2022/09/09 グループ企業
オリックスの転職事情。難易度や年収などを解説
オリックス転職者の主なキャリアステップ
-
オリックス株式会社に転職
-
次の転職先
モルガン・スタンレーなどの外資系証券会社
デロイト、PwCなどのコンサル
オリックスの主な転職元・転職先
学歴主な学歴は、大学卒業や大学院卒業などが在籍しており、国立や私立ともに高学歴者が多くいます。
次の転職先オリックスからの転職先として主に、モルガン・スタンレーなどの外資系証券会社、デロイトやPwCなどのコンサルへ転職しています。
オリックスは、日本でのリース産業の将来性に着目し、日綿事業や三和銀行、岩井産業など3商社5銀行により設立された日本の大手総合リース企業です。
多角的な金融サービス業を中心に、国内1,652拠点・海外476拠点と、世界28か国と地域に展開しています。
また、2022年にEV充電サービス「WeCharge」のユビ電と資本業務を提携するなど、幅広く手掛けています。
オリックスは、世界でも類を見ないユニークな企業としてグローバルに成長しており、各国から注目を集めている大企業です。
そんなオリックスでは、法人営業をはじめとしたさまざまなポジションで、高い専門性を持ち、チャレンジ精神豊かな人材を求めています。
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・大手の採用代行を行なっているので、マーケットに出てこない優良求人を多数保有
この記事でわかること
- オリックスの企業概要
- オリックスの転職ポイント
- オリックスの社風や企業文化
目次
- 1 オリックス転職者の主なキャリアステップ
- 2 オリックスの主な転職元・転職先
- 3 オリックスを目指す人におすすめの転職エージェント
- 4 オリックスに転職するポイント
- 5 オリックスの企業概要
- 6 オリックスの事業内容
- 7 オリックスの募集要項
- 8 オリックスの転職難易度
- 9 オリックスの転職までの流れ
- 10 オリックスの選考対策・口コミ
- 11 オリックスで働いている方の評判・口コミ
- 12 オリックスの年収・給与
- 13 オリックスでの転職者の出世難易度
- 14 オリックスはどんな人が働いている?
- 15 オリックスの社風
- 16 オリックスのワークライフバランス
- 17 オリックスの社長
- 18 オリックス現職、OB/OGの有名人
- 19 オリックスの転職に関わるQ&A
- 20 オリックスへ転職する方法
オリックスに転職するポイント
オリックスの特徴
- ・3商社5銀行により設立された日本を代表する大手総合リース企業
- ・世界28か国に多角的金融サービス業を展開
- ・福利厚生が充実しているため、仕事とプライベートの両立がしやすい
オリックスへ転職するポイント
- ・中途採用枠は比較的多い
- ・法人営業をはじめ、さまざまなポジションで求人募集
- ・高い専門性を持ち、チャレンジ精神豊かな人材を求めている
オリックスの企業概要
会社名 | オリックス株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービル南館 |
社長 | 井上 亮 |
設立 | 1964年4月 |
株式 | 上場(東証プライム、NYSE) |
株主構成 | 日本マスタートラスト信託銀行(17.89%) 日本カストディ銀行(6.29%) 自社(5.00%) |
オリックスの売上
オリックスの売上推移
事業年度 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
---|---|---|---|
営業収益 | 2,280,329百万円 | 2,292,708百万円 | 2,520,365百万円 |
税引前当期純利益 | 412,561百万円 | 287,561百万円 | 504,876百万円 |
オリックスの最新ニュース
オリックスの事業内容
オリックスは、日本最大手の総合リース企業です。
国内外合わせて2,128拠点を展開しており、主に多角的金融サービスの提供を行っています。
オリックスの主な事業としては、下記の3事業を主軸として運営しています。
法人金融サービス事業
全国の営業ネットワークによる取引を通じて、顧客のニーズや経営課題を把握し、最適なソリューションを提供している事業です。
競争の激しいリースや投資では、収益性を重視した案件の選別と実行を行います。
