通信

NTTドコモの転職情報を解説。年収や転職難易度について調査

株式会社NTTドコモは、東京都千代田区にオフィスを構える国内最大手の通信事業者です。従業員数は7,884名(2019年時点)で、日本国内の携帯電話市場におけるシェアは約45%。

auやソフトバンクと並び、国内3大キャリアのひとつとして日本の通信インフラを支える企業です。

最近では、新たな通信技術として注目を浴びている「5G」の開発にも取り組んでおり、より快適に高速通信を楽しめる環境作りに注力しています。AI関連技術やIoT技術といった分野にも精力的に事業を拡大しており、今後も通信分野のリーディングカンパニーとして活躍が期待されています。

本社での中途採用は現在ほぼ行われておらず、グループ会社や店舗勤務から本社への転属を目指す方が多い傾向にあります。

この記事でわかること

  • NTTドコモの企業概要
  • NTTドコモの転職ポイント
  • NTTドコモの社風や企業文化

NTTドコモに転職するポイント

NTTドコモの特徴

POINT

  • ・国内最大手の携帯電話キャリアであり、通信事業分野におけるリーディングカンパニー
  • ・携帯電話事業の他、動画配信や音楽配信、電子書籍サービスなどの事業にも注力
  • ・ワークライフバランスにおいて評判が良く、在宅ワークやスライドワークも可能

NTTドコモへ転職するポイント

POINT

  • ・5Gをはじめとした新しいサービスや事業に対する「挑戦心」と「行動力」が求められる
  • ・書類選考が厳しく、経歴書ではより具体的な実績が求められる
  • ・新卒採用が大部分を占め、中途採用枠が非常に少ない。非公開の求人も探せるエージェントの利用がおすすめ

NTTドコモの企業概要

会社名 株式会社NTTドコモ
本社所在地 東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー
社長 吉澤 和弘
設立 1991年8月14日
株式 上場(東証一部)
株主構成 日本電信電話株式会社(64.10%)
信託銀行株式会社(2.70%)
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(2.14%)

NTTドコモの売上

NTTドコモ 売り上げグラフ

NTTドコモの売上推移

事業年度 2017年 2018年 2019年
売上高 4,588,579百万円 4,807,129百万円  4,900,345百万円
経常利益 937,816百万円 969,966百万円 986,280百万円

NTTドコモの最新ニュース

NTTドコモの事業内容

通信事業

NTTドコモでは、携帯電話サービスや光ブロードバンドサービス、衛星電話サービスなどの通信事業を主軸に据えて事業展開を行っています。これまで人と人とを「つなげる」ことを大きな目的として事業に取り組んでいます。
新技術や新サービスの開発にも貪欲で、5GやIoTなど、新たなサービス提供に向けた人材も募集しています。アプリやスマートフォンの開発など、常にユーザー目線に立ってどうすればもっと使いやすくなるか、快適に通信することができるかを重視しながら事業活動を行っています。
メイン事業となる携帯電話・スマートフォンにおいては2019年10月に料金プランが改定されており、よりわかりやすく、ユーザーが使いやすいキャリアを目指してサービス改善を続けています。

スマートライフ事業

NTTドコモでは、ITや通信技術で人の生活を豊かにする「スマートライフ事業」にも力を入れています。

動画配信サービスの「dTV」や雑誌配信サービス「dマガジン」、子供向けプログラミング学習サービス「embot」のほか、決済サービスの「dカード」や「d払い」など、より人々の生活に密着したサービス開発が行われています。
生活の必需品である携帯電話事業が主軸のため人々のニーズを収集することに強く、今後も幅広いシーンにおいて、時代にマッチした新しい事業を展開していくことが予想されています。
また、法人IoTやシステム開発などのBtoBサービス提供にも注力しており、2021年度内に法人ビジネスでの事業収益を1,200億円まで伸ばすという目標を公表しています。

