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KPPグループホールディングス(旧・国際紙パルプ商事)の転職難易度は高い?面接の口コミや対策ポイントを解説

KPPグループホールディングス転職者の主なキャリアステップ

  • 前職

    プロパー社員がほとんどである。

  • KPPグループホールディングス株式会社に転職
  • 次の転職先

    転職事例はほとんどない。

KPPグループホールディングスの主な転職元・転職先

学歴学歴は、高校、専門学校、大学、大学院卒など幅広く在籍している。学歴の幅は広い。

職歴プロパー社員がほとんどである。

退職後の主な転職先転職事例はほとんどない。

王子製紙や日本製紙など、大手製紙会社から仕入れた紙製品の販売を行っているKPPグループホールディングス。
同分野の商社としては、連結売上高や単体売上高ベースで業界2位のポジションを確立している企業です。
そんなKPPグループホールディングスは、総合職などいくつかの職種で中途採用を募集しています。
月平均残業時間も20時間前後と短い水準であり、ワークライフバランスも良い人気の企業です。
この記事ではKPPグループホールディングスへの転職を検討している方に向けて、面接前に必ず知っておきたいKPPグループホールディングスの事業内容や面接の傾向、対策の方法などを解説します。

KPPグループホールディングスを目指す人におすすめの転職エージェント

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この記事でわかること

  • KPPグループホールディングスの企業概要
  • KPPグループホールディングスの転職ポイント
  • KPPグループホールディングスの社風や企業文化

KPPグループホールディングスに転職するポイント

KPPグループホールディングスの特徴

POINT

  • ・業界2位のポジションを築く日本の大手紙・パルプ専門商社
  • ・世界45か国の150拠点を構え、2018年には東証一部へ上場するなど事業拡大中
  • ・月平均残業時間は20時間前後と短く、ワークライフバランスが良いとの声多数

KPPグループホールディングスへ転職するポイント

POINT

  • ・総合職での募集あり
  • ・公開求人自体はそれほど多くないが、穴場求人も多数
  • ・面接内容はオーソドックスな内容が多く、話しやすい雰囲気だったとの情報あり

KPPグループホールディングスの企業概要

会社名 KPPグループホールディングス株式会社
本社所在地 東京都中央区明石町6番24号
社長 栗原 正
設立 1924年11月27日
株式 上場(東証プライム)
株主構成 王子ホールディングス(17.39%)
日本製紙(9.24%)
日本マスタートラスト信託銀行(6.95%)

KPPグループホールディングスの売上

KPPグループホールディングスの売上推移

事業年度 2019年 2020年 2021年
売上収益 381,397百万円 430,404百万円 563,414百万円
経常利益 2,194百万円 -12,041百万円 8,844百万円

KPPグループホールディングスの最新ニュース

KPPグループホールディングスの事業内容

KPPグループホールディングスの主力事業は、王子製紙や日本製紙から仕入れた紙製品の国内外に対する販売です。
紙や板紙、古紙、パルプなどの販売をはじめ、古紙の集荷や販売、紙製品の加工などを総合的に取り扱っています。
世界45か国の150拠点に子会社を持っており、国内拠点での紙パルプ等卸売事業が主な収益源です。
また、1956年よりシンガポールへの進出が行われており、現在はタイのバンコクや中国各地などを拠点に、環境保護のための取り組みとしてSDGsを意識した事業展開も行われています。
さらには、オーダーメイドのパッケージの提供や、オセアニア地域に対する粘着ラベルの提供など、非常に幅広く手掛けている企業です。

KPPグループホールディングスの募集要項

提案営業

パルプの販売や仕入、海外仕入れ先への支払いや輸入仕入計上、パルプシステム運用作業を行うポジションです。
また、国内仕入先への支払いや輸出仕入計上、販売先とのデリバリー業務なども行います。

必須な経験・スキル

  • ・英語力を活かしたいと考えている
  • ・営業や貿易の実務経験

経理

単体決算や連結決算、有価証券報告書の作成と開示業務を行うポジションです。
また、法人税・消費税申告書の作成や移転価格税制に伴う業務、全社規模での予実分析と管理会計関連業務を担うなど、幅費業務に携われます。

必須な経験・スキル

  • ・連結決算や単体決算、税務申告などの経理業務の経験

紙パッケージ新規提案販売

紙器や段ボールといった紙パッケージの新規提案販売を行うポジションです。
また、紙パッケージの商品開発、最終ユーザーを含めた商流の構築なども行います。

必須な経験・スキル

  • ・メーカーや商社にて、有形商材を扱った経験

KPPグループホールディングスの転職難易度

KPPグループホールディングスの転職難易度は比較的高いです。
KPPグループホールディングスでは、各種転職サイトなどでいくつかの求人を出していますが、上場企業ということもあって人気も高く、選考倍率が高くなっています。
ただし、どのポジションでも求められるスキルや経験はそれほど高くはないため、比較的チャンスはあるといえます。
KPPグループホールディングスへの転職を成功させるために徹底した面接対策を行っておくことで、採用してもらえる可能性は高くなるでしょう。

