ローランドへの転職事情。面接内容や社員のリアルな声などを解説

ローランド転職者の主なキャリアステップ

• 前職

  ヤマハ、河合楽器製作所などの楽器メーカー
  オンキョー、DENONなどの音響機器メーカー

• ローランド株式会社
• 次の転職先

  コニカミノルタなどの電機メーカー
  自動車部品メーカー

ローランドの主な転職元・転職先

ローランドは、プロをターゲットとしたスタジオ向けのものから家庭向けのものまで、幅広い電子楽器を製造している電子楽器メーカーです。
ヤマハやカワイとともに、日本を代表する3大楽器メーカーに数えられており、近年ではDTMと呼ばれるコンピュータミュージック関連のハードウェア・ソフトウェアの製造も手掛けています。
そんなローランドでは、組み込みソフトエンジニアやプロダクトマネージャーなどのポジションで中途採用を行っており、音楽が好きな方にとってはもちろんのこと、そうでない方も見逃すことのできない企業です。
この記事では、ローランドへ転職を目指す方へ向けて、面接での質問内容や社員の口コミなどを解説します。

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この記事でわかること

• ローランドの企業概要
• ローランドの転職ポイント
• ローランドの社風や企業文化

ローランドに転職するポイント

ローランドの特徴

ローランドへ転職するポイント

ローランドの企業概要

会社名	ローランド株式会社
本社所在地	静岡県浜松市北区細江町中川2036-1
社長	三木 純一
設立	1972年4月18日
株式	上場（東証1部）
株主構成	タイヨウ･ジュピター･ホールディングスLP（49.77%） 日本マスタートラスト信託銀行（4.78%） 日本カストディ銀行（4.63%）

ローランドの売上

ローランドの売上推移

事業年度	2018年	2019年	2020年
売上高	61,153百万円	63,247百万円	64,044百万円
経常利益	5,169百万円	4,726百万円	6,277百万円

ローランドの最新ニュース

ローランドの事業内容

ローランドは、プロ向けの非常に高価なものから一般向けの手軽なものまで、幅広い顧客ニーズに対応した製品展開を行っている電子楽器メーカーです。
そのなかでも、鍵盤楽器は売上の28%を占める主力製品であり、電子ピアノやキーボード、電子アコーディオンなどを手掛けています。
また、ギターアンプや各種エフェクターなど、ギター関連機器にも注力しており、売上では鍵盤楽器に次ぐ26%の割合を誇っています。
また、米国などを中心に製品のグローバル展開を行っていることも特徴的です。
そのなかでも電子ドラム事業は米国での売上が好調であり、2019年には電子ドラムの市場シェア58%を獲得しています。
中長期目標では、成長投資を加速させるとともにクラウド事業の立ち上げを行い、今後も注目を集める企業といえるでしょう。

ローランドの募集要項

組み込みソフトウェアエンジニア

組み込みソフトウェアエンジニアは、ローランドの開発する製品に組み込まれている各種制御ソフトウェアなどの設計、開発を担当するポジションです。
具体的には、シンセサイザーやAIRA&DJなどのプロダクトのファームウェア開発を行います。
組み込み系製品のコーディング能力が求められる職種です。

プロダクトマネージャー

ローランドの開発する新製品の企画や、開発のマネージメント業務などを行うポジションです。
具合的には、シンセサイザーの企画や立案、開発プロセスの策定などを担当します。
国内外の関係者をまとめるポジションとして、高いマネージメント能力が求められる職種です。

ローランドの転職難易度

ローランドの転職難易度は中程度です。
ローランドでは、エンジニアなどの開発職からプロダクトマネージャーなどの管理職まで、多くの職種の中途採用を募集しています。
また、社内インフラ担当者やマーケティング担当者など、製品の開発に直接携わることのない職種もあるため、楽器に関連する経験がなくても応募しやすいのが特徴です。
ただし、どのポジションでも一定以上の経験やスキルが求められるため、未経験からの転職は難しいかもしれません。
ローランドへの転職を目指すなら、ほかの応募者よりも優れているスキルや経験を持っていることを効率的にアピールすることが肝心です。

ローランドが転職者に求める人物像

ローランドでは、「スピード感を持って、新たなことにチャレンジする力」や「情熱と誇りを持って、目標達成に向けてやり抜く力」、「常に新しいものや情熱をキャッチして、自分のものにする力」を保有している人材が求められています。
新卒採用と中途採用両方に共通していえますが、新規事業の立ち上げなど新しいことにも積極的にチャレンジし、それを諦めずに最後までやり抜くことができるような力が重要視される傾向があります。
また、中途採用者に対して、即戦力として働くことのできる実力を強く求めているため、これまで身につけたバックグラウンドを武器に、ローランドの新たな製品の開発を後押しすることのできる人材であることが大切といえるでしょう。