その他の事業

その他の事業としては、ケータイ補償サービスや法人向けIoTサービス、システム開発や販売、保守の受託といった活動を行っています。システムインテグレータのような一面があるところもNTTドコモの特徴であり、自社や他社向けのシステム開発にも注力しています。

NTTドコモの募集要項

NTTドコモは、現在中途採用の募集を公式では行っておりません。
過去の募集要項や実際にキャリア入社をした方のインタビューをもとに一例を記載します。

営業職

NTTドコモの営業職は主に、全国各地のドコモショップなどで法人営業や新規開拓、アフターフォローやプランの改善提案などを担当します。ドコモユーザーを増やすため、商品を提案したり、サービスの販売を行います。
必須とされる専門スキルはなく、未経験でも最低限のパソコン操作スキルがあれば応募は可能です。他の分野や業界だったとしても、営業経験がある場合は採用の可能性が高まります。

必須な経験・スキル

  • ・記載なし

エンジニア職

主に、ネットワーク系の設備保守ができる人材が求められています。通信ネットワークに関する業務経験がある方であれば過去の経験を活かしてさらに活躍しやすいでしょう。
入社当初は通信設備の局データ作成や、関連資料の作成などがメイン業務ですが、経験を積むことで、システム開発やサーバー系、インフラ系など、複数の業務を任されることになります。

必須な経験・スキル

  • ・記載なし

NTTドコモの転職難易度

NTTドコモでは新卒採用を積極的に行っており、長期的・計画的な人材育成に力を入れているため、キャリア採用の場合は特に難易度が高くなります。
とはいえ、中途採用が全くない、というわけではありません。プロジェクト単位や職種限定などでは非公開求人も行っているため、そういった仕事を求めている場合はエージェントに相談してみるのがおすすめです。
非公開、かつ募集人数が少ない場合は過去の経験や実績がより重視される傾向があり、即戦力として活躍できる人材が求められます。
そういった意味でも、キャリア採用においての転職難易度は高いと言えるでしょう。

NTTドコモが転職者に求める人物像

NTTドコモでは、「チャレンジ精神に溢れた人材」を強く求めています。
携帯電話やスマートフォンの普及によって、キャリア事業各社がサービス内容や技術力で差別化していくことが難しくなっています。
NTTドコモでは、その環境のなかで、新たなサービスや革新的な技術を提供できる人材を増やし、より顧客に求められるサービスの提供を目指しています。新しいものを作ってみたい、社会を驚かせたいといった精神が前提で、その上で必要なスキルや経験を有している必要があります。
前職までの経験を活かして通信事業での新たな取り組みにチャレンジしたい人に適した企業です。

NTTドコモの転職までの流れ

NTTドコモの選考フロー

書類・エントリーシート提出

筆記試験(Web)

1次面接

想定選考官:人事
「NTTドコモに入社したらどんなことをやりたいか」「今後の社会に必要なものは何か」「なぜKDDIやソフトバンクではなくNTTドコモなのか」を中心に面接が進められていきます。

最終面接

想定選考管:役員
1次面接で聞かれた内容を中心に、再度認識の擦り合わせが行われます。

内定

NTTドコモの面接形式

1次面接は1対3で行われることがほとんどです。新卒採用でよくある求職者には机のない椅子のみの部屋で面接を行います。
最終面接では複数の役員と面接を行うケースがあります。
1回あたり30分〜1時間程度で終了となります。

NTTドコモの面接内容

NTTドコモの面接では、新しいサービス展開に向けてアイデアや技術力があるかどうかを確かめるため将来のことについて聞かれることが多いです。
そのほかに「NTTドコモに入社したらどんなことをやりたいのか」といった質問を軸とした、これまでの経験や実績、スキルなどが問われます。
将来に対する思いが強くても、それを実現できるだけの経験やスキルがなければ採用には至らないでしょう。基本的に転職者は即戦力であることが条件であり、会社側に採用してから育てるという考え方はありません。また、エンジニア職の場合は、自己PRの時間はほとんどなく、技術的な質問や、課題への取り組み方など、実務的な質問が多い傾向にあります。
職種にかかわらず、これまで経験してきたことを活かして、何をしたいのかをわかりやすく伝えることが重要です。

