2022/10/19 グループ企業
JALの転職事情。転職難易度や面接突破のコツなどを解説
JAL転職者の主なキャリアステップ
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日本航空株式会社に転職
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次の転職先
スカイマーク、ジェットスターなどの航空関連
三菱総研、EYコンサルティングなどのコンサル
JALの主な転職元・転職先
学歴主な学歴は、大学卒業や大学院卒業などが在籍しており、大学は国立大学や早慶MARCHといった有名私立大学の割合が高くなっています。
次の転職先JALからの転職先として、スカイマークやジェットスターなどの航空関連、三菱総研やEYコンサルティングなどのコンサルへ転職しています。
JALは、世界的知名度を持つ日本を代表する航空会社です。
国際線・国内線ともに、日本国内の航空企業のなかで最も長い歴史を持ち、その実績は国内外から非常に高く評価されており、2020年の輸送実績は国内線第1位、国際線第2位を誇っています。
航空機関連事業のみにとどまらず、クレジットカードや旅行パッケージ販売、農業といった分野も手掛けていて、2021年6月には、若者と生産者をつなぐ「青空留学」を株式会社ポケットマルシェと共同で取り組み、地域、ひいては日本の活性化を目指しています。
さらには、自動運転技術を搭載したパーソナルモビリティ運行サービスを羽田空港国内線の出発ゲートラウンジ全域に展開するなど、今後の活躍に期待できる企業です。
1951年設立、東京都品川区に本社を構えており、36,060名の社員が在籍しています。
JALでは、業務企画系や客室乗務職などのポジションで、国内外での勤務に対応できる語学力を有している人材を求めています。
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・大手の採用代行を行なっているので、マーケットに出てこない優良求人を多数保有
この記事でわかること
- JALの企業概要
- JALの転職ポイント
- JALの社風や企業文化
目次
JALに転職するポイント
JALの特徴
POINT
- ・日本国内でも圧倒的な知名度を誇る航空会社
- ・輸送実績は国内線で第1位、国際線で第2位を誇る
- ・法令遵守意識が非常に高く、真面目な風土
JALへ転職するポイント
POINT
- ・中途採用枠は非常に少ない
- ・業務企画系や客室乗務職にて求人募集
- ・航空機産業に必要とされるコンプライアンスがあることが大切
JALの企業概要
会社名 | 日本航空株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル |
社長 | 赤坂 祐二 |
設立 | 1951年8月1日 |
株式 | 上場(東証1部) |
株主構成 | 日本トラスティ・サービス信託銀行(10.61%) 日本マスタートラスト信託銀行(7.7%) 京セラ株式会社(2.26%) |
JALの売上
JALの売上推移
事業年度 | 2018年 | 2019年 | 2020年 |
---|---|---|---|
営業収益 | 1,487,261百万円 | 1,387,201百万円 | 482,778百万円 |
経常利益 | 165,360百万円 | 88,471百万円 | -406,854百万円 |
JALの最新ニュース
JALの事業内容
JALは、日本国内のみならず、海外でも圧倒的な知名度を誇っている航空会社です。
乗客に最高のサービスを提供することともに、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献することに目指しています。
JALの主な事業としては、下記の2事業を主軸に運営しています。
航空運送事業
旅客や貨物を国内外に航空機で運送している事業です。
主力として、航空旅客の搭乗手続きや案内業務、搭載貨物のコントロール業務などの航空旅客サービスや、客室や機体外部のクリーニング、航空機の誘導といったグランドハンドリングなどを行っています。
また、運送以外にも、航空機やエンジンの整備、機内食の調理、サービスの保守なども行っています。
JALの連結子会社6社、関連会社1社と共同して事業を展開しており、現在国内線は127路線、国際線は60路線と業界内トップクラスの路線を確保している事業です。
今後の展望として、航空運送事業における各種サービスのさらなる品質向上の取み組み、より質の高いサービスを提供していくことを目指しています。