KPPグループホールディングスが転職者に求める人物像

KPPグループホールディングスでは、求める人材に対して「変革」「挑戦」「創造」という3つのキーワードを掲げています。パソコンやタブレットなどの普及に伴って紙製品の需要は世界的に減少しており、その中で紙製品の商社が生き残るためには様々な工夫を行っていくことが欠かせません。まさに「変革」や「挑戦」、「創造」といったキーワードを軸に行動していくことが重用だと言えるでしょう。

特に中途採用の場合では、即戦力として活躍することが求められます。海外への赴任がある職種も多く、国際的に活躍することも求められます。語学力があるとかなりプラスの評価に繋がることが多いです。今までの経験を活かしながら、グローバルな視座で活躍できる人材が求められています。

KPPグループホールディングスの転職までの流れ

KPPグループホールディングスの選考フロー

エントリー・書類選考

一次~二次面接

想定選考官:人事・現場社員
想定内容:提出した履歴書や職務経歴書などに基づいたオーソドックスな内容がメインです。

最終面接

想定選考官:役員・社長
想定内容:これまでの質問を再度質問され、深堀される傾向があります。

内定

KPPグループホールディングスの面接形式

採用までに必要な面接回数は3回です。
面接官は、最終面接以外は2人程度、最終面接では1人で、応募者側は1人ずつ面接される傾向があります。
面接1回あたりにかかる時間は30分~45分程度で標準的な長さですが、選考期間は数か月に及ぶなど、選考が長期化する場合があります。

KPPグループホールディングスの面接内容

KPPグループホールディングスの面接では、志望動機や前職の退職経緯といった基本的な質問はもちろん、「どうして紙業界を選んだのか?」や「今後紙業界はどうなっていくと思うか?」といった業界の特性を問うような質問を多くされます。
世界的に紙の需要が減少するなかで、KPPグループホールディングスをはじめとした紙専門商社や製紙会社も既にさまざまな対策を実行中です。
そのような業界の動向をどの程度察知しているのかどうかを問うことで、業界に対する興味や熱意を推し量っています。
そのほかにも、中途採用ながら「大学に時代には何を頑張ったか」と聞かれたという情報もありました。
中途採用であっても新卒採用と同じような質問内容が目立つのもKPPグループホールディングスの面接の特徴といえるでしょう。

KPPグループホールディングスの選考対策・口コミ

最新情報

・公式サイトでは募集要項を確認できない
・求人情報はdodaなどでも確認可能
・非公開求人も確認できるよう転職サイトへの登録がおすすめ

管理、40代前半、男性
簡単な自己PRを要求されたあと、志望動機を聞かれました。オーソドックスな質問が多く、これといって答えにくいようなものはありませんでしたが、逆質問があったため、あらかじめ用意しておくと良いかもしれません。
法人営業、20代後半、男性
志望動機について掘り下げられました。特に「どうして紙業界を選んだのか」というポイントは細かく聞かれましたが、事前に回答を用意していたため、スムーズに答えられました。
セールス、30代前半、男性
今後紙業界はどうなっていくと思うか、KPPグループホールディングスはどのようにしたらさらに成長していけると思うかについて聞かれました。業界や商社の戦略に対する予備知識はあったほうが良いでしょう。
管理、30代後半、男性
面接は話しやすい雰囲気でした。最終面接はやや厳かな雰囲気でしたが、それでも話しにくいということはなかったです。将来やりたいことなど、未来志向の質問が目立ちました。
事務、20代後半、女性
学生時代には何を頑張ったのかを聞かれました。中途採用で学生時代からかなり日が空いていたため、思い出すのに少し苦労しました。

KPPグループホールディングスで働いている方の評判・口コミ

営業、在籍5~7年、男性
紙業界全体がやや堅い文化があることもあり、KPPグループホールディングスにもかなり堅い文化があります。一部リベラルな考え方の人もいますが、ほとんどは保守的な考え方です。体育会系の人が評価され、よく出世されるような傾向があります。売上が上がるとしっかりと評価されるため、やりがいを感じることができます。
管理、在籍12年、女性
合併を重ねて大きくなった会社のため事業部ごとにかなりカラーが違います。役員がそれを統一しようと意識しているようです。部署は印紙用紙、パッケージ板紙、フィルムなど合計8種類ぐらいに分かれており、その中でキャリアを積んでいくのが一般的でした。最近はジョブローテーションなどの取り組みを進めており、全く関係ない部署へ異動することもあります。
法人営業、在籍10年、女性
企業体制はかなり古く、一般的な商社のイメージよりもかなり古いと思います。産休や育休の取得率はかなり高めで、時短勤務制度もあります。以前はいわゆる男社会でしたが、最近は女性の管理職も増えてきて、徐々に考え方が変わりつつあるのを感じます。部署によって残業時間はまちまちですが、総合的にはそれほど残業も多くなく、休日出勤などもほとんど見ません。