NTTドコモで働いている方の評判・口コミ

営業、在籍10年〜15年、女性
女性でも活躍しやすい。会社として女性の管理職登用を積極的に推し進めていて、上の立場に立てると思います。産休や育休などの取得もしやすく、ライフイベントに合わせて柔軟にキャリアを形成できます。
子供が小学校3年生までは時短勤務を活用することができて、仕事と子育てを無理なく両立させられるところも良いなと思っています。子供の高校入学まで転勤を回避できる措置があるので、子育て中の女性でも長く働き続けられる安心感は他社に負けていない部分だと感じます。
ソリューションサービス、在籍5年〜10年、男性
ドコモには豊富な資金とリソースがあるので、やりたいと思ったことをやらせてくれる環境があります。営業職でも商品企画や開発、システム開発でも「お金がないからできない」ということはほとんどありません。成功に導くための論理的な説明や展開力は求められますが、チャレンジすることを良しとする文化があります。
ただし、社内政治と呼ばれるような、多くの人の協力を得たり巻き込んだりする必要があるので、その辺の努力を怠らないことが重要です。3年程度を目安に部署異動があるので、さまざまな業務を経験できるところも良いことだと思います。逆に異動に伴う転勤が厳しいと感じる人も多いようです。
研究開発、在籍10年〜15年、男性
通信業界における最大手として安定した経営が続いており、正社員の居心地はとても良いです。ドコモで成長していきたい、ドコモでやりたいことがあるという方には最適な環境で、長年にわたって活躍し続けることができると思います。ただ、年功序列な部分や新卒主義な部分もあり、転職組の出世はかなり難しいです。
会社内の風通しも悪くなく、自由闊達に議論できる風土があります。ただし、意見が通るかどうかは別問題です。大企業ならではの特徴かもしれませんが、稟議を通すために多くの部署や役職者を回る必要があり、意思決定のスピードはかなり遅いです。
口コミの要約

 

 

NTTドコモの働きやすさは3年ごとの転勤を除けばかなり評価が高いようです。
給与に不満を感じている従業員も少なく、安定した企業といえるでしょう。
口コミで特に目立ったのは「大手であることの安心感」です。ただし、意思決定の遅さを指摘している口コミも多数見られました。

NTTドコモの年収・給与

年収 872万円
ボーナスの有無 有り
昇給制度 有り
残業手当 有り
固定残業手当 記載なし
通勤手当 有り
住宅手当 有り
福利厚生 社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)、
健康診断、スキルアップ手当、サポート手当、交代手当、
休日変更手当、NTT企業年金基金など

NTTドコモでの転職者の出世難易度

NTTドコモの転職者の出世難易度は高めです。
NTTドコモは日本を代表する大手通信キャリアであり社内は優秀な人材が多い環境です。その中で結果を残し続けなければ昇進や出世は難しいでしょう。
NTTドコモは年功序列の風土が根強く残っており、若いうちから昇進を掴み取ることも難しいでしょう。これは転職者に限らず新卒社員にも言えることであり、長年の経験や実績によって徐々にキャリアアップを掴み取るという形になります。まずは、目の前の仕事に集中して、1つ1つの課題や役割を正確にこなしていくことが重要です。

NTTドコモはどんな人が働いている?

