあります。
そのため、リーダーシップを発揮して結果を出せば、若くして出世することも可能です。
、出世競争は日本人だけではなく、外国人も競争相手となるのでシビアな環境で出世するにはよほど結果を出さない限りある程度のランクまでしか昇進できないことが多いでしょう。
P&Gの役職ごとの平均年収
弊社独自調査結果
20代後半 | なし | 600万円 |
---|---|---|
30代前半 | なし | 900万円 |
30代中盤 | マネージャー | 900万円 |
30代後半 | なし | 1,100万円 |
30代後半 | マネージャー | 600万円 |
40代前半 | マネージャー | 900万円 |
40代前半 | なし | 600万円 |
40代後半 | 次長 | 1,700万円 |
40代中盤 | なし | 700万円 |
P&Gはどんな人が働いている?
P&GJapanの従業員数
関連会社含めて約3,500人(P&G Japan)
グループ全体で約95,000人(全世界)
P&GJapanの平均年齢
参考なし
P&Gの平均勤続年数
参考なし
P&Gの社風
P&Gは、社員一人ひとりが誠実であることと、個人を尊重すること、常に正しいことを行うことを企業の伝統としています。世界中の人々の信頼に応え、より優れた品質と価値を持つ製品やサービスを提供するために最善を尽くすことも重要視しています。
企業目的は、現在と未来の世界の消費者の生活を向上させるために、P&Gブランドの製品とサービスを提供することです。出世の項目でも触れてますが、P&Gは社員個人の能力をとても重視しており、優秀な人材を引き付けて採用し、個人個人の業績にのみ基づいて社員を昇進させることを価値観としています。
社員を常に重要な資産であるという信念を持ち、その生き方を導く価値観を共有します。P&Gは、以下の内容を行動原則として掲げています。
・私たちは、すべての個人を尊重します。
・会社とその個人の利害は分かち難いものです。
・私たちは、戦略的に重要な仕事を重点的に行います。
・革新は、私たちの成功の礎です。
・私たちは、社外の状況を重視します。
・私たちは、個人の専門能力に価値をおきます。
・私たちは最高を目指します。
・相互協力を信条とします。
P&G本社の会長であった「リチャード・R・デュブリー」氏は、すべてを失っても社員さえいれば10年でP&Gを再建できるという言葉を残しています。その言葉は社風として福利厚生の充実さなどに強く影響しており、社員が重要な存在であることを明確にしているものです。
P&Gのワークライフバランス
副業可否 | 可能 |
---|---|
勤務時間 | 営業外勤職:フレックス制度(コアタイムは所属チームにより異なるが、通常10:00-15:00) 1日あたりの所定労働時間(昼食休憩含まず):7時間40分 |
休日 | 土曜・日曜・祝日 |
その他の休暇・休日 | 夏季休暇、年末年始、看護休暇 本人の病気休暇、母性健康管理休暇 産前産後休暇、配偶者出産特別休暇 育児/介護休業(および延長)、個人理由による休職 |
平均残業時間 | 記載なし |
フレックス制度 | 有り |
リモートワーク | 記載なし |
産休・育休制度 | 有り |
時短勤務 | 有り |
P&Gの社長
スタニスラブ・ベセ
スタニスラブ・ベセラ氏は、2015年9月に先代社長の退任により米本社から抜擢されています。1991年に当時のチェコスロバキアP&G営業本部に入社し、93年のカスタマーマーケティング・マネージャーはじめとして営業部門を歴任しています。
2011年にはヴァイスプレジデントとしてアフリカ市場を担当しており、ナイジェリアでは売上高を4倍にも伸ばすなど、P&Gジャパン社長就任までに世界各地の市場で活躍しています。日本のような成熟市場に挑戦するのは今回が初の経験です。
P&G現職、OB/OGの有名人
長谷川 晋
京都大学出身、2002年にP&Gジャパンに入社。その後、10年にわたってブランドマネジメントなどの仕事に携わり、2012年には楽天に入社しています。楽天時代にはグローバルマーケティングの責任者を経て上級執行役員に就き、2015年にはフェイスブックジャパンの代表取締役に就任しています。