また、国内の中小~中堅企業に対して、生命保険や環境エネルギー、自動車リース関連などの商品やサービスを幅広く提供を行う手数料ビジネスにも注力しています。
そのほかにも、資金や設備の調達、事業や業務の支援なども行っており、事業拡大と利益成長を計っている事業です。
今後の展望として、中核事業として各種事業部門と連携を取りながら、地域特性を意識した営業活動を展開し、強固な顧客基盤を基に安定したストック型サービス収益基盤の構築を目指すと公言しています。
メンテナンスリース事業
自動車のリースやレンタカー、カーシェアリングなどを展開する事業です。
なかでも主力となっている自動車関連は、業界トップクラスの車両管理台数を誇っており、自動車に関するあらゆるサービスをワンストップで提供しています。
それにより、競争優位性を高め、法人や個人市場におけるシェア率拡大を計っています。
また、将来的な産業構造の変化を新たな収益機会に転換するべく、新たな商品やサービスの開発に積極的に取り組んでいる事業です。
今後の展望としては、上記で挙げたシェア率拡大とともに、豊富なサービスメニューを作り、それらを支える国内営業ネットワークの活用、資産の拡大を目指すと公言しています。
不動産事業
不動産開発や賃貸、管理事業施設運営など展開している事業です。
好調な不動産市場を捉えて賃貸不動産などを売却、一方で付加価値を生み出す開発案件への投資などを行っています。
それにより、アセットマネジメントの規模拡大を計り、状況に影響されにくい収益基盤を築いています。
また、ホテルや旅館などのさまざまな施設運営により、不動産開発や賃貸など、さまざまなバリエーションを増やすことで安定収益の獲得を目指し、総合力を活かした新規事業の創出をしている事業です。
今後は、オリックスが運営する旅館やホテルのブランド力向上や新たな旅館の買収などで、より安定した収益拡大を目標とし、さらには、アジアでの事業開発にも注力していきます。
オリックスの募集要項
開発マネージャー
サービス開発の中心となり、アジャイル開発や設計内製化への変革に向けた技術力の向上を牽引するポジションです。
具体的には、ビジネス部門やプロダクトマネージャーと協働し、プロダクトの開発チームをリードし、アジャイル開発プロセスの定義や展開、管理などを行います。
それ以外にも、スプリント計画やリリース計画の作成や、デリバリープランの戦略、開発進捗とバックログ管理なども行います。
- ・アジャイルによるプロダクト開発経験
- ・プロジェクトやチームリーダー経験
- ・オフショア開発チームとの協働経験やリード経験 など
監査・内部統制
監査部門の責任者として、さらなる監査体制の強化や高度化を担うポジションです。
具体的には、ガバナンス強化に向けた国内外の監査業務や、事業部門やミドル・バック部門への監査業務、監査業務を通じて内部統制評価やコンサル機能の提供などを行います。
そのほかにも、執行部門との人事ローテーションの中で、現場での内部統制構築やリスクマネジメントなども行います。
- ・事業会社での監査部門経験
- ・監査法人などでの外部監査やコンサルティング経験
経理スペシャリスト
単体決算や連結決算、税務業務、管理会計などを行うポジションです。
総合職での求人ですが、2~3年の頻度でローテーションを行うため、複数事業を担当し、経理としてスキルアップできる環境があります。
また、培った知見を活用し、海外事業や経営企画などにチャレンジすることも可能です。
- ・コンサルティングファームなどで会計・税務関連業務の経験
- ・事業会社にて連結決算や税務申告、税務調査などの実務経験
- ・海外連結子会社の経理業務や内部統制業務の経験
オリックスの転職難易度
オリックスの転職難易度は比較的高いです。
その理由としては、大企業としての知名度が高く人気があるため、必然的に倍率が高くなることが挙げられます。
また、働く環境としても、非常に働きやすく、充実した福利厚生があるため、ますます人気に拍車がかかっているといえるでしょう。
オリックスへの転職は、簡単ではないことをあらかじめ理解しておく必要があります。
オリックスが転職者に求める人物像
高い専門性を持っており、チャレンジ精神豊かな人材を求めています。
オリックスは、常にチャレンジし続けている企業なため、こういった能力が求められるのです。
また、さまざまな価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる人材も求めています。
面接では、これらをアピールできるエピソードを用意し、面接に臨むと良いでしょう。
オリックスの転職までの流れ