ローランドの転職までの流れ

ローランドの選考フロー

エントリー・書類選考

一次面接

想定選考官：部長・人事課長
想定内容：志望動機やこれまでの経験など、一般的な質問をされます。

最終面接

想定選考官：役員・人事
想定内容：これまでの質問に加え、音楽に関する質問をされます。

内定

ローランドの面接形式

面接は応募者が1人に対し、面接官が複数人で行われます。
面接回数は基本的に2回ですが、職種によって異なる場合があります。
1回あたりの時間は45分程度です。

ローランドの面接内容

ローランドの面接は、志望動機やこれまでの経験など、一般的な質問から進みます。
それ以外にも、「どんな音楽を聴くのか」や「楽器は何か弾けるのか」など、音楽に関する質問を多くされます。
さらには、「趣味は？」や「得意なことは？」といった人柄を判断する質問や、「これまでの実績は？」や「仕事で重視していることは？」などの実力を問うような質問をされるなど、幅広く質問されるため、自己分析は必要不可欠です。
面接では、変に緊張せずにリラックスして、自分らしくアピールできるようにしましょう。

ローランドの選考対策・口コミ

ローランドで働いている方の評判・口コミ

ローランドの年収・給与

年収	647万円
ボーナスの有無	年2回
昇給制度	年1回
残業手当	有り
固定残業手当	記載なし
通勤手当	有り
住宅手当	有り
福利厚生	独身寮、借り上げ社宅、リゾートホテル利用費補助、社内音楽教室など

ローランドでの転職者の出世難易度

ローランドの出世難易度は中程度です。
ローランドは、ファンドが入って以降人事制度が一新され、半期ごとに中間・期末・フィードバックと、一年間で6回もの面談があります。
出世をするためには、この面談で高評価を獲得することが必要不可欠です。
ただし、能力や成果評価が採用される反面、その基準は明確でなく、配属部署によっても左右されてしまう可能性があります。
ローランドでの出世を狙うのであれば、キャリアプランについて事前によく練っておくと良いでしょう。

役職ごとの平均年収

弊社独自調査結果

20代後半	なし	500万円
30代前半	なし	600万円
30代中盤	係長	600万円
30代後半	課長補佐	700万円
40代前半	リーダー	900万円
40代後半	部長	1,100万円
50代前半	マネージャー	1,100万円

ローランドはどんな人が働いている?

ローランドの従業員数

3,060名

ローランドの平均年齢

44.3歳

ローランドの平均勤続年数

18.9年

ローランドの社風

ローランドは、自由を重んじ、社員それぞれが自分で裁量を持って働いているという特徴がある企業です。
特に、現社長になってからは社内にリベラルな考え方が浸透し、スピード感を持った経営が行われていると感じている社員が多い傾向にあります。
リーマンショックで著しい業績不振を記録したこともあり、利益を重視した経営への切り替えが意識されています。
自由な環境で、自分のペースで業務を遂行したいという方には、向いている企業といえるでしょう。

ローランドのワークライフバランス

副業可否	不可
勤務時間	8:30〜17:15
休日	完全週休二日制
その他の休日・休暇	夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、特別休暇など
平均残業時間	月28.7時間
フレックス制度	有り（一部）
リモートワーク	有り
産休・育休制度	有り
時短勤務	有り

ローランドの社長

三木 純一

1955年生まれ、大阪府出身。
1977年、ローランド株式会社に入社。
1994年に開発部門担当の取締役に就任し、電子ピアノなどの鍵盤楽器の開発を手掛ける。
その後、マーケティング企画などの部署も担当したのち、クラシックロジェクトの執行役員に就任。
オルガン・クラシックキーボード開発部門担当取締役を経て、2013年より、代表取締役社長CEOを務めている。

ローランド現職、OB/OGの有名人

梯 郁太郎

1930年生まれ、ローランドの創業者。
1947年、16歳で「かけはし時計店」を創業。
1960年にエース電子工業株式会社を設立し、本格的に製造業へ専念する。
1972年にエース電子工業を退社し、ローランド株式会社を設立し、取締役社長に就任。
その後、ローランドを上場企業まで成長させ、MIDI企画の開発などに尽力した人物。

ローランドの転職に関わるQ&A

ローランドへ転職する方法

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