西口 一希
大阪大学出身、1990年にP&Gジャパンに入社。さまざまなブランドマネジメントを任され、日本や韓国のショッパーマーケティング部門の創設に携わっています。
その後、2006年にロート製薬に入社し、後に本部長の仕事を任されています。さらに後の2015年にはロクシタンジャポンの代表取締役社長に就任し、2017年にはスマートニュースに入社して執行役員に就任するなど、数々の企業の要職を渡り歩いています。
P&Gの転職に関わるQ&A
社内公用語が英語なので、英語でのコミュニケーション、社内のニュースレター、必須トレーニング等の案内も全て英語です。
企画書等が読み書きできるビジネスレベルの英語能力は必要です。
P&Gジャパンでは社員の卒業大学も高学歴が多く、理系の専門職もありますので学歴も語学力も必要です。
職種ごとに異なりますが、TOEIC600~800点レベルが求められています。
応募時にも、入社時にもは最低でもTOEIC600点程度の英語力が必要です。
P&Gは女性が活躍する場が整っている企業といえます。公式サイトによれば、P&Gは「ダイバーシティ&インクルージョン(多様性の受容と活用)」を長年にわたって経営戦略の一環としており、性別や国籍を問わず多様性を尊重・受容・活用することが成長に繋がっているとしています。
公式サイトの情報によれば、P&Gの課長相当職は39%が女性(一般企業平均が9%)、部長相当職が19%(一般企業平均が6%)、役員相当職は28%(一般企業平均が1%)となっています。特に役員相当職の女性割合は一般企業平均よりも高く、実際、P&Gに就職した日本人女性の中には米国本社の副社長に就任した事例もあります。
外資系企業であるため、日本古来の仕事上の男女の差はさほど影響しません。個人の能力に応じて昇進の機会が用意されており、上位職への女性の起用はP&Gにおいては決して珍しいことではありません。ただし、年功序列の社風ではないため、昇進するためには相応の能力とそれに基づいた結果を示すことが必要不可欠ともいえます。
過去に新卒採用で応募していた場合でも、以前の応募が1年以上前の場合、過去の選考内容が考慮されることはありませんので、応募できるようです。
ただし、過去1年以内に新卒採用も含め、応募経験がある人については応募は不可能です。1年以上経過してから応募してみましょう。
P&Gへ転職する方法
まずは公式採用HPで概要をチェック
P&Gの公式ホームページ内にある中途採用情報ページから応募することが可能です。
その他にも、P&gのブランド一覧やP&Gのストーリーなど各種情報が掲載されています。
公式サイトに掲載されている募集内容は、職種や条件がざっくりと記載されているため、とりあえず求人の現状がどうなっているか簡単に知りたいという方はチェックしておくとよいでしょう。
ただ、採用の際のポイントやP&Gが重要視している経験やスキルなどは詳細には記載されていないため、転職成功率を高めたい場合や非公開求人情報を知りたいという場合には転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです。
多くの求人情報から転職先を探したいという方は「転職サイト」
転職サイトを活用してP&Gへの転職を目指すなら、多くの掲載企業数とミドル~ハイクラスのクオリティーの高い求人を取り扱っている傾向にある「ビズリーチ」がおすすめです。
ビズリーチでは担当するアドバイザーの評価が記載されているため自分に合った担当者を探せることも魅力のひとつで、ヘッドハンターからのスカウトが届くなどのサービスも利用ができます。
転職サイトを活用するメリットは大きく3つ。
・様々な企業や職種の求人を多く取り扱っている
・自分のペースで転職活動を進めることが可能
・転職において自分の市場価値を知ることができる
さまざまな職種や企業の豊富な求人のなかから自分の希望に合った案件を探したい方や、転職活動の時間がなかなか空けられないといった方に転職サイトがおすすめです。
転職サイトではなく転職エージェントの活用を考えている方も、求人の比較や転職先の事前情報収集などに転職サイトは非常に便利で、P&Gの募集要項や必要とされる経験・スキルに目を通しておきたいという方は事前にチェックしてみるのをおすすめします。