オリックスの選考フロー
エントリー・書類選考
一次~二次面接・適性検査
想定選考官:人事・現場社員
想定内容:志望動機やキャリアプランなど、一般的な質問をされます。
最終面接
想定選考官:役員
想定内容:これまでの質問に加え、頑張ってきたことや挫折したことなどの質問をされます。
内定
オリックスの面接形式
面接は1対1、もしくは1対2で行われるのがほとんどです。
面接回数は基本的に2~3回ですが、ポジションによって異なります。
1回あたりの時間は1時間前後で終わります。
オリックスの面接内容
面接は、志望動機や今後のキャリアプランなど、一般的な質問から進みます。
それ以外にも、「学生時代や前職で頑張ってきたこと」や「逆に挫折したこと」などの質問をされることがあります。
また、「現状のマーケットを踏まえて、今後どのような戦略を執るべきか」といった深い質問をされることがあるので、どんな質問をされても大丈夫なように万全な準備をしておくことが必要です。
こういった深い質問は、他者と差をつけるチャンスともいえるので、具体的なエピソードを添えて回答できるようにしておきましょう。
オリックスの選考対策・口コミ
・公式サイトに載っている求人は非常に少ない
・求人情報はDODAなどでも確認できる
・価値観を問うような質問が多い
オリックスはどのような会社だと思うかを質問されました。常に業界より一歩先を歩いている会社だと思っていると伝えました。
基本的な質問をされた印象です。履歴書などを照らし合わせて回答していく形だったので、比較的回答がしやすかったです。
自己PRを重視しており、非常に掘り下げられました。自己PRは、自ら率先して行動できることを実体験をもとに話しました。
何に対して関心を持つかを質問されました。トレンドのあるもに興味があり、特にファッションや雑貨に関しては細かくチェックしているということを伝えました。
大学時代に頑張ったことは?と聞かれました。レポートやサークル活動など、幅広くできる範囲で真剣に取り組んでいたということを伝えました。
オリックスで働いている方の評判・口コミ
自発的に動くことができれば、裁量を与えられるのでさまざまな仕事をすることができます。中小企業オーナーとの商談が多く、人間的にも学ぶことが多くあるので、やりがいと成長を感じながら仕事することができるでしょう。
自己研鑽や研修に関するサポートが非常に手厚く、資格取得の補助金や学費など、会社が支給してくれます。研修は社内大学のような形で、好きな研修を受けることができ、上手に活用すればキャリア形成に役立てることができるでしょう。
仕事量自体は比較的多く、効率的に進める努力をしなければ、いつまでも終わらせることができません。しかし、効率的に進められるようになると、定時上がりや上司より先に退社しても問題ないです。有給休暇の取得もしやすく、全体的に8割以上は消化できていると思います。
口コミの要約オリックスの口コミを見てみると、自分から行動できれば裁量を与えられてやりがいと成長を感じながら仕事できることが伝わってきます。また、研修のサポートが手厚いため、スキルアップできる環境があることが伺えます。
オリックスの年収・給与
年収 | 885万円 |
---|---|
ボーナスの有無 | 年2回 |
昇給制度 | 年1回 |
残業手当 | 有り |
固定残業手当 | 有り |
通勤手当 | 全額支給 |
住宅手当 | 有り |
福利厚生 | 直営保養所、ベビーシッター助成制度、持株会など |
オリックスでの転職者の出世難易度
オリックスの出世難易度は比較的高いです。
出世をするためには、ノルマ達成は絶対条件であり、それ以上にさまざまな成果を残している必要があります。
在籍している社員は、優秀な方が多く、それぞれ多くの実績を残しており、その中から自分が出世するということは、なかなか難しいでしょう。
しかし、仕事に対する評価は平等であり、頑張れば頑張った分だけ評価される傾向があります。
また、一つの事業だけではなく、不動産部門や自動車部門などで経験を積んできることも出世のためのポイントです。
役職ごとの平均年収
弊社独自調査結果
20代後半 | なし | 600万円 |
---|---|---|
30代前半 | なし | 1,100万円 |
30代中盤 | なし | 1,100万円 |
30代後半 | なし | 900万円 |
40代前半 | なし | 1,400万円 |
40代後半 | なし | 1,100万円 |
50代前半 | 課長 | 1,400万円 |
オリックスはどんな人が働いている?