NTTドコモの従業員数

7,884人

NTTドコモの平均年齢

40.2歳

NTTドコモの平均勤続年数

17.2年

NTTドコモの社風

NTTドコモの社風として、チャレンジ精神を大切にする傾向があります。
言わずと知れた大企業ではありますが、現状で満足している雰囲気はありません。若手からベテランまで自由に意見を出し合い、より良いサービスを提供できるように日々の仕事を行っています。
既存の考え方や価値観に捉われることなく、常に新しいことや最先端の技術を学んで、それを社内外に提供できる人材が重宝される傾向にあります。
会社からは資格取得に向けた奨励金が出るなど、自己研鑽を積むことを良しとする文化もあり、個人としてもスキルアップをしやすい企業です。ただし、意見を通すためには長い時間がかかる保守的な一面もあり、入社後のギャップに悩む人材も少なくありません。
以前は激務と噂されていたNTTドコモですが、現在はワークライフバランスも取りやすい企業となっています。週に2回は定時退社日を設けるなど、仕事とプライベートのバランスを上手く調整しながら無理なく働き続けることができます。

NTTドコモのワークライフバランス

副業可否
勤務時間 9:00〜18:00
休日 土日・祝日
その他の休日・休暇 年末年始、年次有給休暇(初年度10日)、出産休暇、育児休暇、
特別休暇、夏季休暇、結婚休暇(3日間)
平均残業時間 20〜30時間
フレックス制度 有り
リモートワーク 有り
産休・育休制度 有り
時短勤務 有り

NTTドコモの社長

吉澤 和弘

1955年群馬県生まれ。岩手大学工学部を卒業後、1979年に日本電信電話公社(NTTグループの前身)へ入社。2007年にNTTドコモの執行役員第二法人営業部長に就任後、取締役執行役員人事部長、経営企画部長、モバイル社会研究所担当、代表取締役副社長などを経て、2016年6月に代表取締役社長に就任。
これまでのNTTドコモの良さを生かしながら、革新的なサービス展開をできるように社内の意識改革を推進している。

NTTドコモ現職OB/OGの有名人

辻上 広志

1958年生まれ。1983年に日本電信電話公社へ入社。2007年に経営企画部門担当部長に就任後、2008年にNTTドコモの社外取締役に就任します。その後、経営企画部門長や東日本電信電話株式会社取締役、NTTドコモの取締役常務執行役員などを経て、2018年7月に代表取締役副社長に就任。
吉澤社長の後任候補とも言われており、今後のNTTドコモの命運を左右する人物の1人として注目と期待を集めている。

NTTドコモの転職に関わるQ&A


積極的なチャレンジ精神を持っている人材です。NTTドコモではこれまで築いてきた信頼や実績で多くの顧客を抱えており、資金も豊富にあります。既存の携帯電話サービスやスマートフォンサービスに加えて新たに5Gの通信環境を整備するなど、新しいサービスや事業を展開しようとする風土があります。

IoTやAIなど、新しい技術を使ってNTTドコモを変えていきたいという思い実現するためのスキルや経験があれば、中途入社でも十分に活躍できるでしょう。


NTTドコモのワークライフバランスはとても良いです。残業を強要する雰囲気もなく、週に2回は定時退社日が用意されています。有休の消化率も高く、休むことに対して寛容的な雰囲気が広がっています。残業時間に関しても会社で厳しく管理されているので、過度な残業を強いられることはありません。

ライフイベントごとの休日も柔軟に取得可能で、結婚休暇や出産休暇、育児休暇など、女性も無理なく働きやすい環境が整っています。子供が幼い間は時短勤務が可能なことや、転勤回避措置が用意されているなど、会社全体で社員のプライベートを守ろうとする風土があります。

NTTドコモへ転職する方法

NTTドコモの採用ページから申し込む

NTTドコモの公式ページにはキャリア採用のページが用意されています。ただし、公式ページでの募集は2014年を最後に、行っていないため、今後もサイト内で募集が行われる可能性は低いでしょう。

転職エージェント経由で申し込む

NTTドコモは現在、中途採用を公式では行なっておりません。しかし、転職エージェントなどを経由してクローズド求人を公開している可能性があります。以前行われた公式からの募集も応募フォームのリンクを「マイナビ」に設定していたため、「マイナビ転職エージェントサーチ」に非公開求人を出している可能性が比較的高いと言えます。
エージェントは職務経歴書の作成や面接のノウハウを教授してくれるため、転職者にとっては大きなアドバンテージとなるでしょう。

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