その他の事業
航空運送事業以外のさまざまな業務を展開している事業です。
主力として、旅行の企画や販売などのパッケージ旅行の販売や、フライトやショッピングをする度にマイルが貯まるJALカード関連の展開を図っています。
また、地方創生の取り組みの一環として、観光農園や農家レストランの運営支援、プライベートブランド商品開発など、幅広くマルチに事業展開しています。
どの事業も、航空運送事業から独立した新たな事業領域のため、今後の成長に期待されている事業です。
JALの募集要項
自社養成パイロット
運航乗務員訓練生として航空機の操縦に携わる訓練を行うポジションです。
訓練地は国内外にあり、パイロットとしての必要な各種研修や訓練が行います。
全ての研修や訓練が修了したのち、パイロットとして航空機に搭乗します。
パイロットは非常に大きな責任があるため、精神的強さや肉体的強さが重要になる職種です。
必須な経験・スキル
- ・各眼の矯正視力が1.0以上(眼鏡・コンタクトレンズ着用可)
- ・各眼の屈折度が-6.0~+2.0ジオプトリーの範囲内
- ・心身ともに健康であり、航空機の乗務に支障がない
JALの転職難易度
JALの転職難易度は非常に高いです。
中途採用によるキャリア募集はそれほど多くはありません。
また、知名度が非常に高く人気のある企業なため、求人募集された場合は多くの応募者がいることが想定できます。
さらに、企業側から一定以上のスキルや経験を求められるほかに、健康面に対する要件が定められているため、応募条件を突破することが一つの壁といえます。
ただし、JALでは長期的なキャリア形成を重視しているため、実績に自身がない方でも採用してもらえる可能性はあるでしょう。
JALが転職者に求める人物像
JALでは、航空機産業で必要不可欠とされるコンプライアンスがある人材を求めています。
また、国内外の勤務に対応できる語学力を保有している人材や、多文化を尊重して常にプロ意識を持って行動できる人材も求めている傾向があります。
JALは、世界を回ることが多く、さまざまな地域や国籍の方と接する機会が非常に多いため、このような能力は必要不可欠です。
面接では、上記に加え、航空機産業に携わる者としての自覚を誇りを持ち、高い意欲で業務を遂行できるということをアピールすると良いでしょう。
JALの転職までの流れ
JALの選考フロー
エントリー・書類選考
一次~二次面接・適性検査
想定選考官:人事・現場社員
想定内容:志望動機や入社後のキャリアプランなど、オーソドックスな質問をされます。
最終面接
想定選考官:人事責任者・役員
想定内容:これまでの質問に加え、人柄や仕事の価値観などを確認する質問をされます。
内定
JALの面接形式
面接は応募者1人に対し、面接官複数人で行われます。
面接回数は基本的に2~3回あります。
1回あたりの時間は30分前後です。
JALの面接内容
JALの面接は、志望動機や入社後のキャリアプランなど、オーソドックスな質問から進みます。
それ以外にも、「自分を動物に例えると?」や「周りからどんな人だといわれる」などの人柄を判断するような質問をされます。
また、「仕事で注力してきたことは」や「これまでの仕事で苦労したことは」といった仕事の価値観を判断するような質問もされる場合があるため、自己分析を入念に行っておくことが肝心です。
さまざまな質問をされますが、「なぜほかの航空会社ではなくJALを選んだのか」を重要視しているため、面接官を関心されられるかどうかで採用確率は変動します。
JALはもちろんのこと、それ以外の航空会社の企業研究もしっかりと行い、JALの特徴を理解したうえで、面接に臨むようにしましょう。
JALで働いている方の評判・口コミ
毎月さまざまな国へフライトすることができるため、多くの刺激を受けることができます。また、日本とは違った海外の文化を知ることができるのも魅力的でしょう。ただし、精神的に疲れることも少なくないため、精神的な強さがないとつらく感じてしまうかもしれません。
教育体制はしっかりしており、入社後は2か月間の座学とOJTがあります。しっかりと研修があるため、独り立ちするまで安心して学べる環境があります。また、社員一人一人が一定以上のスキルを保有できるように考慮しているため、どんな方でもスキルアップしやすいでしょう。
航空会社ということもあって休みは不定期な傾向がありますが、相談することで希望の休暇を取得できます。長期休暇を取得しても嫌な顔されることもなく、取得しやすい雰囲気があります。航空会社のなかでも比較的ワークライフバランスは良いといえるでしょう。