オリックスの従業員数
2,968名(単独)
32,235名(連結)
オリックスの平均年齢
43.7歳
オリックスの平均勤続年数
15.6年
オリックスの社風
オリックスは、比較的風通しが良く、部下が上司に意見しやすいという雰囲気がある企業です。
また、若手でも多くのチャンスが与えられるため、若いうちからでもスキルアップがしやすい環境があります。
積極的に業務に取り組み、目標意識を常に高く持っている方が昇進しやすい風土があるため、社員には新しいことにチャレンジする姿勢が求められます。
バリバリ働きながらスキルアップして、出世していきたいと思っている方には、向いている企業といえるでしょう。
オリックスのワークライフバランス
副業可否 | 可能 |
---|---|
勤務時間 | 9:00~17:00 |
休日 | 土日祝日(完全週休二日制) |
その他の休日・休暇 | 年末年始休暇、年次有給休暇、慶弔休暇、公職休暇など |
平均残業時間 | 月30~35時間 |
フレックス制度 | 有り |
リモートワーク | 有り |
産休・育休制度 | 有り |
時短勤務 | 有り |
オリックスの社長
井上 亮
1952年生まれ、東京都出身。
中央大学法学部卒業後、オリエント・リース(現・オリックス株式会社)に入社。
投資銀行本部副本部長を経て、執行役員プロジェクト開発本部長に就任。
その後も、常務執行役業務改革室管掌やオリックス・システム代表取締役社長、専務執行役グローバル事業本部長などを歴任し、2014年より取締役兼代表執行役社長・グループCEOに就任。
船舶や航空機、不動産、プロジェクトファイナンスなど、さまざまな経験を積み、今のオリックスを牽引している人物であり、自由と責任を与えて生産性の向上を目指している。
オリックス現職、OB/OGの有名人
宮内 義彦
1935年生まれ、兵庫県出身。
関西学院大学商学部卒業、ワシントン大学大学院経営学部修士課程修了後、日綿實業(現・双日株式会社)に入社。
海外統括部やオリエント・リース設立準備事務所を経て、1964年にオリエント・リース(現・オリックス株式会社)に入社。
企画課長兼大阪本社開発課長兼東京支店開発課長や社長室長、取締役などを歴任し、1980年に代表取締役社長に就任。
その後、取締役兼代表執行役会長・グループCEOに就任するが、2014年に退任し、それ以降は、新設のシニア・チェアマンに就く。
経営陣への助言を行うほか、オリックス・バファローズの球団オーナーも兼任。
オリックスの転職に関わるQ&A
オリックスへの転職について調べていると「オリックス ブラック企業」というワードを目にするかもしれません。
実際に、オリックスは仕事量が多く、大変という口コミは少なくありません。
ただし、濃淡は比較的ハッキリしており、常に忙しいというわけではないといえます。
また、残業した分はしっかりと支給されるため、バリバリ働いて稼ぎたいという方には、嬉しい企業でしょう。
オリックスは、比較的風通しが良く、部下が上司に意見をしやすい環境があります。
上司も部下の意見には耳を傾けてくれる方が多いので、働きやすく人間関係は良好な傾向があるといえるでしょう。
オリックスへ転職する方法
まずは公式採用HPで概要をチェック
オリックスの公式サイトにある採用情報ページから応募することが可能です。
求人情報のほかに、「企業について」や「オリックスの人と仕事」などが掲載されているため、企業研究に役立てることができます。
ただし、公式サイトに載っている求人情報は非常に少なく、内容も薄いため、物足りなさを感じるかもしれません。
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