口コミの要約紙業界全体の特性を反映しており、全体的にやや堅い文化があるという口コミが目立ちました。以前は縦割りの体制でしたが、近年はそれを解消しようとジョブローテーションを取り入れるなどの工夫も進んでいるようです。ワークライフバランスについては好意的な意見が目立ちました。

KPPグループホールディングスの年収・給与

年収 717万円
ボーナスの有無 年2回
昇給制度 年1回
残業手当 有り
固定残業手当 有り
通勤手当 有り
住宅手当 記載なし
福利厚生 財形貯蓄制度、持株会、退職金制度、永年勤続表彰制度、独身寮、保養所、クラブ活動、ビア・パーティーなど

KPPグループホールディングスでの転職者の出世難易度

KPPグループホールディングスでの転職者の難易度は中程度です。KPPグループホールディングスでは、年功序列で基本的には出世していくようです。中途採用だからといって極端に出世が不利になるというようなことはありませんが、勤続年数が出世への鍵を握っているのが現状となっています。

ただし、定期的にある評価の機会で高評価を受けることができれば出世のスピードは早まるようです。評価は「行動評価」と「成果評価」の2点に分かれており、特にこの内の「行動評価」で良い評価を受けることが出世へ繋がっているという情報がありました

役職ごとの平均年収

弊社独自調査結果

20代後半 なし 500万円
30代前半 主任 600万円
30代中盤 なし 600万円
30代後半 室長 700万円
40代前半 参事 1100万円
40代後半 なし 900万円
50代前半 部長 1,100万円
50代後半 課長 1,100万円

KPPグループホールディングスはどんな人が働いている?

KPPグループホールディングスの従業員数

607名(単独)
5,354名(連結)

KPPグループホールディングスの平均年齢

42.7歳

KPPグループホールディングスの平均勤続年数

17.9年

KPPグループホールディングスの社風

KPPグループホールディングスの社風は、役所的な非常に堅い文化が特徴的です。
良くも悪くも昭和の気風が残っており、合う合わないが分かれるポイントといえます。
しかし、最近はダイバーシティへの取り組みにも力を入れており、中途や外国人の採用も徐々に増えてきています。
人間関係は比較的フラットで、わずかに体育会系の風土があります。
また、社員の平均年齢は42.7歳と比較的高く、スムーズに仕事をこなしていくためには経験と人脈が重要です。
優秀な人材の育成のために、最近では社員の能力開発に焦点を絞った人事も行われています。

KPPグループホールディングスのワークライフバランス

副業可否 記載なし
勤務時間 9:00~17:15
休日 土日祝日(完全週休二日制)
その他の休日・休暇 年末年始休暇、年次有給休暇、慶弔休暇、リフレッシュ休暇、保存休暇など
平均残業時間 月20時間前後
フレックス制度 記載なし
リモートワーク 有り
産休・育休制度 有り
時短勤務 有り

KPPグループホールディングスの社長

栗原 正

1955年生まれ。
1979年に大永紙通商へ入社。
30年以上に渡るキャリアを経て、2012年にKPPグループホールディングスの執行役員名古屋市店長代理に就任。
2013年に上席執行役員に就任。
その後も、取締役常務執行役員や取締役上席執行役員、取締役常務執行役員などを歴任。
2020年より代表取締役社長執行役員を務めている。

KPPグループホールディングス現職、OB/OGの有名人

田辺 円

1949年生まれ。
1971年に大同洋紙店へ入社。
2002年にKPPグループホールディングスの営業推進営業本部長に就任。
2004年に取締役に就任。
その後も常務取締役や専務取締役、代表取締役副社長などを務め、2013年に代表取締役社長に就任。
2020年より、代表取締役会長兼CEOを務めている。

KPPグループホールディングスの転職に関わるQ&A


KPPグループホールディングスの平均年収は656万円。これは同規模の同業他社と比較すると中程度か、やや低めの水準です。実際、紙専門の大手3商社の中では最も低い水準だという情報がありました。管理職になれば年収は800万円を超え、それなりに高い年収を狙うことも出来る一方で、管理職にならなければ年収800万弱ぐらいまでが事実上の限界となっているようです。


KPPグループホールディングスでは、近年は徐々に女性の採用を増やしつつあります。また、以前は男性中心の社会となっていた一方で、最近は女性を管理職へと出世させようという動きもあるようです。産休や育休の取得強化にも力を入れており、会社全体としても利用しやすい雰囲気作りなどに取り組んでいます。総合して、女性の働きやすさに関する口コミには好意的な評価が目立ちました。

KPPグループホールディングスへ転職する方法

まずは公式採用HPで概要をチェック

KPPグループホールディングスの公式サイトにある採用情報ページから応募できます。
募集要項以外にも、企業の実績や提供しているサービス内容、代表メッセージなどが掲載されているので、一度を目通したほうが良いでしょう。
ただし、求人内容はざっくりとした掲載されておらず、不透明なところも少なくありません。
より詳しい内容が知りたい場合やできるだけ時間をかけずに転職したい場合は、転職サイトの活用がおすすめです。

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より自分に合ったヘッドハンティングを受けたいなら、すぐに職務経歴を登録することをおすすめします。

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