口コミの要約JALの口コミを見てみると、さまざまな国の方と関わることができるため、日本にはない刺激を受けながら働けるということが伝わってきます。また、航空会社のなかでも比較的ワークライフバランスが良いため、働きやすい環境があるということが伺えます。
JALの年収・給与
年収 | 839万円 |
---|---|
ボーナスの有無 | 年2回 |
昇給制度 | 年1回 |
残業手当 | 有り |
固定残業手当 | 有り(職種による) |
通勤手当 | 有り |
住宅手当 | 有り |
福利厚生 | 社会保険完備、寮制度、社宅制度、制服貸与など |
JALでの転職者の出世難易度
JALの出世難易度は中程度です。
JALでは、採用した人材を時間をかけて育てていく文化が強くあるため、入社後は新卒社員や中途社員など関係なく、同様に評価されます。
そのため、短期間で出世できるということは難しいですが、長く働くことによって出世できる可能性は上昇していきます。
ただし、JALには優秀な社員が大勢在籍しているため、単純に長く働けば出世できるというわけではありません。
日々の努力を積み重て、コツコツと実績を残すことが必要不可欠といえます。
役職ごとの平均年収
弊社独自調査結果
20代後半 | なし | 600万円 |
---|---|---|
30代前半 | なし | 700万円 |
30代中盤 | なし | 700万円 |
30代後半 | マネージャー | 800万円 |
40代前半 | マネージャー | 1,000万円 |
40代後半 | マネージャー | 1,200万円 |
50代中盤 | なし | 1,000万円 |
JALはどんな人が働いている?
JALの従業員数
13,787名(単独)
36,060名(連結)
JALの平均年齢
40.4歳
JALの平均勤続年数
14.7年
JALの社風
JALは、非常に法令遵守意識が高く、真面目に業務を遂行するという風土がある企業です。
在籍している社員は温厚で優しい方が多く、分からないことや不明点などがあれば、気軽に相談できる雰囲気があります。
また、近年ではワークライフバランスの改善に注力しており、残業時間の減少や有給休暇取得率向上といった管理を推進しているため、新しい働き方のための制度も充実しています。
業務に対して堅実に取り組み、働きやすい環境で業務を遂行したいという方にとって、非常に向いている企業といえるでしょう。
JALのワークライフバランス
副業可否 | 可能 |
---|---|
勤務時間 | 変形労働時間制(職種による) |
休日 | 月10~11日(土日祝日を含む) |
その他の休日・休暇 | 年次有給休暇、慶弔休暇、特別休暇、介護休職制度など |
平均残業時間 | 月12.2時間 |
フレックス制度 | 有り |
リモートワーク | 有り |
産休・育休制度 | 有り |
時短勤務 | 有り |
JALの社長
赤坂 祐二
1962年生まれ。
東京大学大学院工学系研究科航空学専攻修了後、日本航空株式会社に入社。
2009年に安全推進本部部長兼ご被災者相談部長就任。
5年間の勤務を経て、2014年に執行役員 整備本部長に就任。
整備本部を中心とした豊富な現場経験と傑出した業績、幅広い人脈が評価され、2018年より、代表取締役社長執行役員に就任する。
JAL現職、OB/OGの有名人
植木 義晴
1952年生まれ、京都府出身。
慶應義塾大学中退後、航空大学校に入学。
卒業後は、操縦士として日本航空株式会社に入社、1994年に機長に就任。
17年間機長として勤務し現場経験を積んだのち、関連会社である株式会社ジェイエアの代表取締役副社長に就任。
2010年の経営破綻をきっかけに執行役員運行本部長へ就任し、2012年より6年間にわたってJALの社長を務めた。
2018年より取締役会長を務めている。
レジオンドヌール勲章シュヴァリエを受章した人物。
JALの転職に関わるQ&A
職種によって異なりますが、職種によっては24時間以上睡眠が取れないこともあります。
また、仕事上座っている時間が短いこともあります。
休暇などは十分に取ることができ、体力面での配慮は十分されていますが、年齢が高くなると体力が原因で辞めてしまう人も少なくありません。
乗客などから直接的に「ありがとう」といわれることにやりがいを感じる方が多くいます。
また、JALならではの技術に触れられることや、さまざまな経験を積めるということもやりがいに感じる方が大勢います。
JALへ転職する方法
まずは公式採用HPで概要をチェック
JALの公式サイトにある採用情報ページから応募できます。
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