ビズリーチではP&Gはもちろん同業他社・競合他社のハイクラス案件が多数掲載
現在ビズリーチには、P&Gの求人が2件掲載されており、その他にも同業他社・競合他社の求人が多数掲載されています。
※画像はイメージです。
P&Gでは現在スキンケアセールスディレクターとITカスタマービジネスアナリストの求人を募集しています。
ハイクラスをメイン層としているビズリーチだけあって提示されている年収も比較的高く、1,000~1,500万円程度の収入も珍しくありません。
また、ビズリーチでは、他の転職サイトと比べて比較的非公開求人を多く取り扱っている傾向があり、アドバイザーに相談することで一般的に知ることができない案件を紹介してもらえる可能性があります。
ただ、転職サイトから応募した場合、企業が求めているスキル・経験や重視している要素などが具体的に分からない場合もあるため、転職に失敗してしまう可能性があります。
転職成功率をなるべく上げたいという方は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
通過率を高め、幅広いサポートをしてもらうなら「転職エージェント」
転職エージェントを活用してP&Gへ転職したいと考えている方におすすめしたいのが、「ロバートウォルターズ」と「マイナビクリエイター」です。
ロバートウォルターズは外資系に強い転職エージェントで、マイナビクリエイターはクリエイティブ系の職種に特化した転職エージェントであるため、転職の際には、2つの転職エージェントを利用することで転職成功率を高めることが可能です。
コンサルタントの質や業界知識に定評があり、業種や業態ごとに専門のキャリアコンサルタントが在籍しています。
転職エージェントのメリットとしては
・転職における幅広い支援を受けることが可能
・自分の希望や適性に合ったマッチがしやすくなる
・多くの非公開求人案件を抱えている傾向にある
上記の3つが挙げられます。
転職エージェントでは、転職に必要とされる書類添削や面談へのアドバイスはもちろん、希望や年収の条件などを企業側と交渉してくれるなどのサポートを受けることが可能です。
P&Gはミドル・ハイクラス転職では人気の高い企業で、当然その競争率も高くなります。
また、転職エージェントでは非公開求人案件などを抱えている場合も多く、転職エージェントへ相談することで情報を教えてもらうことも可能なので、今後のキャリアプランや転職に関する疑問などを含め、利用してみるのをおすすめします。
ロバートウォルターズには、P&Gに関連する外資系・日系グローバル企業のハイクラス案件が多数掲載中
リクルートエージェントの求人を見てみると、ハイクラスの外資系・日経グローバル企業のマネージャー職などのハイクラス案件が掲載中です。
※画像はイメージです
ロバートウォルターズでは、P&Gはもちろん同業他社や競合他社など外資系への転職にも利用可能であり、転職実績が多い転職エージェントといえます。
また、ロバートウォルターズの特徴として、担当コンサルタントとのやり取りや相談はすべて英語で行われるため、英語力を活かした転職を目指す場合は、ロバートウォルターズの利用がおすすめです。
クリエイティブ系のへの転職にはには「マイナビクリエイター」
クリエイティブ系への転職をお考えの方には、Webやゲーム関連職などクリエイティブ系への転職に強いマイナビクリエイターがおすすめです。
※画像はイメージです
マイナビクリエイターはクリエイティブ系に特化した転職エージェントであるため、専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍しており、通常では相談することが難しい相談やキャリアプランなど、より深く話すことができるためおすすめの転職エージェントといえます。
また、クリエイティブ系の転職における特有の転職ノウハウによる綿密な転職サポートを受けることができるので、転職成功率を高めることが可能です。
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